拳王と大乱闘カシン「高木三四郎をクビにして武藤と秋山を・・・」 ノア

 24日、ノアが『STEP FORWARD 2021』後楽園ホール大会を開催し、3・7横浜武道館、3・14福岡国際センター大会につながる前哨戦を繰り広げた。

 第5試合は“GHCナショナル”と“GHCタッグ”のダブル前哨戦となる。試合の決着に直結したのは、昨年の大晦日での総合格闘技RIZIN大会にて堀口恭司が朝倉海を沈めるために使った技だ。時流の力を借りつつ、桜庭和志がカーフキックで中嶋勝彦の足を破壊し、さらには関節技カーフスライサーで仕留める。“GHCタッグ”は譲らないという姿勢を改めて示してみせた。この勢いで「居酒屋のノリでフザけてるおっさんども」と挑発していたマサ北宮に対して杉浦貴は「俺たちはふざけてんじゃねえんだよ。プロレスを楽しんでるんだよ」と余裕の返答をカマしてみせた。

 “GHCナショナル”前哨戦という意味では決着つかずだったが、レフェリーのブラインドを突いて急所蹴りを見舞ったカシンが拳王に揺さぶりをかけた。試合そっちのけで場外戦となった拳王とカシンの小競り合いは、ゴングが鳴ったあともバックステージへと続く。コメントでは、カシンはサイバーファイト系に所属となった武藤敬司と秋山準の名前を出して自己満足トークを繰り広げていた。

カシン「俺には夢があるんだ。甲子園でバット振ること。チャンピオンになること。そして、プロレス界を良くすることだ。CyberFight、高木三四郎をクビにして、武藤敬司、秋山、この2大全日本の経営者、これを社長と副社長にすればいい。武藤敬司は株式を売店で売ろうとしたんだよ。秋山は社長の時、1回も黒字出してないんだ、黒字。月でも黒字出してないぞ」。

 
■ ノア STEP FORWARD 2021
日時:2月24日(水)18:00
開場:東京・後楽園ホール 観衆475人(主催者発表)

<第1試合>
〇矢野安崇
 6分13秒 トレスフルール
●大原はじめ

<第2試合>
タダスケ
仁王
●覇王
 5分48秒 無双⇒体固め
〇稲村愛輝
谷口周平
モハメド ヨネ

<第3試合>
●日高郁人
鈴木鼓太郎
 9分26秒 YO-ROLL
〇YO-HEY
吉岡世起

<第4試合>
●岡田欣也
小峠篤司
原田大輔
 15分06秒 ムーンサルトプレス⇒体固め
進祐哉
〇HAYATA
小川良成

<第5試合>
征矢学
マサ北宮
●中嶋勝彦
拳王
 22分09秒 カーフスライサー
ケンドー・カシン
藤田和之
○桜庭和志
杉浦貴

<第6試合>
●稲葉大樹
潮崎豪
清宮海斗
 17分20秒 シャイニングウィザード⇒体固め
田中将斗
丸藤正道
○武藤敬司


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