[週刊ファイト7月30日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼記者座談会
邪道&外道「異例のマッチメーク」の背景に主力選手との信頼関係
・「どんどんドラマ化している」との指摘
・大阪城H2連戦で新しいストーリーラインを強烈にアピール
・選手のモチベーションを上げるのが非常にうまい
・日本はカミングアウトしない方が良いでしょ
先の大阪城ホール2連戦でスタートを切った新日本プロレスのニューストーリー。多くの新日ファンはこの続編を楽しみにしているようだが、本誌評論家からは「どんどんドラマ化している」との指摘も・・・。
(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)
NJC決勝大会での外道、亀歩き介入登場が意味深だったDOMINIONでの邪道
A ほかに大きな話題がないこともあって前号の続きになりますが、大阪城ホール2連戦で行われたNJC優勝戦、IWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠戦での思い切ったマッチメークに称賛の声が上がっています。
B どちらかと言えば、手堅いタイプの外道が決めたことなので余計にサプライズ感がありましたね。ただ、マスコミやファンの予想の裏をかいてサプライズを演出するのが目的じゃなく、新しいストーリーラインを強烈にアピールすることが彼の狙いだったことは間違いない。
ピンクタイツのBJウィットマーをロープに振る邪道と外道、海外遠征時には揃って試合することも。
A 一部であれは「外道単独のブックじゃない」という見方もあります。
B これまで何度も言ってるように、現場の情報もジャジャ漏れだった旧・新日プロとは違って今の新日プロには鉄のカーテンが敷かれていて一切、情報は伝わってきません。たまに古株の背広組に探りを入れても「知りません」のひと言で終わってしまう。だけど、トボケているのじゃなく本当に知らない。だから、我々がここで話してることのほとんどは情報じゃなく憶測と考えて下さい。で、今の質問を憶測で答えると、邪道との合作じゃないかと。
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C 基本、今の新日プロのマッチメークはご存知のように2人の分担制なのです。ただ、重要な局面では外道が邪道に意見を求めるし、その逆のケースもあるでしょう。まァ、2人とも非常に優秀なブッカーだと思います。
A ちなみに邪道&外道はどんな人物?
記者座談会
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