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6月9日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
今回の放送では、番組冒頭で、抗争中のマイケル・エルガン、ケン・シャムロック、サミ・キャラハンの三人が3WAYマッチで激突した。もともとシャムロックとキャラハンが抗争していたのだが、ここにエルガンも絡み、逆に共通の敵が現れた事でシャムロックとキャラハンが共闘の動きが出てきており、予断の許さない状況だったが、試合はキャラハンが場外でダウンしている間にエルガンがシャムロックをエルガンボムで仕留めて勝利。試合後、シャムロックとキャラハンがリングで対峙するも明確にどうするかは提示せず、今後についてはまだ不明という形となった。
そして現インパクト世界王座であるテッサ・ブランチャードへの挑戦権を獲得したエース・オースチンがリングに上がり、ブランチャードが会場に来ない(新型コロナ自粛の為、会場に来れず収録に参加できない状況)ので、不戦勝で自分が新王者だとアピール。そこに3WAYで勝利したエルガン、そしてエディ・エドワーズが抗議に現れた。元々、エルガンとエドワーズが王座挑戦権を持っていたのだが、ブランチャード不在でうやむやになっていたので、本来、優先権は自分たちにあるからだ。更に、オースチンと挑戦者決定戦を行うはずだったが、何者かに襲われて決定戦に出れなかったトレイもリングに飛び込んできて、おそらく襲った相手であろうオースチンに殴りかかった。ブランチャード不在の中、四人がそれぞれ王座挑戦権を主張する混沌とした展開となり、今後のインパクト・レスリングから目が離せないだろう。
メインではノックアウト王座戦が行われ、王者ジョーディン・グレースが前王者タヤ・バルキリーの挑戦を受け、チョークで一本勝ちで防衛を果たした。すると試合後にインパクト・レスリング、ROHを経てWWEのNXT入りしていたディオナ・プラゾが登場。グレースに藤原アームバーを極めて王座挑戦をアピール。プラゾのインパクト・レスリング復帰は目立つものとなった。
■ Impact Wrestling
日時:2020年6月9日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国会場非公開
<ノックアウト王座タイトルマッチ>
○ジョーディン・グレース(王者)
サブミッション
●タヤ・バルキリー(挑戦者)
<シングルマッチ>
○ジェイコブ・クリスト
ピンフォール
●クレイジー・スティーブ
<タッグマッチ>
○ウィリー・マック、カズン・ジェイク
ピンフォール
●ジョニー・スウィンガー、クリス・ベイ
<シングルマッチ>
○ターシャ・スティールズ
ピンフォール
●スージー
<3WAYマッチ>
○マイケル・エルガン
ピンフォール
●ケン・シャムロック
サミ・キャラハン
.@JordynneGrace defeated @TheTayaValkyrie to RETAIN the Knockouts Championship. #IMPACTonAXSTV pic.twitter.com/cqotrTtCtw
— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) June 10, 2020
"You know us Canadians, we've always been team players."
👀👀👀#IMPACTonAXSTV @MichaelElgin25 pic.twitter.com/z4H5lHZjNb
— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) June 10, 2020
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