J-Girls女子キック「十六夜祭り」は札止め超満員の盛況

 女子キックのJ-Girlsが9日、新宿Faceにて「十六夜祭り」を開催。立ち見客で溢れかえる会場を大いに賑わせた。
 メインイベントには保険体育の非常勤講師を務める田島はるが、浪速の女子高生ファイターMaiを迎撃。突進攻撃を身長差でかわしつつ、巧みなフットワークの防御で練習の成果を披露。同僚の先生たちと大勢のファンの声援を受け見事勝利を飾った。試合後のインタビューでは「パワー不足が課題」と反省しつつ、「テクニシャンとしての進化を目指す」という。
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ミニフライ級 ニューヒロイントーナメント 決勝戦
田嶋はる(アクティブJ)判定3-0 Mai(健心塾/ニュージャパンキックボクシング連盟)
 セミファイナルはビジュアル・ファイター同士の再戦となったが、前回集中力を欠いて星を落とした谷山ジムのムエタイ戦士・古谷あさみが、”闘うナース”山口貴子にリベンジ成功。試合後の控え室で山口は、TARGET-Zの伊藤隆コーチに「勝とうとする意欲が見られなかった」と諭され、辺りはばからず号泣していた。
 この日は「日韓3対3の対抗戦」も組まれ一勝一敗一分けの結果に。チャクリキジムから独立してフリーになった岡田敦子の復帰戦だが、若干16歳にしてデビュー戦だという韓国のジャン・ウンジョンが未曾有のスタミナでベテランを翻弄。引き分けに持ち込んだ。元女子レポーターという経歴がクローズアップされる”剣華姫”こと岡田だが、再デビュー戦を飾れなかった。
 J-GIRLSフェザー級王者の佐々木仁子は、チームドラゴンの看板を背負って韓国のザン・ヨンエにつけいる隙を作らず、小刻みな回転のパンチで次々にダウンを奪い、2R1分10秒にKO勝利をモノにしている。
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前原あい 佐々木仁子の笑顔 ビジュアル・クイーン正木純子はモデルにしてムエタイ志向
 場内を沸かせたのは”ヤンキー上等”こと三上麗子(谷山ジム)と、広島でキックボクシングのコーチをしているというアサミの一戦だ。アマキックの大会ではMVPを獲得しているアサミには、大挙して応援団が駆けつけていたこともあり、その教科書通りの首相撲からの膝蹴りに会場内が盛り上がった。ただし、パンチの破壊力は三上のほうが数段重い。1R開始早々に文字通りアサミの出鼻をくじいて出血させて以来、試合の主導権は終始三上が握っており、膝の防御に課題が残ったものの辛くも逃げ切った。三上はプロ・デビュー戦ということで固くなった嫌いがある。
 この日は5時半からアマチュア大会も8試合組まれ、メインイベントには、ヘッドギアなしのAリーグ・ルールで中学生ファイターの陣内まどかが出陣。清水瑠美に勝利している。次回は11月4日のディファ有明大会だ。
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パワーファイター三上麗子 韓流3選手 集中力に勝った古谷あさみ 中学生・陣内まどか