SmackDownタッグDジグラーRルード挑戦へ!サミ・ゼインDブライアン熱戦

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 番組はシングル・プッシュの続いているジェイ・ウーソから。当然、トリにも出てくる予告でもある。ローマン・レインズも登場。トライバル・チーフからHEAD of the TABLEにTシャツが替わっている。部族トライバルって、なにかとうるさい米国で差別用語的に捉える向きもいるだろうからやはり変えてきたか。


 試合はオーティスの入場からで、誰が相手かと思っていたらローマン親分に説教食らっていたジェイ・ウーソがイスで何度も何度も滅多打ちに。多分ゴングも鳴ってないままだと思うが・・・。


 ドルフ・ジグラー&ロバート・ルードが出てきて「俺たちがUPだからな!」と大人のファンを笑かせてくれる。はい、面白ければ突っ込みません。

 ということで12月はややダレることもあり、ここでベテラン組が台頭というのはピッタリかと。若手のベビーフェイス組を追いかける方が面白いに決まっているのだ。当然、勝って王座挑戦アピールとなった。

 ここでミステリオ家に加わったマーフィーに、キング・コービンがいちゃもん付けるバックステージのセグメントに。ありゃ、いつの間に潰されたハズのレイの黒アイキャップが取れてるのかとも思うのは突っ込んでおこう。感謝祭期間だが、コービンは「さて、来年のこの時期にはマーフィーとアリーヤは持っているのか」と嫌味やっていた(笑)。
 そこから続けて、アンダーテイカーのメタリカ音楽によるトリビュートが再度フルで流されている。週刊サイクル本誌の場合、もうサバイバーシリーズはとっくに終わっているんだが、この良く出来た映像は何度でもお願いしたい。


 サミ・ゼインは「ブライアンはIC王座戦を毎週番組でやるべきと言っていたが・・・」としゃべりの達者なところから、本人ダニエル・ブライアンがYES, YESと出てくると。てっきりIC王座戦だと思っていたが、あとで本稿書く際に調べたらノンタイトル戦とのこと。まぁそれはどっちでもいい。結果が変わるわけでもない(笑)。

 ゼインがバックステージに引っ込むのを追いかけたブライアンが間に合わず、戻ったゼインがカウントアウトで勝利としていたが、まともなプロレスやってくれたのでそれはいい。同じくIC王座を追っているジェイ・ウーソにブライアンはボコられていたんだが、ケビン・オーエンズが救済に入るという布石が打たれている。ということでメインのカード決定の流れだ。


 ナタリアおばさんにビアンカ・ブレアとなれば、WWEのEST、ブラック・フライデイ大売出しの宣伝コーナーも担当するビアンカ勝利なのは当然か。ただ、実況にベイリーが入っていて、次はそうきたかと。なんかビアンカは次のマーベル映画の役にも立候補しているらしい。本誌はずっと活字に残してきた通りでWWEのプッシュは正しい。


 わっはっは。アリーヤちゃんとマーフィーのお出ましである。キング・コービンをやっつけろ!の巻。

 現地金曜夜8時からお茶の間の大衆が感謝祭の残りモノにクランベリーソース付けて食いながら見るのはミステリオ家SAGAなのである。秘密兵器扱いだったマーフィーが、こんな形で頭角を現すというのもプロレスの面白さなのだ。


 ということでトリは現地水曜夜NXTの解説席に続いてフロリダ在住のケビン・オーエンズとジェイ・ウーソの一騎打ち。試合詳細は以下に譲る。

■ WWE SmackDown
日時:11月27日(現地時間)
会場:米フロリダ州オーランド サンダードーム(アムウェイ・センター)

◆オーエンズが「文句があるならここに来い」とレインズに宣戦布告

 ケビン・オーエンズが“Head of The Table”ローマン・レインズや従兄弟ジェイ・ウーソらサモア一族に宣戦布告して因縁が勃発した。オープニングに登場したジェイが「サバイバー・シリーズではアンダーテイカーのことばかりだが、マッキンタイアを倒したレインズのことを話すべきだろ」と主張してレインズを呼び込むと、レインズ(withポール・ヘイマン)は「俺はマッキンタイア戦でお前の助けが必要だったのか?」と勝手に試合に介入したジェイを問い詰めると「チームSDが負けたのはお前が怖がられてないし、リスペクトもされてないからだ」と説教した。するとジェイは続けて試合に登場したオーティスを襲撃してパイプ椅子攻撃で八つ当たりすると、サミ・ゼイン対ダニエル・ブライアンの試合ではブライアンを突如襲撃して大暴れ。するとケビン・オーエンズがこの行為をレインズに注意すると、メイン戦でオーエンズとジェイが対戦することとなった。

 レインズがバックステージのモニターで試合を見守る中、オーエンズがセントーンやスーパーキックで攻め込めば、ジェイもトペ・スイシーダを放って激しい攻防を展開したが、最後はジェイが持ち出したパイプ椅子でオーエンズを攻撃して反則裁定。しかし、試合後にはオーエンズもスタナーからパイプ椅子攻撃で反撃すると「ローマン、見ているのか? みんなお前を恐れているが、俺は誰も怖くない。文句があるならここに来い」とレインズを挑発すると、「これはお前たち一族に向けてだ」と再びジェイにスタナーを決めて宣戦布告した。


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