鷹木が連夜の勝ち名乗りで勢いキープ 内藤と石井は強烈打撃戦 新日本後楽園

 25日、新日本プロレスが後楽園ホール大会3連戦の2日目を迎えた。観衆は前日の280人に続く274人となり、コロナ禍とカード不足による不入りと言わざるを得ない実施となった。

 初日のメインに続いて、この日のセミでも鷹木信悟が躍動した。コンディションのよさに裏打ちされた攻防をこなした末に、MADE IN JAPANで田口隆祐を料理。この日のマイクアピールはなかったが、IWGP世界ヘビー新王者決定戦へのアナウンスが進まない会社への不満がくすぶっていることは明らかだった。いつでも指名待ちとばかりに勢いキープをアピールしている。また、前夜の攻防で因縁勃発の内藤哲也と石井智宏はエルボーで激しくやり合うことで、ステージを変えての対決ムードを高めていた。

■新日本プロレス Road to WRESTLE GRAND SLAM
日時:5月25日(火)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆274人(主催者発表)

<第1試合>
○チェーズ・オーエンズ
 8分34秒 パッケージドライバー⇒片エビ固め
●辻陽太

<第2試合>
DOUKI
○ザック・セイバーJr.
 9分44秒 Barry from Eastenders
●高橋裕二郎
石森太二

<第3試合>
タンガ・ロア
○タマ・トンガ
 12分44秒 マジックキラー⇒体固め
●マスター・ワト
天山広吉

<第4試合>
BUSHI
SANADA
内藤哲也
○鷹木信悟
 17分21秒 MADE IN JAPAN⇒片エビ固め
●田口隆祐
YOSHI-HASHI
石井智宏
後藤洋央紀

<第5試合>
棚橋弘至
○飯伏幸太
 15分53秒 カミゴェ⇒体固め
●グレート-O-カーン
ジェフ・コブ


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’21年06月03日号非常鈴新日後楽園3連戦 OZアカデミー 今こそ猪木 登録商標タイヤF