なるかドーム初のデハポン大合唱!? 内藤「逆転の舞台が整いつつある」ドーム初日にIC王座挑戦、勝てば2日目2冠戦に進出

 5日、新日本プロレスが記者会見を開き、年明け東京ドーム大会の追加カードを発表した。既報である「オカダ・カズチカvs.飯伏幸太」IWGPヘビー級戦に加えて、「ジェイ・ホワイトvs内藤哲也」IWGPインターコンチネンタル戦がドーム初日に行われる。両タイトル戦の勝者は、ドーム2日目のダブルタイトル戦へと進出する。

 11・3大阪大会メイン後にIWGPインターコンチネンタル王者であるジェイ・ホワイトへの対戦を要求していた内藤哲也。かねてからIWGPヘビー級王座とインターコンチ王座の2冠を野望としていたが、現在は無冠だ。

 内藤「ファン投票の結果がどうなろうが、俺の野望が変わることはありえないから。とはいえ、こうしてファン投票の結果を受けて、(ダブルタイトル戦が)正式決定したことは嬉しいですよ。逆転の内藤哲也の舞台が確実に整いつつある」

 ジェイ「確かにファンがこの試合を見たいか見たくないかっていうのは関係なく、その点は同意するが、残念と思うことは、ナイトーのアイディアを俺が成し遂げるということだ」

 ファン投票とは、4日から5日にかけて行われたダブルタイトル戦の是非をYES・NOでファンに問うもの。賛成が15952票、反対が9055票となったことが新日本から告げられた。ドーム2連戦はお祭りでもあり、人気者の内藤が提唱した2冠戦が受け入れられるのは既定路線とも言えた。にもかかわらず、反対に4割の票が集まったのはタイトルの意義にこだわるプロレスファンならではの結果でもある。ドーム2連戦の成否のみならず、アフタードームで2冠王者がどう防衛していくかに注目だ。

 意外だと受け取るファンも多そうだが、内藤はこれまで“ドームメインでの勝利”はなく、“ドームでのデハポン大合唱”を行ったこともない。ドーム2連戦のクライマックスは内藤2冠奪取によるドーム初デハポン締めになるのか!?

 
■ 新日本プロレス WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム
日時:2020年1月4日(土)17:00
会場:東京・東京ドーム

=追加=

▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[挑戦者]内藤哲也
(1/60)
[第22代王者]ジェイ・ホワイト
※ジェイが2度目の防衛戦

▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]高橋ヒロム
(1/60)
[第85代王者]ウィル・オスプレイ

=既報=

▼獣神サンダー・ライガー引退試合I
田口隆祐
高岩竜一
大谷晋二郎
佐野直喜
with小林邦昭
(1/60)
タイガーマスク
ザ・グレート・サスケ
藤波辰爾
獣神サンダー・ライガー
withエル・サムライ
※特別レフェリー:保永昇男

▼IWGPヘビー級選手権試合
[挑戦者/G1 CLIMAX 29優勝者] 飯伏幸太
(1/60)
オカダ・カズチカ
[第69代王者] ※オカダが5度目の防衛戦

※全8~10試合予定


■ 新日本プロレス WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム
日時:2020年1月5日(日)15:00
会場:東京・東京ドーム

=追加=

▼IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合
[IWGPインターコンチネンタル王者]
1・4ジェイ・内藤の勝者
(1/60)
1・4オカダ・飯伏の勝者
[IWGPヘビー級王者]

▼スペシャルシングルマッチ
1・4ジェイ・内藤の敗者
(1/60)
1・4オカダ・飯伏の敗者

▼スペシャルシングルマッチ
クリス・ジェリコ
(1/60)
棚橋弘至

▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[挑戦者組/SJTL2019優勝チーム] SHO
YOH
(1/60)
エル・ファンタズモ
石森太二
[第60代王者組]

=既報=

▼獣神サンダー・ライガー引退試合Ⅱ
※カード未定

※全8~10試合予定


■ 新日本プロレス NEW YEAR DASH!!
日時:2020年1月6日(月)18:30
会場:東京・大田区総合体育館

=追加=

対戦カードは全試合が当日発表。試合前の18時30分頃にリングアナウンサーから発表される。

=既報=

▼獣神サンダー・ライガー引退セレモニー


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