力道山の命日にあたる12月15日(水)、東京大田区の日蓮宗・池上本門寺にて、『没58年法要』が営まれた。
法要には次男の百田光雄、孫にあたる百田力の他遺族、プロレスラーや関係者などおよそ70人が参列。先日、末期の肺ガンだった事が力から発表された百田光雄は、宣告の経緯や闘病、その後の経過を報告した。
参列した藤波辰爾&LEONAと、百田光雄&力の親子タッグ
お上人が読経を唱える中、参列者が線香をあげ、偉大なる日本プロレスの祖の冥福を祈った。
焼香が終わると、百田光雄の妻・保恵さんが御礼を述べると共に、百田光雄の闘病と、現状を報告した。
今回は百田光雄が回復して初の公の場という事で、多数のレスラーがお見舞いを兼ねて参列しており、皆、元気な姿に安堵の表情を浮かべていた。
記念撮影終了後、囲み取材に応じた百田光雄によると、異変を感じたのは今年初旬だったとのこと。痩せてきた事と、右胸から首にかけて激痛がありレントゲンを撮ったところ、当初は糖尿病の症状と診断されたという。
しかしその後も改善しなかったため入院した百田光雄が再度精密検査を受けたところ、末期の肺がんである事が判明、全身に転移して余命幾ばくも無いと宣言されてしまった。
手術は出来ない進行度合いという事で、一縷の望みで抗癌剤と放射線治療に挑んだ百田だったが、劇的に症状が改善。体重も一時は30kg以上減って激ヤセしたそうだが、髪が抜けたりする後遺症もほとんど無く、現在は20kgほど体重を戻してトレーニングも再開しているとのこと。
現在脚を痛め欠場中の力ともども、一日も早いリング復帰が待たれる。
その後場所を移しての食事会となったが、そこで新間寿氏が、最後に力のストロングスタイルプロレス参戦と、百田家を名誉会長に据えた正統なコミッショナー、殿堂設立をブチ上げた。
力道山時代の日プロからの日本プロレス・格闘技界の生き証人である過激な仕掛け人・新間寿氏の新たな仕掛けが大きなうねりを巻き起こす2022年のプロレス界となりそうだ。
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