配信での画面越しでも明らかな新日本プロレス後楽園ホール大会での集客苦戦。当サイトでも新日本1~2月の都内興行は「14」から「19」へ激増ほか背景を検証しているところだが、2月中旬の後楽園大会で新たな異変が。14日からの後楽園4連戦における後ろ2日間が北側席に幕をかける仕様となった。
インディー団体等ではフル仕様では満員にならないために、放映上での背景となる北側席に幕をかけることは常套手段ではあった。それを盟主である新日本プロレスが行うとは驚く。
4連戦の主催者発表での観客数は以下の通り。
2月14日(日)18:00 692人
2月15日(月)18:00 331人
2月16日(火)18:00 343人(北側席に幕)
2月17日(水)18:00 472人(北側席に幕)
北側席チケットで来場したファンが南側席に移動となるケースもあったとのこと。開催期途中での座席プラン変更のようだ。
コロナ禍での移動を回避しての都内興行増、緊急事態宣言でのファンの観戦回避、18時という開始時間の早さ、一律8500円というチケット代・・・複数の要因がある。ワンパターンの乱入・介入の評判の悪さ、マッチメイクのマンネリも加わる。コロナ禍でも楽しめるコンテンツとしてプロレス界が前を向こうとしている中で、新日本の状況はショックでしかない。
なお17日大会では、内藤哲也が右膝負傷で当日欠場となっている。
■ 新日本プロレス Road to CASTLE ATTACK
日時:2月17日(水)18:00
会場:東京・後楽園ホール 観衆472人(主催者発表)
<第1試合>
ウィル・オスプレイ
グレート-O-カーン
〇ジェフ・コブ
11分39秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒片エビ固め
●ゲイブリエル・キッド
天山広吉
棚橋弘至
<第2試合>
矢野通
YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
石井智宏
11分41秒 ノーコンテスト
チェーズ・オーエンズ
タンガ・ロア
タマ・トンガ
ジェイ・ホワイト
<第3試合>
BUSHI
高橋ヒロム
〇鷹木信悟
8分47秒 パンピングボンバー⇒片エビ固め
●高橋裕二郎
石森太二
エル・ファンタズモ
<第4試合>
〇SANADA
12分01秒 ラウンディングボディプレス⇒体固め
●永田裕志
<第5試合>
オカダ・カズチカ
〇SHO
11分52秒 腕ひしぎ逆十字固め
●ディック東郷
EVIL
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