クソダセえのはオカダ 「IWGPの闘いに行く」宣言わずか1週間後NJC1回戦敗退 新日本

 6日、新日本プロレスが大田区総合体育館大会を開催し、『NEW JAPAN CUP 2021』1回戦3試合が行われた。

 優勝候補筆頭が敗退となる。メインでは2月27日の大阪城ホール大会で“EVILの悪夢”を払拭して「そろそろ行っていいよね? IWGPの闘いに行っていいよね。でも大人の世界には正しい順序があるから」と優勝宣言していたオカダ・カズチカが鷹木信悟と対戦する。

 オカダは4日の日本武道館大会では「(統合ベルトとしての)IWGP世界ヘビー級、クソダセえよ、この野郎!」と飯伏幸太へも宣戦布告していてたが、腰をガチガチに固めたテーピングからは万全でない様子が見受けられた。この日の鷹木戦ではテーピングなしで出場するも、場外で鉄柵に腰を打ちつけられて失速。オカダは鷹木に得意のレインメーカーポーズを逆に決められる揺さぶりを受け、掟破りのレインメーカーまで食らってしまう。なのに自身のレインメーカーをかわされたオカダは鷹木のラスト・オブ・ドラゴンに轟沈。「クソダセえよ」はオカダ自身となってしまった。

 これで内藤哲也とともにトップ勢2人が1回戦敗退となる。4・4両国国技館での頂点王座挑戦が消滅し、5月予定のダブルスタジアム大会での挑戦さえも黄信号だ。

 
■ 新日本プロレス NEW JAPAN CUP 2021
日時:3月6日(土)17:00
会場:東京・大田区総合体育館 観衆1410人(主催者発表)

<第1試合>
チェーズ・オーエンズ
ジェイ・ホワイト
○石森太二
 9分38秒 ブラディークロス⇒片エビ固め
●上村優也
デビッド・フィンレー
トーア・ヘナーレ

<第2試合>
ウィル・オスプレイ
グレート-O-カーン
○ジェフ・コブ
 10分55秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒片エビ固め
●BUSHI
SANADA
内藤哲也

<第3試合/「NEW JAPAN CUP 2021」1回戦>
○鈴木みのる
 14分54秒 ゴッチ式パイルドライバー⇒体固め
●本間朋晃

<第4試合/「NEW JAPAN CUP 2021」1回戦>
○KENTA
 17分17秒 GAME OVER
●ジュース・ロビンソン

<第5試合/「NEW JAPAN CUP 2021」1回戦>
○鷹木信悟
 23分58秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン⇒片エビ固め
●オカダ・カズチカ


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