NXTケイ・リー・レイ先行権ダコタ・カイ男子ブロン・ブレイカーJガルガノ

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■ WWE NXT2.0
日時:11月30日(現地時間)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 番組はPPV12・5『WAR GAMES』男女のカードの先行権を賭けたシングル戦が、最初とトリに組まれる全体の編成に。Toxic Atrractionの3人と組むダコタ・カイと、紫雷イオらがいるチームのケイ・リー・レイなんだが、この二人はスターダムでやってるに違いない。非常にスムーズで面白かった。ハシゴを使っての攻防は足を引かっけて吊られた状態とか、リハやってる箇所が見えたところもあるんだが、良く出来ましたと誉めるしかない。この二人にシングル戦させたという点もミソになる。

◆紫雷イオ女子WAR GAMES戦前に歓喜「私たちがアドバンテージを獲得したぜ!!」

 紫雷イオが「NXTウォーゲームズ」を前に女子ウォーゲームズ戦の先行入場のアドバンテージを獲得して「私たちがアドバンテージを獲得したぜ!!」と自身のツイッターで歓喜した。日本時間12月6日に行われる「NXTウォーゲームズ」の5対5女子ウォーゲームズ戦を前にケイ・リー・レイとダコタ・カイが先行入場のアドバンテージをかけたラダー戦で激突。試合前に両チームが睨み合うとイオは因縁のNXT女子王者マンディ・ローズと殴り合ってヒートアップした。さらに試合ではケイ・リーがダコタと意地のぶつかり合う激しい攻防を展開すると最後は顔面へのスーパーキックからラダー上のブリーフケースを取り外してアドバンテージを奪取。イオはチームメンバーの勝利に歓喜すると自身のツイッターでは「私たちがアドバンテージを獲得したぜ!!」と投稿した。

 イオ&ケイ・リー&ラケル・ゴンザレス&コーラ・ジェイド vs. トキシック・アトラクション&ダコタ・カイの女子ウォーゲームズ戦が行われる「NXTウォーゲームズ」は日本時間12月6日にWWEネットワークで配信される。


 チェース大学教授、アンドレ・チェイスは現地時間SmackDown放送終了後に配信開始の『205 LIVE』ではソロ・シコアと尺を貰ったシングル戦やらせて貰ったのだが・・・。今回はキャメロン・グライムスのケイブンに沈む咬ませ犬に。役割はともかく、『WAR GAMES』では成金男グライムスと、ポーカー野郎でオーストリア人アクセントを強調するデューク・ハドソンが髪切りマッチである。言い出した方が坊主になるのが業界のお約束なのだ。


 先週ではNew School対Old Schoolと言っていたんだが、今回はカーメロ・ヘイズら新世代組は2.0軍とのこと。出てきたのは旧世代代表で出てきたのはジョニー・ガルガノだ。小さい常連客ばかりのパフォーマンス・センターなので、ジョニー・レスリングの異名もあるガルガノへの声援が凄い。名乗り出たのは上層部プッシュの本命ブロン・ブレイカーである。これで番組トリのカードが決まった。


 欧州組インぺリアムのタッグ王座に挑戦するチームを決めるお題目で、ファンタズマ軍(ラウル・メインドーサ&ホアキン・ワイルド)vs.カイル・オライリー&ヴォン・ワグナーも組まれた。大人のファンにはケツは丸見えなんだが、新Sexy Boyザイオン・クインと、エレクトラ・ロペスの絡み、親分サントス・エスコバに一発かます場外戦も同時進行する。

 ワグナーの豪快ラリアットとオライリーの水面蹴りの合体技はハイ&ローだって。橋本真也の役だな。このままいっちゃうんだろうなぁ。


 ジョー・ゲイシーさんの社会学の講義、今宵は「クルーザー級はどうあるべきか」なんだそうで、体重で区切るのはオカシイと。よって練習生を並べて大きいのもいれば、女子とやってもいいじゃないかと講釈を垂れるのみならず、まずは知らない若手選手を片付けて、次は「じゃぁ女子だ」と続けて試合になりそうとなったところで、ダイヤモンド・マイン御一行が出てくると。

◆中途半端なままのダイヤモンド・マイン!WAR GAMESはクルーザー級?王座戦

 ということで乱闘になるのだが、ゲイシーには囚人キャラ?のハーランド(パーカー・ブードロー)がいる。インディー時代からの因縁を知ってるアメプロ・マニアならともかく、唐突なクルーザー級の定義崩壊以下、PPVの前煽りセグメントとしてはやや弱いかも。


 ウーソズの実弟ソロ・シコアと、ちゃんとした選手紹介ビデオが流されたイドリス・イノフェは、やはり知らないままの選手がやられるカードとは意味が違ってくる。伝統のフロッグスプラッシュでサモアが勝利ではあるのだが、イドリス・イノフェは覚えられたかも。マネージャーになろうと、ローバート・ストーンがメモ取ってたけど(笑)。

 試合後にメイクしたBOAが襲撃して、闘った二人なのにシコアがイノフェの手を取っていたから、両者ベビーフェイスのようだ。


 夫デクスター・ルミスの右手がやられて、妻インディー・ハートウェルを医務室に残してペルシャ・ピロッタが、二人まとめて相手にした回もあったのだが、今回も未だインディーは心配で試合やる気なしという設定で、知らない二人と闘うタッグ戦。これはダメだろう。インディーが悪いんではなく、こういう試合デザインを作った担当者、こんなの面白くないです。


 メインが男子のWAR GAMES、アドバンテージ(先行権)をかけてのジョニー・ガルガノvs.ブロン・ブレイカーのシングル戦。このカードをここで切ったというのがどういうことなのか。WAR GAMES大会後にWWEとの契約が切れるガルガノを思えば極めて意味深であり、どっちに転んでもイイという判断なのだろうか。


 ジョニー・レスリングが若いブロンをリードするので、さすがにトリは中身で締めてくれた。そりゃブレイカー勝利になるんだが、それはまぁどうでもいい。そもそも、先行の方が有利って、あんまし関係ないと思うのだが・・・(笑)。


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’21年12月09日号猪木Last Stand 韓国I編集長 スターダム代々木 RIZIN神戸 師走’70