マドメドレスル・ガサノフがミドル級王座防衛!ACA 135

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 1月28日(現地時間)にチェチェン共和国グロズヌイで『ACA 135: Gasanov vs. Dzhanaev』が開催された。
 ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
 今大会のメインはミドル級王座戦で王者マドメドレスル・ガサノフがアブドゥル・ラクマン・ジャナエフの挑戦を受けた。元々はサラーム・アブドゥラクマノフがミドル級王者だったが、長期欠場の為、暫定王座決定戦でガサノフが勝利し、その後、そのまま正王者と認定され初防衛戦となる。しかも現在、破竹の11連勝中という事もあり下馬評でも王者が圧倒的有利となっている。そして試合はガサノフが圧倒。テイクダウンを奪ってグランドで上になって打撃を入れ続けるガザノフに対し、ジャナエフは防戦一方。そのままラウンドが進み、4R終了で遂にジャナエフが試合続行不可能となり、王者ガサノフがTKO勝ちで王座防衛を果たした。
 セミファイナルではバンタム級戦が組まれアブドゥル・ラクマン・ドゥダエフとルスタム・ケリモフのロシア人対決となった。MMA15戦全勝というレコードもありケリモフが下馬評では有利となっている。そして試合は序盤は攻めたドゥダエフだが、2Rにはケリモフが肩固めを極めかけるという猛攻を見せ、なんとか脱出したドゥダエフだったが、判定でケリモフが勝利となった。

■ ACA 135: Gasanov vs. Dzhanaev
日時:2022年1月28日(現地時間)
会場:ロシア連邦チェチェン共和国グロズヌイ

<ミドル級王座タイトルマッチ>
○マドメドレスル・ガサノフ(ロシア/王者)
 4R 5分00秒 TKO
●アブドゥル・ラクマン・ジャナエフ(ロシア/挑戦者)

<バンタム級>
○ルスタム・ケリモフ(ロシア)
 判定 3-0
●アブドゥル・ラクマン・ドゥダエフ(ロシア)

<フライ級>
○ラスル・アルバスカノフ(ロシア)
 判定 3-0
●アレクサンドロ・プライア(ブラジル)

<バンタム級>
○シャミル・シャクブラトフ(ロシア)
 3R 4分31秒 三角締め
●イゴール・ジルコフ(カザフスタン)

<バンタム級>
○トマス・ディーク(チェコ)
 1R 1分49秒 袖車絞め
●ムラド・カラモフ(ロシア)