[ファイトクラブ]ブロンソン・リードら解雇ビンスNXT改悪通告!?-海外目線五輪他週総括

[週刊ファイト8月19日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼ブロンソン・リードら解雇ビンスNXT改悪通告!?-海外目線五輪他週総括
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・米NBC平均視聴者1550万人の惨敗!海外通信員からの東京五輪評
・こんな開会式が見たかった!~最終2兆円税金無駄遣い五輪の功罪
・渡辺直美は女ボス役MIKIKO演出案~飯伏幸太重病説と失笑ワープロ
・記憶に残る池江璃花子~モニカ・アボット上野由岐子ライバル物語まで
・AEW潰しで水曜2時間裏番組を仕掛けたNXTが原点養成機関戻し?
・アメプロ高視聴率「東京五輪のおかげで色々考えさせられる週だった」


―― トップ画像は、お客さんから「Facebookで”いいね”してるんだけど、新しいエントリーが更新されてもスグにウォールに来ない」と言われました。各エントリーに「いいね」する前にページ全体への「いいね!」が必要、というのをあらためて知らせておく必要があるとなりました。

米NBC平均視聴者1550万人の惨敗!海外通信員からの東京五輪評

オフレコ NXTの話は後半にして、それにしても開会式に続き五輪閉会式も酷いショーだったという件から。上記とかは週刊文春のスクープ以降に漏れてきたMIKIKO先生演出案による幻の企画案絵コンテなんだけど、カウントダウンにAKIRAのバイクが疾走するものからだった。

―― これをやっていたら、どれだけ世界に対する日本発信のオリンピックが違って見えたことか。

オフレコ 長く米国暮らしだったボクの場合、日本で生まれ育った段階では正直、漫画とかアニメに熱中したタイプではなかった。なので最初に真面目に見たアニメが、米国のTVで何度も何度も放送されたAKIRAやGhost in The Shellになる。日本のアニメというのは凄いんだ、輸出できている文化なんだと認識をあらたにした。
それは大半の一般米国庶民にとっても間違いなくこの2つだったハズ。今でこそ「アニメの日本」は広く定着しているけど、最初のインパクトはなんであったのかという話や。だからAKIRAのバイクが疾走する絵に「ニッポン発五輪」の意味があったのに、あのしょうもない開幕式でどれだけマイナス印象のスタートだったことか。

―― 米国で独占放送権を持つNBCの発表によるとプライムタイム(日本のゴールデン)の平均視聴者数が1550万人、前回リオ大会比だと42%ダウン、ロンドン五輪からは半分という惨憺たる数字でした。海外通信員最強ネットワークだと胸を張れる本誌としては、膨大な量の五輪メールが届いていることもあり、「海外目線からの東京五輪とマット界」を掘り下げる使命があります。

オフレコ エディ・ゴールドマンは最初からOlympics or Busty止めちまえ!を延々とやっていて、これだけの悪材料で強行するのは狂気の沙汰だと。マイク・ラノは親日家で反対なんだけど、彼の論旨もやたら長い。本誌は同じ意見である必要はないんでそれぞれで構わないんだが、海外からのプレッシャーがあり今週はTOKYO 2020を取り上げない訳にはいかなくなった。

こんな開会式が見たかった!~最終2兆円税金無駄遣い五輪の功罪

―― 週刊文春が「台本11冊を入手」やってくれました。計1199ページの変遷。まぁ我々が8月5日号でやった通りなんですが・・・。

▼週総括:無観客コロナ五輪-Sポルキー追悼-新日本東京ドーム深淵分析

[ファイトクラブ]週総括:無観客コロナ五輪-Sポルキー追悼-新日本東京ドーム深淵分析

オフレコ Perfumeお立ち台セリ上がり演出なら文句ナシ。閉会式の東京スカパラ、別に嫌いじゃないしボクでも知ってるんだけど、海外公演もやったとかはどうでもよくて、世界でCDが売れたは考えられない。

―― グローバルでは誰も知らない。海外通信員からも、「樹木のダンサーは良かった。有名なのか?」は聞かれても、(音楽通を知っているのに)バンドについて書いてきた記者は1名もおらず。

