25日、新日本プロレスが後楽園ホール大会3連戦の2日目を迎えた。観衆は前日の280人に続く274人となり、コロナ禍とカード不足による不入りと言わざるを得ない実施となった。
初日に続いて飯伏幸太とジェフ・コブが火花を散らす。ビッグマッチでのシングルが待たれる両者だが、前哨戦としてのタッグマッチがこの3連戦では組まれている。2日目は飯伏が“リベンジ”した格好となり、コブ組に勝利。それでも、コブは「お前が放つなら俺も棚橋弘至に食らわすぜ」と言いたげなコブゴェ発射準備で、飯伏の最初のカミゴェを未遂に終わらせた。
最終的には飯伏がグレート-O-カーンをカミゴェで葬ったが、試合後もコブと延々の視察戦。飯伏に促された棚橋はマイクを握ると「来てくれてありがとう。ワールドでご視聴になっているみなさんもありがとう。少しでもみなさんの『生きる力』になれますように!!」と、あらゆる好転を祈念していた。4・29鹿児島アリーナで8か月ぶり復活となった棚橋&飯伏のゴールデン☆エースは、後楽園ホールでも嬉しい“復活”。四方にポーズをつくってゴング後もファンサービスに努めている。
■新日本プロレス Road to WRESTLE GRAND SLAM
日時:5月25日(火)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆274人(主催者発表)
<第1試合>
○チェーズ・オーエンズ
8分34秒 パッケージドライバー⇒片エビ固め
●辻陽太
<第2試合>
DOUKI
○ザック・セイバーJr.
9分44秒 Barry from Eastenders
●高橋裕二郎
石森太二
<第3試合>
タンガ・ロア
○タマ・トンガ
12分44秒 マジックキラー⇒体固め
●マスター・ワト
天山広吉
<第4試合>
BUSHI
SANADA
内藤哲也
○鷹木信悟
17分21秒 MADE IN JAPAN⇒片エビ固め
●田口隆祐
YOSHI-HASHI
石井智宏
後藤洋央紀
<第5試合>
棚橋弘至
○飯伏幸太
15分53秒 カミゴェ⇒体固め
●グレート-O-カーン
ジェフ・コブ
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