吉野正人引退試合、最後は勝利ならずとも感動のフィナーレ! ドラゴンゲート神戸

 “スピードスター”吉野正人が、21年の闘いに幕を下ろした。
 神戸ワールド記念ホールは、ドラゲー史上初の2連戦。2日連続の4大タイトルマッチ。そしてこの日は、さらに吉野のラストマッチという事で、会場は札止めで、蒸し暑い真夏の神戸に負けないくらい、館内も熱気ムンムンであった。

 序盤で、『プロレス、楽しいな』と叫ぶ吉野。本当に首の負傷で引退? と思えるほど、全く変わらぬスピードに、“引退”という2文字がまだ実感しないこの試合。

 しかし、30分以上の激戦を制したのは、吉野ではなくEitaであった。『有終の美』を期待していた観客は、一瞬シーンとなってしまった。Eitaが、勝ったのは俺たちだとアピールするが、盛り上がらず。しかし、大の字の吉野が、土井の肩を借りて起き上がり、ハルクとEitaに握手を求め、2人共応じた事で、会場は大きな拍手となった。

 そのまま、引退セレモニーに移り、まずビデオメッセージでは、ドラゲーOBミラノコレクションA.T.や鷹木信悟からもコメントがあった。そして、多くのゲストからの花束や目録の贈呈、そしてコメント。最後は、胴上げで締め括られた。その後も、ユニットを越え、抱き合うシーンや涙を流すシーンは感動的なフィナーレであり、やっぱり本当に引退するんだという実感がわいてきた。

■ DRAGONGATE “SPEED STAR FINAL”
日時:2021年8月1日(日) 15:00 試合開始観衆:3,580 人(札止め)(=主催者発表)
会場:神戸ワールド記念ホール

<第0試合 10分1本勝負> ※14:50開始
○FUNKY“JACKY”KAMEI
K-ness. 
 4分28秒 JACKYナイフ
●ヨースケ♡サンタマリア
パンチ富永

<第1試合 20分1本勝負>
ダイヤ・インフェルノ
○SB KENTo
石田凱士
 7分40秒 SBシューター
●奥田啓介
Kzy
箕浦康太

<第2試合 時間無制限> ★クリンぱっ!賞バトルロイヤル(10選手参加)
《退場順》
このまま市川→神田裕之→しゃちほこBOY&新井健一郎(2 人同時)→ホーホー・ルン
→スペル・シーサー→Gamma→問題龍
※決勝
○U-T(4 分50 秒パシオン)吉田隆司● ※U-Tの優勝

<第3試合 30分1本勝負>
○ディアマンテ
H・Y・O
KAZMA SAKAMOTO
KAI
 6分1秒 ラリアット⇒体固め
斎藤了
ドン・フジイ
望月成晃
●ウルティモ・ドラゴン

<第4試合 60分1本勝負 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合>
【王者】
●堀口元気
 7分23秒 毘天八艘⇒片エビ固め
【挑戦者】
○Kagetora
※Kagetoraが第41代王者に

<第5試合 60分1本勝負 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合>
【王者組】
ラ・エストレージャ
○ドラゴン・ダイヤ
ジェイソン・リー
 10分30秒 レプテリアン
【挑戦者組】
“brother”YASSHI
大鷲透
●近藤修司
※王者組が2度目の防衛に成功

<第6試合 60分1本勝負 オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合>
《王者組》 《挑戦者組》
KING清水
○横須賀ススム
 13分4秒 横須賀ライナー
Ben-K
●ドラゴン・キッド
※王者組が初防衛に成功

<第7試合 60分1本勝負 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合>
【王者】
●シュン・スカイウォーカー
 18分7秒 ラグナロク⇒片エビ固め
【挑戦者】
YAMATO
※YAMATOが第33代王者に
 
<第8試合=60分1本勝負 吉野正人引退試合>
B×Bハルク
○Eita
 32分19秒 Imperial Uno⇒片エビ固め
土井成樹
●吉野正人

※拡大詳細版は金曜発売週刊ファイト8月12日号に収録


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