オフレコ それどころか「♪SUKIYAKIをやったのはstereotypicalな日本イメージであり、あれは批判あったんじゃないか?」と、マイク・ラノから心配のメールが届いたのがすべてを象徴していた。

―― なにしろ、CAC(カリフラワー・アレイ・クラブ)総会に長与千種が招かれた時、長与さんが歌手でもあることを知ってる主催者側のアホが(マイク・ラノ原文)、「♪SUKIYAKI歌ってくれ」と無謀なリクエストをやってしまい、それでもChigusaは躊躇いながらも歌ったという苦い、恥ずかしかった経験が蘇ってしまったから、と。

オフレコ NXTでも紫雷イオが日本食レストランに誘い、相棒ジョーイ・スタークが寿司を吐き出すスキットやってたのを、我々日本人は笑って見てたのに、アメリカ人の方が「これは差別だ」と怒りまくっていたからなぁ。

▼紫雷イオ懇親会ゾーイ・スターク「ノー・サンキュー」とハグをはぐらかす

NXTイケメン二郎惨敗!Jガルガノ勝利もIハートウェル抱擁接吻Dルミス

―― 名前知らなくてもフランス国家歌ったオペラ女性歌手は圧巻だったとか、閉会式は次のパリが目立つモンなのですが、ジェット機が国旗色を描いて、エッフェル塔下でブレイクダンスと完全に持っていかれました。まして、台風情報優先で途中で途切れるは、終始画面に台風情報テロップと、あれは本当に必要だったのか? やはりエンタメ軽視の国なんだなぁと。

オフレコ 映画マニアとしては、ああ、ダニエル・クレイグが、ジェイソン・ステイサムが走ってた屋上はあそこかぁとか、自転車の疾走も記憶に残った。

渡辺直美は女ボス役MIKIKO演出案~飯伏幸太重病説と失笑ワープロ

―― そっちになりますよねぇ~。文春によれば、MIKIKO先生案だとやはりマリオも登場してリオ五輪閉会式から物語が繋がる演出だったのですが、利権主義の電通、あのTHE DENTSUに潰されてしまった。

オフレコ 渡辺直美をブタに見立てた演出家のクビが飛んだけど、MIKIKO案だと忙しく働くオフィスの女ボス役が渡辺直美だった。父親が日本人、母親が台湾人の台湾出身がビジネス・ウーマンとして現場を仕切ってる。オリンピックは「多様性」がテーマじゃなかったのか。

―― 開会式も閉会式もバラバラの極み。「1824台ドローンを飛ばした地球はCGIじゃない」とはラノ通信員に返事しましたが、文春の記事でやはりMIKIKO先生の原案だと確認取れました。

オフレコ こうなったら次のPerfumeやBABYMETALの舞台演出に、どう広島出身勢が幻の演出の一部でも反映させ、本当にグローバルなファンベースを持つステージが世界の隅々にまで届いてくれるか。

オフレコ 延々と五輪話やってるように思われるかもだが、実はこれが今週のマット界総括の肝でもある。30分番組『ワープロ』は今頃鷹木信悟vs.棚橋弘至で、性懲りもなく「ギリギリまで待つ」、「当日の朝10時にHPで発表」を冒頭でやっていた。

―― それは先週号で叩いてあります。飯伏が無理なことは早くからわかっていたことなのに。

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[ファイトクラブ]週総括:吉野正人引退-AEWパラダイムシフトWWE-東京コロナ5000+

オフレコ プロレスは格闘演劇だからLIVE中継でなくても良いという考えが、いかに間違っているかは一体何度、本稿で繰り返し指摘してきたことか。

―― 今週号でもTERUZ記者が最後に指摘しますが、

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[ファイトクラブ]新日本プロレスの足踏みは止まらず ジュニアタッグリーグで3Kが開幕3連敗

―― 飯伏幸太重病説が流れているのが心配です。AEWの新番組RampageがLIVE中継なのとの対比は後半にでも・・・

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