代打出場デリック・メーメン判定勝ち！3・26『Abu Dhabi Warriors 2』

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　2015年3月26日にアラブ首長国連邦ドバイで『Abu Dhabi Warriors 2』が開催された。
　2012年に第一回大会が開催され、今回は第二回大会となる。豊富なアブダビのマネーで世界各国からファイターを集結させた万国博覧会の様な豪華な大会となった。

　メインでは、あのエメリヤエンコ・ヒョードルを苦しめた事で一躍知名度が上がり、近年は、ロシア東欧のMMA大会と日本のIGFを主戦場にしているブレット・ロジャースが、ベラルーシのキックボクサーとして輝かしい戦績を誇り、2002年からはMMAに転向し東欧ファイターとしてM-1などを主戦場にしているアレクセイ・クジンが対戦する予定だったが、直前でクジンが欠場となり、デリック・メーメンが代打で抜擢された。主にWSOFを主戦場にしている北米ファイター、メーメンだが、ホーレス・グレイシーに勝利した実績もあり、侮れない選手だ。試合は、緊急参戦となったメーメンがフルラウンド戦いぬき判定勝ち。かつての思い切りの良さが無くなったロジャースは勝ったり負けたりを繰り返す選手となり、逆にメーメンは前戦でカナダヘビー級の雄、スメリーニョ・ラマに敗れWSOFヘビー級王座決定戦で敗れたうっぷんを晴らし、今後の復活が期待される事になった。

　セミファイナルでは、あのケビン・ランデルマンから一本勝ちして事実上、引退に追い込んだロシアのバガ・アガエフと、パンクラスで高阪剛から勝利した実績もあるマイク・カイルという、これまたヘビー級迫力満点のカードが組まれた。試合はなんと、カイルがギロチンチョークで一本勝ち。3連敗中だったカイルだが、大舞台での勝利で復活の狼煙をあげた。

　日本のファンには注目されたと思われるのは、ブルガリアのスヴェトロザル・ザヴォフと桜井隆多と対戦だ。試合はザヴォフが圧勝。試合開始早々、膝蹴りからギロチンを仕掛けたザヴォフがその後、打撃でもグランドでも圧倒。最後はマウントからギロチンチョークで桜井を仕留め、見事に一本勝ちした。

　この試合速報は、あくまで電子書籍の宣伝である為、試合結果を簡単に報じるだけです。『週刊マット界舞台裏』は、タダシ☆タナカ記者や谷川貞治氏の海外格闘技界裏情報、稲垣收記者のUFC専門家による大会見所考察など、より深い内容の記事が掲載されています。こうした記名記事こそ、『週刊マット界舞台裏』は海外に圧倒的に強いという理由であり、記名記事が他媒体と圧倒的な差異があります。ブログ欄の速報だけで判断せず最強陣容を誇る各記名記事を是非、読んで頂きたい。
マット界舞台裏3月26日号ノア奥底NJC広島決勝藤波WWE殿堂パンクラスKASSEN2安生洋二長瀬

■　Abu Dhabi Warriors 2
日時：2015年3月26日
場所：アラブ首長国連邦ドバイ

＜ヘビー級／5分3R＞
○デリック・メーメン
　判定　3-0
●ブレット・ロジャース

＜ヘビー級／5分3R＞
○マイク・カイル
　1R 1分55秒ギロチンチョーク
●バガ・アガエフ

＜ミドル級／5分3R＞
○スヴェトロザル・ザヴォフ
　1R 4分40秒ギロチンチョーク
●桜井隆多

＜ライト級／5分3R＞
○ウェイロン・ロー
　判定　3-0
●マテウス・テロドルチェック

＜ミドル級／5分3R＞
○サビエル・フォウパポカン
　2R 2分44秒バーバルタップ
●パヴェル・ドロフテイ

＜ウェルター級／5分3R＞
○ジム・ウォルヘッド
　1R 3分10秒 KO
●ホドリゴ・ヒベイロ

＜ライト級／5分3R＞
○ジェシー・ロンソン
　2R 3分24秒　ギロチンチョーク
●ガジ・ザイプラエフ

＜75キロ契約／5分3R＞
○ヴァスコ・ボコチェビッチ
　1R 4分04秒 TKO
●ダヴィド・マトセビッチ

＜ミドル級／5分3R＞
○マックス・ヌネス
　3R 4分10秒 TKO
●レネ・ボーリンガー

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