ボラドールJr.が予選突破!CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦+サイコ・クラウンが勝利!AAA

(C)CMLL

 9月3日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
 今大会のメインではインデペンデンシア杯(独立記念日杯)予選が行われた。ミスティコ、ボラドールJr、エル・バリエンテ、スタルJr.、ゲレーロ・マヤJr.、アウダス、ウルティモ・ゲレーロ、テンプラリオ、エチセロ、ドラゴン・ロホJr.、カンセルベロ、ヘメロ・ディアブロ1号とテクニコ、ルードのトップ勢から、若手まで多くのルチャドールが参戦。そんな中、最後まで勝ち残ったのはボラドールJr.とウルティモ・ゲレーロというテクニコとルードの大物二人だった。そして試合はトップロープに上がったゲレーロにボラドールJr.がフランケンシュタイナーを決めてフォール勝ち。ボラドールJr.が予選突破を果たした。

■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2021年9月3日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

<インデペンデンシア杯予選>
勝者:ボラドールJr.
参戦選手:
ミスティコ、ボラドールJr、エル・バリエンテ、スタルJr.、ゲレーロ・マヤJr.、アウダス、ウルティモ・ゲレーロ、テンプラリオ、エチセロ、ドラゴン・ロホJr.、カンセルベロ、ヘメロ・ディアブロ1号

<6人タッグマッチ>
○アトランティス、ティタン、アトランティスJr.
 2-1
●ネグロ・カサス、グラン・ゲレーロ、イホ・デル・ビジャノ3号

<6人タッグマッチ>
○ブルー・パンテルJr.、レイ・コメタ、エスピリトゥ・ネグロ
 2-1
●フェリーノJr.、ポルボラ、エンフェルメロJr.



(C)AAA

 9月3日(現地時間)にメキシコ合衆国アグアスカリエンテスでAAAアグアスカリエンテス大会が開催された。
 メキシコの二大ルチャリブレ団体のひとつAAA。1992年、CMLL(当時の団体名はEMLL)のブッカーを務めていたアントニオ・ペーニャが独立し、メキシコシティに設立して旗揚げ戦を開催した。アメリカンプロレスを意識したエンターテイメント性の強いプロレスを推し進めてメキシコを基盤に南米やアメリカへの人気を獲得していく。
 今大会のメインは宿命のライバルであるサイコ・クラウンとレイ・エスコルピオンがシングルマッチで激突した。長年抗争を続けてきた両雄は最終決着戦マスカラ・コントラ・カベジェラ(敗者、覆面剥ぎか髪切りマッチ)でサイコが勝利して一応の決着がついたものの、まだまだ抗争は続いている。今回はエスコルピオンのピンチにイエドラが乱入するも、ファビーもサイコの加勢に入ってきて乱闘。この隙にサイコがウラカンラナでエスコルピオンを丸めこんでフォール勝ち。今回もサイコが勝利となった。
 セミファイナルには遂に新生ダイナマイト兄弟がAAAで試合を行った。モチョ・コタJr.、カルタ・ブラバJr.、ティト・サンタナ相手に大乱戦となり更に両陣営のセコンドも入り乱れて場外で大乱闘となり、両軍、リングに戻らずカウントアウトの引き分けとなった。新生ダイナマイト兄弟もAAAの台風の目となりそうだ。

■ AAAアグアスカリエンテス大会
日時:2021年9月3日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国アグアスカリエンテス州アグアスカリエンテス

<シングルマッチ>
○サイコ・クラウン
 ピンフォール
●レイ・エスコルピオン

<6人タッグマッチ>
△サンソン、クアトレロ、フォラステロ
 両者リングアウト
△モチョ・コタJr.、カルタ・ブラバJr.、ティト・サンタナ

<6人タッグマッチ>
○ミステシスJr.、イホ・デル・ビキンゴ、タウルス
 ピンフォール
●プーマ・キング、アルヘニス、ラティゴ