AEW元リバイバルFTR初陣ブッチャー&ブレイド戦!オレンジ・キャシデイ流血

(c) AEW

■ AEW Dynamite
日時:6月10日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州ジャクソンビル デイリーズ・プレイス


 先週のおさらいから始まったDynamite、ようやく元リバイバルのFTRがAEWでの初試合。対戦相手はブッチャー&ブレイドである。これは非常に良かった。やはりFTRはタッグ職人としての完成度がずば抜けている。勝利後、お約束でヤングバックスが出てきて、英国組のキップ・セイビアン&ジミー・ハヴォック、さらには現タッグ王者のケニー・オメガと、例によってウイスキー・グラス片手のハングマン・ペイジと、これからの様々な組み合わせを思えばタッグ部門は陣容が凄いことになってきた。


 ところでブッチャー&ブレイドといえば、バニーちゃんことアリーがセットだったのに、これはアングル上のことなのか、実人生なのか不明なのだが、QTマーシャルにアリーが走ったことになり、本来は禿頭なのに、増毛移植でもした若返ったかのようなQTマーシャル親父が、アリーを「マイ・ガール」と呼んでいるのはなんなんだろうか。ダスティ・ローデスとQTのナチュラル・ナイトメア w/ブランディは次週、オメガとペイジのタッグ王座に挑戦なのだが、どうやらAEW幹部でもあるブランディはアリーが気に入らないご様子という・・・。だんだんリアルとお芝居の境界線があやふやになっていくのであった。


 AEW女子王者の志田光は、”異星人”クリス・スタットランダーと組んで、ナイラ・ローズ&ペネロペ・フォード組と対戦。読者に教えてもらって初めて知ったが、志田のコスチュームは「ファイナル・ファンタジー」のキャラからなんだそうだ。これも非常によく練ってあった試合で満足度は高い。ここはキップ・セイビアンの彼女(これはリアル)という扱いから、ペネロペ・フォードが(ベルトで叩いたというお題目をつけたにせよ)チャンピオン志田をフォールするプッシュとなり、これでいいのだ。FYTER FESTではこのカードで王座戦ということになる。


 トレント・バレッタ&チャック・テイラーのベストフレンズにオレンジ・キャシディの3人は、インナー・サークルのサンタナ&オルティーズ、そしてジェイク・ヘイガー組との6人タッグ戦。ここは人気のキャシディ君が十字架固めでオルティーズからフォールを奪うんだが、そうなると黙っちゃいないのが実況席にいたクリス・ジェリコ親分だ。バットを持ってキャシディ君の頭をなぐり、流血させるというアングル。ただ、それで終わらず、フロリダ名産のブラッド・オレンジ(ブランド名)の大きな袋でも、また殴るという制裁をやっていた。AEWは結構流血をプライムタイム(日本表記ゴールデン)に出す。14歳以上の表記はしてあるのだが、一般向き番組であることには違いないのに・・・。ということで、オレンジ君の流血の頭に、最後はオレンジを絞って「これぞブラッド・オレンジ・キャシディのジュースだ!」と、業界隠語をやってしまうジェリコもかなり危ない。


 サミー・ゲバラが”ブンブン”コルト・カバナをフォールするカードも。なにしろ走って逃げまくるサミー君なんだから、ここは大物先輩にもoverするということか。負けたカバナには、ダークオーダーの面々が出てきて勧誘。一方のゲバラには、マット・ハーディが「ジェリコのところにいたんじゃ君は伸びない。俺のところに来い」とやるんだが・・・。
 ちなみに、その場では態度を保留したカバナだが、あとのセグメントでMr.ブロディ・リーの部屋にノックして中に消えていくスキットも挿入されていた。

 しばらく消えていたジョーイ・ジャネラの再紹介プロモというか、バーで飲んだくれてふてくされているスキットも挿入。ところで実人生の方を言うなら、AEWが始まった時点ではペネロペ・フォードとカップルだったんだが、今やキップ・セイビアンに走ったというのはリアルである。そんな失意のジャネラには、高級スポーツカーに乗ったおかまちゃんのソニー・キスが、乗って行けと誘う展開に。もうお芝居なのか、なにがなんだかわからない。アイデアマンのジャネラだから、おケツがプリプリのソニー・キスとタッグ結成なのだろうか。


 ジョン・モクスリーはスキットだけの登場だったが、お約束でFYTER FESTで闘うブライアン・ケイジに駐車場で襲われる。ただ、つい先日WWEの『NXTテイクオーバー:In Your House』で高級車が壊されるのを見たばかりなのに、今度はMOXが後部座席の窓に叩きつけられて壊される絵にするというのは、同じパターンのやりすぎのような。まぁこっちは短いセグメントだから、ベルベティーン・ドリームのようなダラダラの駐車場決戦にならずに、かえってブライアン・ケイジの凶暴性が印象には残るからいいのか。


 トリはCodyが毎週TNT王座戦をやるとの公約通り、プライベート・パーティのマーク・クインの挑戦を迎え撃った。お芝居上はクインは左足をケガしているという設定なんだが、ちゃんとセールしている箇所があるかと思えば、本当にケガしてたらそんな450スプラッシュとか出来るわけないだろうというspotもあり、やる側・作る側から見ているならややチグハグに見えたかも。当然フィニッシュは、その左足を極めてタップさせるものだったが、ジェイク・ヘイガーが現れてと・・・。そこからはマット・ハーディ&プライベートパーティも加わり、インナー・サークルも駆けつけてと全員の大乱闘に。ということでFYTER FESTではCodyの王座にヘイガーが挑戦することになった。


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