[週刊ファイト1月20日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼アダム・コール頭ブロディ・キングAEW契約マット・ハーディ地元負Sゲバラ
(c) AEW 編集部編
■ AEW Dynamite
日時:1月12日(現地時間)
会場:米ノースカロライナ州ローリー PNCアリーナ
ニュース面からの今回のDynamiteは、実質はいったん解散となったROHからブロディ・キングが登場。現地翌日にはAEW所属になったことが発表されたこと。出てきたのはマラカイ・ブラックがペンタゴンを襲撃する箇所であり、全身刺青の怖い危険キャラはコンビになる模様で、The Kings of the Black Throneとのチーム名を授かっている。特番Battle of The Beltsはシャーロットの会場から、こちらも生中継でローリーにあるPNCアリーナからだった。
順番に従って戻すと、実況も言う通りでもはやトップスターの一員であるアダム・コール、さらに元アンディスピューティド・エラというか、ReDragonのカイル・オライリー&ボビー・フィッシュの3人がリングインするところから。対して、一応はアダム・コールとはスーパークリックを組んでいるも、ReDragonとはタッグ王座を狙うライバルだから闘うことになるヤングバックスが出てくる。コロナで番組出れなかったのだが、「2日で復帰した」とうそぶくも、日本はようやく隔離期間が10日に短縮とか議論されてるんですが・・・。もっとも米国は1日で100万人超える感染者数なので、桁が違い過ぎて話にならない。
さらにオレンジ・キャシディらベストフレンズ軍もなだれ込んでくるのだが、これはオレンジ君が急所打ちされ、異星人クリス・スタットランダーはDMD(と会場も合唱)のDr.ブリット・ベイカーにカーブストンプされてと返り討ちにされる出番に。特筆すべきは、これまで番組上では一切触れてなかったのだが、ベイカーとコールが実生活ではカップルというのを今回初めて出したことか。何度かKISSしてました。もっとも、ゴシップを先に冒頭箇所に出すなら、今回のメインのサミー・ゲバラ君、昨年8月の地元テキサスからの番組ではいかにも同じラテン系ぽっちゃり型の婚約者にリング上で指輪差し出してプロポーズしていたのに、その彼女とは別れたばかりか、今付き合っているのはブラジル出身のタイ・コンティというから手が早い。この件はさすがに番組上では触れられていないのだが・・・。
試合は先週のMJFの指名からウォードロウvs.CMパンクなんだが、これが後半の志田光がレフェリーに試合を止められるカードとの整合感がないというか、まぁ担当エージェントが違うから仕方ないという弁解と、全体のロジックの統一が出来てないミスと糾弾すべきなのか・・・。とにかくもう一方的にウォードロウが、場外のテーブル葬含めて7回だったか8回だったか、パワーボムで何度も何度も叩きつけてCMパンクは息も絶え絶えという展開デザインになるのだ。最後の最後だけ、くるっと回ってパンクが3カウント取るのだが(笑)。
いや、いずれウォードロウがMJFと仲たがいしてベビーフェースにターンすることは皆さんわかっている道筋ではあるのだが、今回はこういう風にするのかと、やや違和感を残したのかも。