親中国のカンボジアで春節の挨拶！『MAS FIGHT CAMBODIA』無観客配信スタジオ大会は第61週目！

　世界中を巻き込んでいる新型コロナウィルス（COVID-19）の為、世界中でイベント、大会は中止・延期となっているが、COVID-19感染者を微増に抑え、死傷者0を継続しているカンボジアで開催中の格闘技配信大会『MAS FIGHT CAMBODIA』第61週目大会が2月7日プノンペンのTown Full HDTVスタジオで開催された。

　カンボジアでは、2021年2月10日時点で、感染者478人、回復者457人、死亡者0とウィルス拡散を抑え込んでいる状態であるが、大勢の集まるイベントは開催しておらず、格闘技イベントも配信大会が続いている。
　カンボジアでは“全ての外国人を対象とした入国制限措置”を執っていることが感染拡大を抑えている第一要因であり、現在も濃厚接触が危ぶまれる娯楽施設（映画館・カラオケ・ビアガーデン・カジノなど）は閉鎖要請が続いており、大半は閉まっている。世界では感染1億700万人、回復者数6000万、死亡者数235万を超え、日本も含めまだまだ収束はみえない。

カンボジアのCOVID-19陽性者数推移
データの提供元：ウィキペディア

　2月11日に開催された61週目大会メインの57㎏4人トーナメントでは、タイ・リィが初戦、決勝共に判定勝利で優勝。賞金340万リエル＝約52,000円を獲得。準優勝リィ・ピィには180万リエル＝約46,000円が授与された。

　全6試合の大会スタイル、カンボジアのムエタイ“クン・クメール”5R戦、大会の核となるワンデー4人トーナメントの初戦クン・クメール3R戦、9分1Rの立ち技格闘技“MAS FIGHT”2試合、最終第6試合にワンデートーナメント決勝戦3Rとなっている。

　新年を旧暦で祝う中国では、12日の春節に合わせて11日から7日間の大型連休が開始。中国との結びつきも強いカンボジアではクン・クメール選手も春節の挨拶を行っている。（トップ写真）
※2021年の春節は2月11日（木）〜17日（水）の7連休

※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ（※投げ可）

MAS FIGHT rule !! 9minutes 1round only ! Win by KO only ! No point system! pic.twitter.com/9me2aqj8KR

— 紅闘志也/Toshiya Kurenai/ကူရီနိင်းတိုရှီယာ (@kurenaitoshiya1) November 8, 2019

©Town Sports

■『MAS FIGHT CAMBODIA-week 61』
日時：2021年2月7日 15:00開始（日本17:00）
会場：カンボジア・プノンペン・TOWN FULL HD TV スタジオ
試合の様子は公式Youtubeチャンネル、Facebookページでもライブ放送

全試合公式Youtube

＜第6試合　63.5㎏トーナメント決勝　クン・クメール　3分3R＞
○タイ・リィ（カンボジア）
　判定
●リィ・ピィ（カンボジア）

＜第5試合　63.5㎏　MAS FIGHT 9分1R＞
●シム・バンデス（カンボジア）
　KO ※右ローキック
○ファン・リース（カンボジア）

＜第4試合　57㎏　MAS FIGHT　9分1R＞
△ピス・キムホン（カンボジア）
　時間切れ引分
△トン・ヴァンナ（カンボジア）

＜第3試合　63.5㎏トーナメント　クン・クメール　3分3R＞
○リィ・ピァ（カンボジア）
　判定
●タイ・バラス（カンボジア）

＜第2試合　63.5㎏トーナメント　クン・クメール　3分3R＞
○タイ・リィ（カンボジア）
　2RTKO　※右肘による額のカット、1Rタイリスはパンチ、膝でダウン先取
●リン・サロス（カンボジア）

＜第1試合　57㎏　クン・クメール　3分5R＞
●プス・ピーリン（カンボジア）
　2RTKO ※右ストレート　2度目のダウンでレフェリーストップ
○セン・サイ（カンボジア）