1月31日中国重慶で行われた『武林風 WLF(Wu Lin Feng）2015 WORLD CHAMPIONSHIP』は67㎏トーナメントを主体にスーパーファイトが行われ、日本から出場した長島☆自演乙☆雄一郎は昨年9月の武林風で勝利した少林寺キャラの一龍（イーロン）と再戦し引分。またベテランのアルバート・クラウスとボーウィ・ソーウドムソンは中国人選手に判定負け。クラウスに勝利したゾウ・ジペンは日本にも来日経験があり今年元旦の『 K-1 中国 vs. 米国』でもスタヴォン・ウォーレン（米国）に判定勝ちしている。
　67㎏トーナメントは中国のティー・インフアが米国、韓国、ロシア選手を下し優勝した。

　河南テレビが中国全土に生中継で放送する同大会に長島☆自演乙☆雄一郎が出場した。
　大会は中国選手と外国人選手という図式となり、中国人選手が攻撃する度に大歓声が起こる超アウエー状態となっていた。
　中でも長島の対戦相手の一龍は中国の英雄の為、入場も一人だけ特別豪華な演出に大歓声を受けて入場。
　長島は得意のアニメの女キャラのコスプレが生放送のため中国の政策上禁止と聞かされ、急遽『進撃の巨人』の○○(男のキャラ)に変更しての入場となった。

　1Rは両者が相手の出方を確認するように間合いをとって静かに試合が始まった。一龍のラッシュで圧される展開もあったが、接近戦でのもみ合いから長島の左フックで一龍ダウン！立ち上がったところで1R終了。
　2Rに入っても一龍は突進して間合いを詰めてくる。頭からの突進で交錯して長島の左瞼が切れてドクターチェックが入る。出血はひどいが傷は浅く圧せれ気味だが有効打はない。
　最終3R前に出る一龍だが決定打は奪えず、2人の打ち合いで会場のヒートアップした中試合が終了。
　判定は3者とも28対28のドロー。両者に大きなトロフィーが贈呈された。

　長島は試合後のインタビューでダウンを取っているのに判定には納得がいかないと訴え、一龍とは2試合して1勝1分なので、もしも一龍が再戦を望むなら一龍の持っている『武林風』のベルトをかけてならやりたいと3度目の対戦も受けると述べた。

■　WLF(Wu Lin Feng)武林風 2015 WORLD CHAMPIONSHIP
日時：2015年1月31日
会場：中国・重慶市江南スポーツセンター

＜スーパーファイト3分3R＞
○キー・ジャンリャン（中国）
　判定
●ボーウィ・ソーウドムソン（タイ）

＜スーパーファイト3分3R＞
○ゾウ・ジペン（中国）
　判定
●アルバート・クラウス（オランダ）

＜スーパーファイト女子3分3R＞
○ゴン・ヤンリー（中国）
　判定
●エミリー・ワービー（イタリア）

＜スーパーファイト3分3R＞
○フォン・ベン（中国）
　2RKO
●サイモン・マーカス（カナダ）

＜スーパーファイト3分3R＞
△長島☆自演乙☆雄一郎（日本）
　引分
△イー・ロン（中国）

＜スーパーファイト3分3R＞
○デン・ジェキ（中国）
　２RKO
●イゴール・ケール（ドイツ）

＜67kg　8人トーナメント決勝戦3分3R＞
○ティー・インフア（中国）
　判定
●ケヘル・デジャニエフ（ロシア）

＜67kg　8人トーナメント準決勝戦3分3R＞
○ティー・インフア（中国）
　1RKO※パンチで2度目のダウン
●キム・ドンス（韓国）

＜67kg　8人トーナメント準決勝戦3分3R＞
●ヤン・ジュオ（中国）
　判定
○ケヘル・デジャニエフ（ロシア）

＜67kg　8人トーナメント3分3R＞
○ティー・インフア（中国）
　判定
●シェーン・オブロンスキー（米国）

＜67kg　8人トーナメント3分3R＞
●ジャン・デジェン（中国）
　判定
○キム・ドンス（韓国）

＜67kg　8人トーナメント3分3R＞
○ヤン・ジュオ（中国）
　判定
●マウンテン・フランズ（アイルランド）※負傷欠場のアンドレイ・クレビンの代打

＜67kg　8人トーナメント3分3R＞
●カー・ハヤ（中国）
　判定
○ケヘル・デジャニエフ（ロシア）

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