ウルティモ・ゲレーロが王座防衛!CMLLレジェンダ・アスール


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 11月27日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで収録されたCMLLの試合がメキシコで放送された。
 今大会は「レジェンダ・アスール」と銘打った記念大会で、直訳すれば青の伝説。エル・サントと双璧のスペル・エストレージャであるブルー・デーモンを讃える大会だ。
 今大会のメインではCMLLヘビー級王座戦が組まれ、王者ウルティモ・ゲレーロがエウフォリアの挑戦を受けた。この二人はロス・ゲレーロス・ラグネロスのメンバーでエウフォリアは長年、ゲレーロの右腕として貢献してきた番頭格。にも関わらず、この二人がまさかの抗争となったのは、ゲレーロはコロナ陽性反応が出て欠場していた為、エウフォリアの不満が爆発し、ゲレーロがそれなら王座戦を受けてやるとなったという次第だ。試合は、延々と続くジャベ合戦で、まずはエウフォリアが先取。続いてゲレーロもなんとか取り返し、試合は運命の三本目に突入。今度はお互いに大技を見せてカウントツーの攻防が延々と繰り返され、両者、死力を尽くした最後、なんとかゲレーロがジャベから抑え込んでフォールを奪って勝利。試合後はお互いに力を出し尽くしたのでわだかまりも消え、エウフォリアはゲレーロを祝福して仲直り。ゲレーロスの内紛もこうしてひと段落した。しかし、試合後に次の挑戦者であるサンソンが現れて王座獲りをアピール。ゲレーロにはまだまだ受難の道が続きそうだ。
 またブルー・デーモン杯と言えるレジェンダ・アスールも開催され、参戦選手が入り乱れる中、なんとテクニコであるチャベス兄弟ことニエブラ・ロハ、アンヘル・デ・オロとルードであるエル・テリブレが合体。最後まで残ったオロとディアマンテ・アスールという中、すでに敗退していたテリブレが乱入してアスールに反則のローブロー。これによってオロが勝利してブルー・デーモン杯優勝となった。今後はチャベス兄弟もテリブレと合体してルードに転向することになりそうだ。

■ CMLL レジェンダ・アスール
日時:2020年11月27日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

<CMLLヘビー級王座タイトルマッチ>
○ウルティモ・ゲレーロ(王者)
 2-1
●エウフォリア(挑戦者)

<レジェンダ・アスール(ブルー・デーモン杯)>
優勝:アンヘル・デ・オロ
参戦選手
ゲレーロ・マヤJr.、エル・バリエンテ、ニエブラ・ロハ、アンヘル・デ・オロ、ディアマンテ・アスール、ストゥーカJr.、ブルー・パンテルJr.、クラネオ、カンセルベロ、バンジェリス、レイ・ブカネロ、エフェスト、エル・テリブレ、フォラステロ、クアトレロ、サンソン

<タッグマッチ>
○エル・フェリーノ、タイガー
 2-1
●ブルー・パンテル、ブラック・パンテル

<シングルマッチ>
○プリンセサ・スヘイ
 2-1
●レイナ・イシス