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24時間後に迫った現地土曜夜開催の『サマースラム』を前に、番組は顔芸のエッジから。これがあとのセグメントのセス・ロリンズに繋がる。2014年にエッジを引退に追いやったケガの相手でもあり、セスの決め台詞Burn it Downを使ってお前を燃やし尽くす、と。
試合は『サマースラム』でのタッグ王座戦が決まっているレイ・ミステリオvs.ジェイ・ウーソのシングル戦から。前回のドミニクのアシストが今回はレフェリーに見えてしまい退場となって、ジェイのフロッグスプラッシュが決まるケツに。
マネー・イン・ザ・バンクのブリーフケースをビッグEから盗んでいたバロン・コービンさん、ケビン・オーエンズとの試合のケツはどうでもよくて、追ってきたビッグEをかわしてまた逃げました。ゴールドバーグ試合のケツに絡むんでしょうか?
かかとをくじいて手術までやったナタリア姉御が3週間後にもう復帰とは治りが早い。記者的には「もっとショッツイ・ブラックハート&ティーガン・ノックスを出せ」だけなんだが、試合内容は印象に残らないままショッツイがナタリアを丸め込んで、まるで驚きの勝利みたいな絵にしていたんだが・・・。はい、ショッツイNOXが女子タッグ王座挑戦権獲得です。
そのロリンズ、いつもの悪趣味な柄の派手なスーツでなく、今宵は純白で決めてきたなと思って演説を聞いているとスクリーンにエッジが現れて・・・。
上から超大量の墨が降ってきてセスは真っ黒になると(笑)。大掛かりで絵になるからよろしいかと。客を入れるようになって、会場客にも大きな印象を残したであろうからこれはアリだ。
ストリート・プロフィッツとアルファ・アカデミーの抗争、今回はモンテズ・フォードにオーティスがベイダー・スプラッシュを決めるシングル戦でした。
NXTにいたリック・ブーグス、いつシンスケと組んで試合するんだろと思っていたが、ようやくアポロ・クルーズ&コマンダー・アジーズとのタッグ戦で実現。怪力を生かしてアポロをカレリン・リフトで右に左に投げまくり、最後もフォール取らせて貰えたんだからこれはご褒美だろう。日本からの視聴者目線でも感謝なのだった。
発表されているビアンカ・ブレアvs.サーシャ・バンクスだが、実現するかどうか予断を許さない。なにしろデルタ株は2度接種を終えていても感染がありうるようで、巡業が始まって普通は前哨戦を毎晩やったりするのがWWE流なんだが、二人は外されていたからだ。もっとも本日は夫のモンデス・フォードも出ているから、ビアンカはクリアして戻ったようなのだが・・・。
普通はFACE OFFとか最後の煽りをやるものだが、サーシャは出て来ずで恐らく急遽、 ゼリーナ・ベガ(画像上)とカーメラの二連戦でお茶を濁すというか・・・。そんな二人が勝ったりとかあるわけないんだけど。
番組トリがジョン・シナ様の会場登場であって・・・。そりゃフェニックスのお客は大喜びでTシャツとかも売れると。ただ、飲酒運転でのジミー・ウーソの度重なる逮捕に目をつぶりお咎めナシで番組に出ているように、ローマン帝国政権は当面変わらないのであって・・・。シナさん、1,2,3だとお客さんにさかんに合唱させていたけど、サマースラムの専門媒体としての興味はセス・ロインズvs.エッジの内容と、女子RAW王座のトリプルスレッド戦のケツの付け方でしょうか。
■ WWE SmackDown
日時:8月20日(現地時間)
会場:アリゾナ州フェニックス フットプリント・センター
◆中邑真輔&リック・ブーグスがクルーズ&アジーズを撃破してタッグ戦初勝利!
“WWEのキング”こと新IC王者中邑真輔&リック・ブーグスが因縁の前王者アポロ・クルーズ&コマンダー・アジーズとタッグ戦で激突し、試合はデビュー戦となったブーグスがクルーズをボディスラムで沈めて勝利を飾った。序盤、中邑は打撃からライダーキックでアジーズに攻め込めば、アジーズもアッパーカットで反撃して白熱の攻防を展開。さらに中邑が延髄切りからダイビング・ニーをアジーズに決めるも狙ったキンシャサが不発となると、交代したブーグスがクルーズを捕まえるとエアーギターのパフォーマンスからパンプハンドルスラムを決めて3カウント。中邑は先週のIC王座奪取に続いてタッグ戦でもクルーズ相手に勝利すると、自身のデビュー戦を勝利で飾ったブーグスとタッグ戦初勝利を実況ブースに上がって踊るパット・マカフィー解説員と祝った。
◆ジョン・シナがPPV直前に王者ローマン・レインズを丸め込み「1・2・3!見えっこねぇ!明日会おう」
ジョン・シナがPPV「サマースラム」の直前に舌戦を展開した王者ローマン・レインズをスクールボーイで丸め込むと「1・2・3! 見えっこねぇ! 明日会おう」と挑発した。PPV「サマースラム」のユニバーサル王座戦で対戦する王者レインズ(with ポール・ヘイマン)と挑戦者シナが番組エンディングで対峙すると、シナは「明日することは1・2・3とフォールすることだ。俺は王座戴冠レコードを塗り替える。不可能を可能にして王座を腰に巻くぞ」と大一番に自信を示した。
一方のレインズは「わかってないな。お前は俺より優れていると思っているのか?」と疑問を投げかけると「俺がユニバーサル王者として会場を去るか、WWEを去るかだ」と自ら退路を断つ発言をしてシナと握手を交わしたが、シナはそのまま襲撃を狙うレインズをスクールボーイで丸め込むと「1・2・3! 見えっこねぇ! 明日会おう」と挑発した。レインズ vs. シナのユニバーサル王座戦が行われるPPV「サマースラム」は日本時間8月22日にWWEネットワークで配信される。
■ WWE 215 LIVE
日時:8月20日(SmackDown終了後WWEネットワーク配信開始)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center
◆イケメン二郎がイケメンスラッシュでチェイスとの接戦を制す
“ジャパニーズ・ハンサム・スタイル”イケメン二郎が『205 Live』で対戦したアンドレ・チェイスをイケメンスラッシュで沈めて勝利を収めた。「ジャケットパンチで倒してやる」と意気込んだ二郎は序盤にハリケーン・ラナからジャケットパンチで攻め込めば、チェイスもネックブリーカーやアッパーカットで反撃して激しい攻防を展開。さらに二郎はジャケットパンチ連打から延髄切り、ムーンサルトと連続攻撃で攻め込むも、チェイスのSTFに捕まってピンチに。
驚異の粘りで窮地を脱した二郎は場外へのムーンサルトからスワントーンボムを決めるも肝心のイケメンスラッシュが不発。さらに二郎はチェイスのパワーボムを何とかカウント2で凌ぐと最後はターンバックルに誤爆したチェイスにイケメンスラッシュを叩き込んで勝利を収めた。
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