Krush中島千博Sフェザー級王座決定トーナメント制覇!

 池袋で、『新幹線大爆破』と『太陽を盗んだ男』という邦画のスリリングなアクション映画を2本、食前酒がわりに観てから一路、後楽園ホールへと急いだ。『KRUSH133』を観戦するためだ。

 KRUSHは、K-1のプロフェッショナルの3ブランド(ワールドグランプリ、KHAOS)のうちの1つだ。恐らく、K-1のKと、CRUSH(破壊)をミックスした造語だろう。
 午後5時開場で、午後5時30分からはプレミナリーファイトが露払いの如く開催された。いつの頃からかプレミナリーファイトと、オシャレな(!?)ネーミングでの呼称をつけられたか。要するに本戦前の前座、しょっきりである。
 プロレスとかでは第0試合として、本戦の流れとは無関係の花相撲的なカードが組まれることが多いが、K-1ではまだあまり有名ではない選手、キャリアの浅い選手の腕試し、お披露目の場としての役割も果たしている。残念ながらプレミナリーファイトのボーナストラックは間に合わず、午後6時本戦からの観戦になった。

 イントロダクションの如く煽りVや、選手入場式やレフェリー紹介などがあり、やっとこさ試合が始まったのが6時半。プロボクシングしかり、試合始まる迄が長過ぎる。もっとテンポよくいかなきゃ。近年はどのプロ格闘技も煽りVや、リングアナ口上での情報が長すぎ、多すぎ、観客を無理に誘導しすぎ。もっとサラッとすすめてほしい。見方を強制してるように思う時もある。
 観客の見方は自由だし、お涙頂戴とかこの選手は苦労してるみたいな、送り手側からのイメージ操作やリードは程々にしてほしい。先日のプロボクシングでも感じた。
 ラウンドガールもK-1の各ブランドごとで違うデザインのコスチュームを身につけているのは、ブランド分けのイメージ戦略をわかりやすくするのに一役買っている。こんなことも、企業努力と思う。

 試合の実況解説者は、グラビア・アイドルの熊田曜子が務めた。彼女は、K-1のラウンドガールを一度と、プロボクシング亀田興毅の武道館とエディオンアリーナで2回務めているし、適任だろう。またいつか、華やかなコスチューム姿のラウンドガールを見てみたいものだ。
 この日、レフェリーとして参加した岡田敦子は、元プロのキックボクサーで才色兼備としても有名だ。スタイルもよく、美人である。長渕剛夫人となり、事実上、芸能界から引退した志穂美悦子2世としてアクション映画で活躍してほしいが、彼女自身は、そんな気はないだろうなあ。めちゃくちゃ美人なのに、もったいない。タレント活動や、ラウンドガールもして欲しいなぁ。

“剣華姫”岡田敦子の復帰戦だった2007年9月9日のJ-Girls『十六夜祭り』より

■ Krush.133
日時:1月28日
会場:後楽園ホール

<メインイベント第9試合 第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦3分3R・延長1R>
○中島千博(POWER OF DREAM)
 判定 3-0(30-28、30-28、29-28)
●横山朋哉(リーブルロア)
※中島が新王座に

<セミファイナル第8試合 -66.5kg契約3分3R・延長1R>
○近藤魁成(日本/大成会館/キックボクシングジム3K)
 1R 0分40秒 KO
●アラン・ソアレス(ブラジル/ブラジリアンタイ)

<牧平圭太引退エキシビションマッチ2分2R>
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
 勝敗無し
牧平圭太(HALEO TOP TEAM)

<第7試合 Krushフェザー級3分3R・延長1R>
●龍斗(team NOVA)
 判定0-3 (28-30、28-30、27-30)
○兼田将暉(RKS顕修塾)

<第6試合 Krushフェザー級3分3R・延長1R>
●桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
 3R 1分50秒 3ノックダウンKO
○國枝悠太(二刃会)

<第5試合 Krushバンタム級3分3R・延長1R>
●橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス)
 判定0-3 (All 27-28)
○中澤誠弥(PITBULL)

<第4試合 Krush女子アトム級3分3R・延長1R>
○チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)
 判定3-0 (30-28、30-28、30-27)
●Kiho(TeamK.O.Garage)

<第3試合 第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)3分3R・延長1R>
●山本直樹(優弥道場)
 2R 1分32秒 2ノックダウンKO
○横山朋哉(リーブルロア)

<第2試合 第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)3分3R・延長1R>
○中島千博(POWER OF DREAM)
 1R 2分56秒 2ノックダウンKO
●友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)

<第1試合 第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト3分3R・延長1R>
●野田哲司(PURGE TOKYO)
 1R 1分11秒 左ハイキックKO
○斎藤祐斗(JK TRIBE)


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