ステファン・プッツ王座防衛！12・17『M-1 Challenge 54: ACB 12』

(C)M-1

　2014年12月17日にロシア・サンクトペテルブルクで『M-1 Challenge 54: ACB 12』が開催された。
　前回大会ではヘビー級王座戦や、セルゲイ・ハリトーノフ対ケニー・ガーナーといったビッグマッチが組まれたが、今大会はライトヘビー級とライト級の２大王座戦が組まれた。

　メインで組まれたライトヘビー級戦は、M-1ライトヘビー級のエース格だったヴィクター・ネムコフをスプリット判定で下し新王者になったステファン・プッツがMMA8戦全勝という実績のヴァレリー・ミスニコフを挑戦者に迎え討ち、タイトルマッチを行った。

　試合は、まずはスタンドでの展開、じわじわとプッツが追い込んでいき、2Rには、ついにプッツがミスニコフをテイクダウン。パウンド連打でミスニコフが頭を抱えて亀の体勢になると、更に鉄鎚を叩き込むプッツ。最後はマウントポジションから、マウントパンチ連打でレフェリーがストップ、プッツが完勝で王座防衛を果たした。

　またライト級王座戦は、MMA9戦全勝の王者マキシム・ディヴニチが挑戦者ジャブラット・クルバノフと対戦し、TKO勝利で王座防衛。これでMMA無敗で10戦全勝となった。

M-1オフィシャルホームページ

■　M-1 Challenge 54: ACB 12
日時：2014年12月17日
場所：ロシア・サンクトペテルブルク

＜メインイベント　ライトヘビー級王座タイトルマッチ＞
○ステファン・プッツ（王者）
　2R 3分12秒　TKO
●ヴァレリー・ミスニコフ（挑戦者）

＜セミファイナル　ライト級王座タイトルマッチ＞
○マキシム・ディヴニチ（王者）
　3R 1分20秒　TKO
●ジャブラット・クルバノフ（挑戦者）

＜ウェルター級＞
○ベスラン・イサエフ　
　1R 2分20秒　TKO
●コーディ・マッケンジー

＜ミドル級＞
○アナトリー・トコフ
　3R 0分53秒　TKO
●エノク・ソルヴェス・トーレス

＜ミドル級＞
○ルイージ・フィオラヴァンティ
　1R 3分06秒　TKO
●ルスラン・カスカノフ　

電子書籍版はマット界舞台裏12月25日号UFC集団訴訟前田日明大晦日REINA朱里戴冠新日キック大日本広島に掲載されました。