ケビン・ナッシュWWE殿堂入り!スティング前哨戦完勝!ハルク・ホーガン&スヌープ・ドッグ夢舞台!3・23『RAW』

(c)2015 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 現地時間3月23日夜に放送された『RAW』は、『レッスルマニア』直前の番組だけあって、大きな動きが見られた。まず、今年のWWE殿堂入りとして、あの“ビッグ・セクシー”ケビン・ナッシュの殿堂入りが発表された。WWF、WCWの2大王座に輝き、90年代のプロレス界の中心であったナッシュ。ディーゼルとして、WWF王座に君臨した後、盟友スコット・ホールと共にWCWへ電撃移籍、ハルク・ホーガンと共にnWoを結成し、世界中に大ブームを巻き起こした立役者である。211センチという長身でありながら、従来の巨人型レスラーにありがちな怪物(末端肥大症)ではなく、均整の取れたルックスは、まさに“ビッグ・セクシー”のニックネームにふさわしい。

 また、番組は、冒頭からなんと、スティングが登場した。「マンデー・ナイト・ローの開始だ!」とRAWではほぼ初めてとなるマイクアピール(WWEネットワークでのインタビューはあった)。現在の番組名は『RAW』だが、敢えて、月曜テレビ戦争時代のWWFの番組名『マンデーナイト・ロー」と言う事によって、WCWの番組名『マンデー・ナイトロ』とも聞こえるように発音した。これは、WCW責任者だったエリック・ビショフがWWEに登場時に、盛んに使っていた台詞でもあり、崩壊後14年経ってもWCWを支持するファン(WWE発売のDVDでスティングやWCW関連の商品は売上上位である)へのメッセージだろう。そして、WCW最後の戦士として『レッスルマニア』でトリプルHを葬る事を宣言。すると、トリプルHの妻であるステファニー・マクマホンがリングに現れる。しかし、ステファニーの挑発もスティングには通じず、怒ったステファニーが平手打ちをしようとするが、逆にスティングに腕を掴まれてしまう。妻のピンチに慌てて、トリプルHが駆け付け、スレッジハンマーを手にするも、スティングは黒バットを持ち出し臨戦態勢。これには勝てないとトリプルH夫妻はすごすごと逃げていってしまったのだった。前哨戦はまたしても、スティングの圧勝だった。

 ヒップホップMCとして有名で、WWEファンでもあるスヌープ・ドッグもリングに上がった。『レッスルマニア』でのアンドレ・ザ・ジャイアント杯バトルロイヤル参戦をアピールするカーティス・アクセルが現れ、今は俺の時代だとうそぶく。そこに、ハルク・ホーガンが登場だ。ホーガンとスヌープ・ドッグで、俺達の名声は世界的に知れ渡っているが、アクセルなど知らんとからかう。顔を真っ赤にして、ホーガンに殴りかかるアクセルにキツイお仕置きをして、会場は爆発。スヌープ・ドッグがシャツを脱ぐと、なんとハルカマニアのタンクトップだった。ホーガンとスヌープ・ドッグの夢舞台に観客は酔いしれたのだった。レジェンド達の共演はいつも観客を魅了するという事だ。

 なお、今回の番組はLAのステイプル・センターからの生中継。客席にはロック音楽マニアには神であるのみならず、スモーキー・マウンテン・レスリング(SMW)の裏オーナーとして多額の私財を援助してきたマット界の大恩人でもある、リック・ルービン様が「大変なWWEファン」という形容で客席の姿が紹介されていた。スレイヤー他、数多くのプロデューサーとしても知られている。


WWE: For The Hero In All Of Us 噂のNBC Universalとの連動企画始動!

■ WWE RAW 
日時:2015年3月23日(放送日)
場所:アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス

<シングルマッチ>
○ドルフ・ジグラー
 ピンフォール
●ダニエル・ブライアン

<シングルマッチ>
○ルセフ
 アコレード
●ジャック・スワガー

<6人タッグマッチ>
○ロス・マタドールズ、エル・トリート
 ピンフォール
●セザーロ、タイソン・キッド、ナタリア

<シングルマッチ>
○ニッキー・ベラ
 ピンフォール
●ペイジ

<10人タッグマッチ>
○タイタス・オニール、ダレン・ヤング、ライバック、ザック・ライダー、エリック・ローワン
 ピンフォール
●ザ・ミズ、ダミアン・ミズドウ、アダム・ローズ、ザ・アセンション

<タッグマッチ>
○Rトゥルース、ディーン・アンブローズ
 ピンフォール
●スターダスト、ルーク・ハーパー

電子書籍版はマット界舞台裏4月2日号レッスルマニア藤波メデューサReina後楽園リアルジャパンYokkaoに収録されました。

WWE情報をオフィシャルサイトでチェックしよう!
WWE 日本オフィシャルサイト
WWE – J SPORTS オフィシャルサイト

WWEは国内最大のスポーツ専門TV局J SPORTSにて放送中!
※ 放送に関する情報はJ SPORTSホームページ
またはJ SPORTSカスタマーセンター(03-5500-3488 10:00~18:00)まで

 このブログ欄は、あくまで電子書籍のプレビューであり試合結果を簡単に報じるだけです。『週刊マット界舞台裏』は、海外特派員元祖の井上譲二記者、タダシ☆タナカ記者や谷川貞治氏の海外業界裏情報、稲垣收記者のUFC専門家による大会見所考察など、より深い内容の記事が掲載されています。これが『週刊マット界舞台裏』は海外に圧倒的に強いという理由であり、他媒体と圧倒的な差異があるという事です。ブログ欄の速報だけで判断せず最強陣容を誇る海外ネットワークによる電子書籍コンテンツを是非、読んで頂きたい。
マット界舞台裏3月26日号ノア奥底NJC広島決勝藤波WWE殿堂パンクラスKASSEN2安生洋二長瀬

▼お申し込みは簡単!最新号はこちらから
wkbutaiura089MixCoverマット界舞台裏3月26日号ノア奥底NJC広島決勝藤波WWE殿堂パンクラスKASSEN2安生洋二長瀬
【他媒体と圧倒的な差異~UFC/ベラトール/WSOF国際情勢詳報ダントツNo.1!海外情報局】
マット界舞台裏2月12日号WWEレインズAシウバRAWトリプルHキシェンコCMLLマキシモ
マット界舞台裏2月19日号WWEスティングUFCラウジーTNA金網戦WSOFリーガ・エリテ
マット界舞台裏2月26日号TJシン快挙WWEトリプルHラシュリーTNAベンヘンUFCミスティコ
マット界舞台裏3月5日号WWEファーストレーンTANドリュ―ROHサモア・ジョーJモンソン
マット界舞台裏3月12日号UFCロンダWWEコメディアン痛快TNAラシュリーROHブリスコ
マット界舞台裏3月19日号UFC185見どころ祭典考察WWEコリー君殿堂TNAギャローズ
マット界舞台裏3月26日号WWEスティング毒蛇共闘AJスタイルズFWE王座UFC2新王者誕生