デミアン・マイア勝利！ブラジル勢圧勝！3・21『UFC Fight Night 62: Maia vs. LaFlare』

　2015年3月21日にブラジル・リオデジャネイロで『UFC Fight Night 62: Maia vs. LaFlare』が開催された。
　ナンバーシリーズより地区予選大会的な要素の強いファイトナイトシリーズ故、メインにはブラジル対アメリカのカードがずらり。ほかアンダーカードにはブラジルをはじめとした中南米の選手が多く参戦した。

　そんな中、メインイベントでは、柔術セレブ、２１世紀のヒクソン・グレイシーの異名をとるデミアン・マイアが、アメリカの新鋭ライアン・ラフレアーと対戦した。キャリアを考えればマイアなのだが、37歳という年齢的な懸念もあり、なんと下馬評ではラフレアーがやや上という屈辱的な数字が出ていた。しかし、試合はマイアが圧倒。テイクダウンを奪い、グランドで上をキープしてパウンドから肩固めを狙う展開が全ラウンド続き、マイアが完勝。下馬評を覆し存在感を示した。

　また、セミファイナルは勢いに乗るエリック・シウバが、ジョシュ・コスチェックと対戦。パンチラッシュでコスチェックを追いこみ、苦し紛れに組みついてきたコスチェックをギロチンチョークで仕留めシウバ圧勝。見事な勝利で王座戦へ駒を進めた。

　また日本の戦極で活躍したレオナルド・サントスもトニー・マーティンをチョークで仕留め、ブラジル勢が勝利を重ねる展開で会場も盛り上がった。

　アンダーカードでは、日本で注目されたと思われるカードとしてケヴィン・ソウザと菊野克紀が対戦。ソウザが打撃で圧倒し、最後は菊野の顎をソウザの右が捕え、菊野は前のめりにダウンして失神。ソウザが秒殺勝利で完勝した。

　この試合速報は、あくまで電子書籍の宣伝である為、試合結果を簡単に報じるだけです。『週刊マット界舞台裏』は、タダシ☆タナカ記者や谷川貞治氏の海外格闘技界裏情報、稲垣收記者のUFC専門家による大会見所考察など、より深い内容の記事が掲載されています。こうした記名記事こそ、『週刊マット界舞台裏』は海外に圧倒的に強いという理由であり、記名記事が他媒体と圧倒的な差異があります。ブログ欄の速報だけで判断せず最強陣容を誇る各記名記事を是非、読んで頂きたい。
マット界舞台裏3月26日号ノア奥底NJC広島決勝藤波WWE殿堂パンクラスKASSEN2安生洋二長瀬

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■　UFC Fight Night 62: Maia vs. LaFlare
日時：2015年3月21日
場所：ブラジル・リオデジャネイロ

＜ウェルター級／5分5R＞
○デミアン・マイア
　判定　3-0
●ライアン・ラフレアー

＜ウェルター級／5分3R＞
○エリック・シウバ
　1R 4分21秒ギロチンチョーク
●ジョシュ・コスチェック

＜ライト級／5分3R＞
○レオナルド・サントス
　2R 2分29秒リアネイキドチョーク
●トニー・マーティン

＜女子バンタム級／5分3R＞
○アマンダ・ヌネス
　1R 1分56秒 TKO
●シェイナ・ペイズラー

＜ライト級／5分3R＞
○ジルベウト・バーンズ
　3R 4分14秒腕十字
●アレックス・オリヴェイラ

＜フェザー級／5分3R＞
○ゴドフレイド・ペペイ
　1R 3分14秒、三角絞め
●アンドレ・フィリ

プレミアムカード
＜ライト級／5分3R＞
○フランシスコ・トリナルド
　判定　3-0
●アクバル・アレオラ

＜フェザー級／5分3R＞
○ケヴィン・ソウザ
　1R 1分31秒 TKO
●菊野克紀

＜ライト級／5分3R＞
○レアンドロ・シウバ
　2R 2分45秒ギロチンチョーク
●ドリュー・ドバー

＜ライト級／5分3R＞
○レオナルド・マフラ
　判定　3-0
●ケイン・カリゾーサ

＜ライト級／5分3R＞
○クリストス・ギアゴス
　1R 3分12秒リアネイキドチョーク
●ジョルジ・デ・オリヴェイラ

＜フライ級／5分3R＞
○フレディ・セラーノ
　3R 1分34秒 TKO
●ベントレー・サイラー

この大会の電子書籍版はマット界舞台裏4月2日号レッスルマニア藤波メデューサReina後楽園リアルジャパンYokkaoに収録されました。