[週刊ファイト11月26日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼感謝祭サバイバーシリーズ最後のお別れテイカーと勝敗不問booking
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タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・SDジェイ・ウーソが一人残り5対1になる展開もキース・リー終わらす
・タッグ王者対決ストリート・プロフィッツ正しいUpDownニューデイ下す
・プロテクトされまくりボビー・ラシュリーと寝て落ちない職人サミ・ゼイン
・今宵は純レスリング攻防~アスカとサーシャ・バンクスの名勝負数え歌
・階段立たされひたすら泣きじゃくるラナが居残る女子エリミネーション戦
・王剣かざすドリュー・マッキンタイアと悪ランディ・オートンが伝えた物語
・アンダーテイカー最後のお別れ儀式:メタリカ♪Now That We’re Dead
・「プロレスはキャラ」発案ビンス・マクマホン万感~安らかに眠れR.I.P.
・全世界がコロナ禍ワースト記録更新最中でのPPV大会遂行と本誌総括
■ WWE サバイバーシリーズ
日時:11月22日(現地時間)
会場:米フロリダ州オーランド サンダードーム(アムウェイ・センター)
―― 例によって速報版とは別バージョンでPPV大会を掘り下げていきたいと思います。
オフレコ ガンガン叩いたりするほうが面白いんだけど、レスリング内容は悪くはない。むしろ、日本も米国も一般人にはホリディ期間だったのに、休みなしでしかもお客さんのいないハンディキャップが大きいのにがんばっている。リングに出てきたビンス・マクマホン御大以下、WWEは本戦だけで3時間半のエンタメ番組を提供し続けているのは凄いことだ。
―― おかげでこちらも休みナシと(笑)。サブタイトルがBest of the BestということでRAW-SmackDown対決がテーマなんですが、すべてノンタイトル戦に加えてチーム対抗戦も勝負論がない。メキシコのルールじゃあるまいしキャプテンがどうのとAJスタイルズがやってましたけど、これまた結局なんの意味があったのかと。
オフレコ では順番としてKickoffショーを1とするなら第2試合、本戦の開始となる両ブランド対抗のエリミネーション戦から。
SDジェイ・ウーソが一人残り5対1になる展開もキース・リー終わらす
<第2試合 男子5対5エリミネーション戦>
RAW
AJスタイルズ、キース・リー、マット・リドル、ブラウン・ストローマン、シェイマス
SmackDown(脱落順)
セス・ロリンズ、ケビン・オーエンズ、キング・コービン、オーティス、ジェイ・ウーソ
○キース・リー
19分25秒 スピリット・ボム
●ジェイ・ウーソ
―― マット・リドルはAJスタイルズと一緒にRAWにトレード、なぜかリドルとだけ呼ばれるようになったんですが、オーティスとの絡みは良かったですね。SDでもやりあってましたから。
オフレコ いや、それは変人同士やからだろう(笑)。まぁ部分的に魅せる箇所はあったんだけど、セス・ロリンズはいきなりシェイマスにひざまずいてフォールしろと。
―― いいじゃないですか。これを最後にベッキー・リンチのお産休暇に入り番組から消えます。
オフレコ 確かに。セスは許してやってよ。マーフィーとの試合は非常に良かったから文句はない。あれが実質の最後で今回は顔見世だけだから。ただ、交互くらいに両チームから消えて行くのでなく、ジェイ・ウーソだけが残るデザイン、新鮮でいいと評する者もいれば、なんだよこれはと思う記者もいると思う。
―― オーティスに見せ場が与えられたのは良しとしないと。RAW赤シャツ裏はUSA、SD青シャツはFOXとわかりやすくしてました。日本のNHKと違って別の放送局の宣伝ありなんです(笑)。
オフレコ キース・リーがスピリット・ボムで残ったジェイを仕留めるけど、ああ、これはまたローマンの試合でジェイが絡むなぁと、そういう予告がいいのか悪いのかの議論もあるとは思う。
いずれにせよ、最初から勝敗はどうでもいいとか、やはりキャプテンがどうのは意味ないとか、大丈夫なのかという本戦の始まりではあった。