セルゲイ・ハリトーノフがタイロン・スボーンにTKO勝ち!Eagle FC 44

(C)EFC

 1月28日(現地時間)にフロリダ州マイアミで『Eagle FC 44: Kharitonov vs. Spong』が開催された。
 このEFC(Eagle Fighting Championship)はロシアのMMA団体Gorilla Fighting ChampionshipをMMA無敗で引退した元UFCライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフが買収して、大会名をヌルマゴメドフのニックネーム「ジ・イーグル」からとった大会名に変更し、メジャー団体となるべく精力的に活動している。2021年にはUAE Warriorsとの合同興行も成功させた。
 今大会は米国進出しての超ド級のビッグマッチが組まれた。K-1やグローリーで活躍し、現在はボクシングでも活躍している“キング・オブ・リング”ことタイロン・スボーンがMMA復帰し、その相手はあの超大物セルゲイ・ハリトーノフという夢のカードがメインとなった。試合は当然、テイクダウンを狙うハリトーノフが1Rは浴びせ倒すようにスボーンを倒してマウントポジションを奪ってマウントパンチ連打。スボーンは顔をガードするしか出来なかった。続く2Rも倒されるのを恐れて前にでれないスボーンの足を掴んでテイクダウンに成功したハリトーノフがまたもマウントポジションを奪ってマウントパンチ連打。遂にレフェリーがストップしてハリトーノフのTKO勝利となった。
 セミファイナルでは、あの元UFC世界ライトヘビー級にしてUFC殿堂入りしているラシャド・エヴァンスがMMA復帰戦を行った。対戦相手は同じくUFCにも参戦しているガブリエル・チェッコ。下馬評は過去の実績は凄いが、一度、現役引退してるエヴァンスが不利となっている。しかし試合はエヴァンスが得意のレスリングを生かしてテイクダウンからグランドで上を奪いポイントを稼ぐ戦法で判定勝ち。エヴァンスが判定勝ちで復帰戦を勝利した。

■ Eagle FC 44: Kharitonov vs. Spong
日時:2022年1月28日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ

<ヘビー級>
○セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)
 2R 2分55秒 TKO
●タイロン・スボーン(スリナム)

<ライトヘビー級>
○ラシャド・エヴァンス(米国)
 判定 3-0
●ガブリエル・チェッコ(ブラジル)

<バンタム級>
○レイ・ボーグ(米国)
 判定 3-0
●コーディ・ギブソン(米国)

<ウェルター級>
○ラマザンクラ・マゴメドフ(ロシア)
 判定 3-0
●ジョン・ハワード(米国)

<ライト級>
○ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)
 1R 2分49秒 TKO
●アンソニー・ヌジョクアニ(ナイジェリア)


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