AEWサミー・ゲバラ復帰!エディ・キングストン初登場Codyに画鋲!

(c) AEW

■ AEW Dynamite
日時:7月22日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州ジャクソンビル デイリーズ・プレイス

 NXTがカードなど事前の煽りが弱かったのに対して、AEWは割と告知しているとされるんだが、確か事前の告知では志田光も出るハズなのに、例のリングサイドのベビーフェイス側で困った顔をしたりと・・・。もっとも、ベテランの大物Xが今宵登場に関しては、誰なのか当日発表なので楽しみにしていたら、解散を発表したCHIKARAの顔役を皮切りに、CZWやROH、Impact Wrestlingやビリー・コーガン主宰のNWAにも出ていたエディ・キングストンだった。そして番組はCodyのTNT王座戦から始まり、毎週誰の挑戦でも受けるとなってエディが出てくる。

 決してハードコア戦形式と謳われてはいないのだが、エディが袋を出してきて、ありゃ画鋲やるのかと。そして実際にCodyがバンプを取るのであった。AEWは割となんでもやってしまう。PPV大会ならともかく、現地ではプライムタイム(日本表記ゴールデン)のお茶の間向け時間帯なのにいいのか? ここでおかまちゃんソニー・キスや志田らが、顔に手をやって怖いものを見たとカメラがパンするのだ。

 試合はうまくやれていた。とりあえずCodyが四の字固めで防衛なんだが、それはまぁどうでもいいこと。キングストンの参戦のみならず、来週もまた戦力補強があるらしい。


 AEWで無敗を吹聴するMJFは、風貌がジャングルボーイの背を高くしたようなグリフ・ギャリソンをもて遊ぶというか、「アンタはタッグ試合で負けてるじゃないか」と言われて、「無敗だと言い直せ」と、なんかスターダムのジュリアみたいなことやっていた。ただ、最初からして「お前の名前なんだ」とやられていたが、単なるjobberではないようでそれなりの攻防もやっていた。


 ブライアン・ケイジ&タズは、なんでタオルを投げたか、それは筋肉断裂で戦列から離れたことのあるケイジを守るためであり・・・のプロモ顔見世があり、ダービー・アレンが来てとなるも、試験試合に合格でAEW所属となったリッキー・スタークスが狂った半骸骨男をボコり、頭も打ってたんじゃないかとダービー君が心配になる勢い。救出にジョン・モクスリーが現れるという段取りだったが、今週はいずれも試合はしていない。


 ヤングバックスとザ・ブッチャー&ザ・ブレイドのは、フットボール・スタジアムと地下で繋がっているデイリー・プレイス会場の特性をまた再利用して、いたるところでドタバタというか、危険なスタントを繰り広げる部分編集されたカード。

 こういうのは見栄えはするし面白いこと請け合いなんだが、またケガしたんじゃないかとの懸念は残る。


 女子部門はケガ人続出に加えて日本から呼ぶ選手が使えないというのに、8チームによる女子タッグ・トーナメントを開催するという。今回は次回に志田と闘う相手を選ぶということでまぁまぁ知られているディアマンテとアイヴァリースが、やや女子としては異質な試合をやっていた。黒衣装のディアマンテが赤のアイヴァリースを丸め込んでいる。


 ハングマン・ペイジはシングルで、ダークオーダー5を倒すカードも。お約束でMr.ブロディ・リーが「お前はトモダチがいない」と、ケニー・オメガとタッグ王者ながらぎくしゃくしているの突くのだが・・・。試合は良かった。


 番組トリはジャングルボーイ&ルチャサウルスに、クリス・ジェリコ&ジェイク・ヘイガーという定番カード。当然、いろんな介入がある展開なんだが、マスクマンが覆面を取ると1ヶ月の謹慎期間を終えたサミー・ゲバラの復帰に。最後はオレンジ・キャシディ&ベストフレンズも出てきて、来週はインナーサークル軍との5対5となった。


▼ザ・ホラーショー目には目を!アスカ名勝負サーシャ&ベイリー王座強奪NC

[ファイトクラブ]ザ・ホラーショー目には目を!アスカ名勝負サーシャ&ベイリー王座強奪NC

▼最後のカイリ・セイン勝利!ゲロ吐きセス・ロリンズ本音にRAW視聴率

[ファイトクラブ]最後のカイリ・セイン勝利!ゲロ吐きセス・ロリンズ本音にRAW視聴率

※500円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’20年07月30日号ノア万感再開 WWE目玉くり貫き カイリ有終の美 RISE女子 猪木酒場