ONE初の女子大会『ONE EMPOWER』女子アトム級 トーナメントベスト4決定!平田樹 判定勝!山口芽生 判定敗!準決勝カードはファン投票によって決定!

©ONE Championship
 ONE CHAMPIONSHIPは、9月3日(金) ONE初の女子選手だけの大会『ONE Championship “ONE EMPOWER”』を開催した。メインイベントのタイトル戦では、ション・ジンナン(中国)が判定勝利で5度目の防衛に成功。女子アトム級 (47.7㎏–52.2kg) 8人トーナメントでは、ハム・ソヒ(韓国/元RIZINスーパーアトム級王者)、スタンプ・フェアテックス(タイ/4位、元ONEアトム級キック、ムエタイ王者)、リトゥ・フォガット(インド)、平田樹(日本)がベスト4進出。リザーブマッチに出場した山口芽生(日本)は判定敗け。
 女子マッチは、基本的な筋力も違う男性と違いKOが少ないが、判定では打撃を重視しているのか?テイクダウンやグランドでのポジションより、有効打でなくとも見栄えのある打撃をポイントでとっていると感じる試合が多かった。


ONEでは、女子アトム級ワールドグランプリの準決勝は、ファン投票によって決定と発表。
オンライン投票は始まっており、投票は9月10日に締め切られ、9月24日の「ONE: REVOLUTION」で準決勝の組み合わせが発表される。


 “ONE Championship”APP、ABEMA TV公式Youtubeチャンネルでもライブ配信された。

■ ONE Championship “ONE120 EMPOWER”
日時:2021年9月3日(金)
開始時間:リードファイト現地19:30(JST 20:30)メインファイト現地20:30(JST 21:30)
会場:シンガポール・インドアスタジアム
メインイベント
<ONE MMA世界女子ストロー級(52.3㎏–56.7㎏)タイトル戦 5分5R>
○ション・ジンナン(中国/王者)Xiong Jing Nan-56.7㎏, 1.0027
 判定3-0
●ミッシェル・ニコリニ(ブラジル/2位)Michelle Nicolini-56.35 KG, 1.00832位)Michelle Nicolini-56.35 KG, 1.0083

 打撃のション・ジンナンと組技のミッシェル・ニコリナの図式となったタイトル戦は、1R右ストレートでダウンを奪ったション・ジンナンが柔術王者の経歴を持つミッシェル・ニコリナの組をしのぎ判定勝利で5度目の防衛を果たした。

<第7試合 ONE MMA 女子アトム級 (47.7㎏–52.2kg) ワールドグランプリ・クォーターファイナル 5分3R>
●デニス・ザンボアンガ(フィリピン・24歳/ONE女子アトム級1位)Denice Zamboanga-51.4㎏, 1.0070
 判定1-2
○ハム・ソヒ(韓国・33歳/元RIZINスーパーアトム級王者)Seo Hee Ham ―52.2㎏, 1.0164

 RIZIN王座を返上 & 脱退後の復帰第1戦でONE参戦、トーナメント戦でいきなり1位のデニス・ザンボアンガと対戦。ハム・ソヒは、前にでて打撃でプレッシャーをかけるが、有効打はなし、試合内容ではデニス・ザンボアンガが、テイクダウンを奪い、グラウンドでのポジショニングでも優位に立っていたが、判定は割れ、スプリットながらハム・ソヒが2-1で辛勝。

 有効打はなくとも打撃の見た目で裁定したのか?最終3Rには偶然のバッティングで両者出血。額からの出血が酷かったデニス・ザンボアンガの返り血でハム・ソヒの黄色のコスチュームも真っ赤になるほどだった。バッティング後も優位なポジションをキープしていたのはデニス・ザンボアンガだった。

<第6試合 ONE MMA 女子アトム級 (47.7㎏–52.2kg) ワールドグランプリ・クォーターファイナル 5分3R>
○スタンプ・フェアテックス(タイ・23歳/4位、元ONEアトム級キック、ムエタイ王者) Stamp Fairtex-51.95㎏, 1.0044
 判定2-1
●アリヨナ・ラソヒナ(ウクライナ・30歳/3位)Alyona Rassohyna-52.0㎏, 1.0074

 2月5日シンガポール・インドア・スタジアムで配信放送(開催は1月22日)された大会『ONE Championship“UNBREAKABLE Ⅲ”』でアリヨナ・ラソヒナにフロントチョークで敗戦したスタンプ・フェアテックスのリベンジ戦が早くも実現。打のスタンプ・フェアテックスがアリヨナ・ラソヒナの組をしのぎ切りスプリット判定でリベンジ成功を果たした。

<第5試合 ONE MMA 女子アトム級 (47.7㎏–52.2kg) ワールドグランプリ・クォーターファイナル 5分3R>
●メン・ボー(中国・24歳/2位)Meng Bo-52.2㎏, 1.0053
 判定0-3
○リトゥ・フォガット(インド/26歳)Ritu Phogat ―52.05㎏, 1.0103

<第4試合 ONE MMA 女子アトム級 (47.7㎏–52.2kg) ワールドグランプリ・クォーターファイナル 5分3R>
○平田樹(日本・21歳)Itsuki Hirata ―52.2㎏, 1.0036
 判定3-0
●アリース・アンダーソン(米国・26歳)Alyse Anderson ―52.15㎏, 1.0176

 3Rバックブローから右フックでノーカウントのダウンを喫したが、試合全体のペースを握っていた平田樹が判定勝利

<第3試合 キックボクシング アトム級(47.7㎏–52.2kg) 3分3R>
○アニッサ・メクセン(フランス/元GLORY女子スーパーバンタム級(60kg)王者)Anissa Meksen ―52.15㎏, 1.0103
 2RTKO 2分27秒 ※左フックによるダウン後レフェリーストップ
●クリスティーナ・モラレス(スペイン)Cristina Morales-51.55 KG, 1.0049

元GLORY女子王座経験のあるアニッサ・メクセンが大会唯一のKOをみせた。

リードカード
<第2試合 ONE ムエタイ ストロー級(52.3㎏-56.7kg)3分3R>
○ジャッキー・ブンタン(アメリカ)Jackie Buntan ―56.45 KG, 1.0191
 判定3-0
●ダニエラ・ロペス(アルゼンチン)Daniela Lopez ―56.7 KG, 1.0241

<第1試合 ONE MMA 女子アトム級 (47.7㎏–52.2kg) ワールドグランプリ・リザーブマッチ 5分3R>
●山口芽生(日本)Mei Yamaguchi-52.15㎏, 1.0057
 判定0-3
○ジュリー・メザバルバ(ブラジル)Julie Mezabarba-51.55㎏, 1.0027

 ベテランとなる山口芽生が昨年2月28日『One:KING OF THE JUNGLE』で今大会トーナメントにも出場しているデニス・ザンボアンガ(フィリピン)戦以来の出場で、ONE初参戦のジュリー・メザバルバのリーチと接近戦での膝で主導権を握られ判定敗けを喫した。

※体重は計量時とハイドレーション・テストの数値
ONEでは水抜きによる急激な体重増減を禁止しており、規定体重をクリアしてもハイドレーション・テストをパスしないといけない。尿比重(尿中の水分と水分以外の物質の割合を算出した割合)が1.00250以下が基準上限とされ、1.0250以下は合格。1.0251以上の値は不合格となり、1日目または2日目に体重とハイドレーション・テストに失敗した選手は、大会当日朝にもテストを行う。


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