[週刊ファイト12月16日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼今週の要:白川未奈リブ・モーガン涙メイク違いSpellbound魅せられて
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・先週号反省会「なんですかあのスターダムの下品な写真は」とのお叱り
・ヒッチ映画『白い恐怖』現実と非現実の混合!シュート/ワークの境界線
・ブラックジャック・ランザ86歳逝去!マリガンとのコンビでカウボーイ組
・薬物/飲酒影響試合途中オカシクなったジェフ・ハーディWWE解雇処分
・全日最強タッグ決勝-DDTグランプリ同級生対決-スターダム2.5倍躍進
・makes me wonderなのか?決断問う開戦80周年天国への階段BGM
―― サイトではオモテに公開する冒頭箇所からいくと、今週面白かったのはリブ・モーガンのプッシュですかねぇ。いずれベッキー・リンチ陥落、次世代の戴冠がありです。
オフレコ ちょうど先週に白川未奈の黒髪ホラー・メイクというか、涙を描いていたんで、前号の段階では黒髪になったマンディ・ローズとの比較で掘り下げたんだが・・・。
▼拍手だけ声援ナシ逆手:黒髪未奈ストリップ特だし劇場(ジュリア)躊躇肝
―― ところがリブ・モーガンも、そういえば現AEWのルビーSOHO姉御が解雇された時点から、涙のメイクをずっとやってました。ライオット・スクワッドにいましたから。ユニットのリーダーがルビーだったんです。2018年のWWE大阪公演でロンダ・ラウジーと来た時も、大会後はカラオケ行ったのを本誌はスクープしてあります。
▼ロンダ・ラウジーとの大阪の夜:早朝には上海に向かう強行軍だが・・・
オフレコ ライオット・スクワットは公私ともに一緒のリアルなユニットで、ロンダもオフでは行動を共にしていた。
―― 今回のRAWではちょっと違う、涙粒を散りばめるようなメイクでRAWのメインイベントに登場したんですけどね。
オフレコ その先週号は、猫山文楽拳記者から「なんですかあのスターダムの下品な写真は。とにかく品がない。ファン目線でえげつない」とお叱りを受けた。
―― でも、自前取材の大会レポート詳細版より、我々の担当稿の方がヒット数は断然に取れています。元アイドルのちゃんみな、もとから下品なSexyポーズで売ってる選手ですから。
オフレコ 目立つカットを出す路線の方が売れ行きが良いにせよ、まずは肝心の大会レポートを読んでくださいはあるけどね。
▼大阪ユニット対抗戦と両国クイーンダム スターダムいざ躍進イヤー締め
―― いずれにせよ中野たむが、ちゃんみなを引っ張る代々木大会のカードは、正直、期待を下回った。本人がスグに元のヘアカラーに戻していることからも、涙メイクの評判は芳しくありません。ところがリブ・モーガンのメイン抜擢は、紙芝居の煽り付き。17年前のRAWで女子初のメインだったトリッシュ・ストラウスvs.リタ戦を見て、プロレスラーになると誓ったリブちゃんの物語が番組で紹介されて、お客さんのハートを一気に掴みました。
オフレコ 続く現地では翌日生中継のNXT 2.0では、ジョニー・ガルガノのお別れプロモが事実上の目玉メインだった。ここでも「6歳の太っちょだった俺が、プロレスを見て感化されて・・・」をやっていた。もう出てきた時から、お客さんの反応がPlease don’t Goの大合唱で、すでに出来上がっていたのはあるけど、やはり自身のプロレス原体験を語ると感情移入してしまう。
―― 実際、リブちゃん物語の実写とアニメを組み合わせたような紙芝居の少女時代のリブを演じた女の娘が会場に呼ばれていて、リブが負けたところでカメラがアップで表情を捕え、「どうして負けちゃったの」を顔で語ります。やらせではありますが、これの評判も良かった。
オフレコ 大会レポートのサイト公開版にダミアン・プリスートのSNSをそのまま出したけど、「あのリブを応援する少女は、俺たち全員のことなんだ」との、短いけどパワフルなコメントがすべてだろう。選手のみならず観客含めて、そこに自身の姿を見たというこっちゃ。
▼RAWビッグE金網Day-1元旦PPV仕込みメインにBリンチLモーガン