RAWペイジ復帰もカブキ・ウォリアーズ毒霧!番組トリはルセフとラナ離婚裁判

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 RAWオープニングは、いよいよ日本でも『ファイティング・ファミリー』が公開されるペイジが番組復帰。ということはカブキ・ウォリアーズが出てくることになるのだが、マイクを奪ったアスカは大阪弁で「ワシらがチャンピオンじゃぁ!」、カイリも日本語で「誰も私たちに勝てない」とやって、アスカが毒霧と。あぁちゃ~。ちょうどACHことROHからNXTに採用されたジョーダン・マイルズの新作Tシャツが、要はステレオタイプの黒人蔑視図案だと問題になっている最中である。ACH本人による#ForTheCultureのハッシュタグが拡散中だというのに、ケイン・ヴェラスケスはスペイン語でなんかわめいて、当然なに言ってるのかわからないし、カブキ組が日本語というか関西弁で「こらぁ~」とやっても、WWEはあえて誰かがそれを訳したりはせず、日本人だから毒霧やれと。これでいいのか? そりゃアスカはなんだってやれるんだけど・・・。悪役カイリちゃんでは勿体ないかと。なにしろAEWはベビーフェイス里歩がバカ受けしているというのに・・・。

 またハルク・ホーガン、リック・フレアーが出てきたりと、サウジの予算があるから頻繁に顔見世だけで「205 LIVEにいたアリのギャラの●●倍」貰える大物陣を使うのだろうが、レジェンドはたまに出てくるから価値があるんであって、タイガー・ウッズは13年ぶりに日本でプレーしての優勝だから一般ニュースになるのだと思うのだが・・・。ちなみに、ムスタファ・アリは自身のTwitterで「サウジアラビア公演に参加するが、そのギャラは全額チャリティーに寄付する」と宣言して英雄扱いである。もっとも、大物たちのギャラに比べたら金額は小さいのだが、そういう問題ではない。ジョーダン・マイルズ騒動といい、イスラム教のアリなんだが#ForTheCultureの別形態とも言えよう。ついに内部からも反乱が始まったということだ。

 ローワンの北欧メタルTシャツはノルウェーの森からwardrunaである。マイナー過ぎて誰もわからないと思うのだが、路線をフォローしているなら次はなにかも読めるだろう。予算は『レッスルマニア』より高額の『クラウン・ジュエルズ』PPV大会予告編だから、場外フォールありのルールでセス・ロリンズと尺をもらってシングル戦が組まれた。大男のドロップキックはもちろん、なんか先週のAEWでもやっていた通路のTシャツ売り場を壊したりと大暴れすると。最後は場外裏の機材置き場でフォークリフトを運転担当に操作させて持ち上げる板を下ろして床との間にローワンを挟み込んでセスが3カウント勝利という・・・。ケツは誰もがわかっているのだが、これは見たことない絵なんで許そうか。

 番組のトリは試合ではなく、よりにもよって離婚を何度も経験しておるジェリー”キング”ローラーを調停役に、ルセフとラナの離婚裁判という・・・。ルセフが不倫していることをラナに告げ口したのがボビー・ラシュリーということなんだが、最後はルセフがラシュリーに急所蹴られて悶絶の絵で3時間終了と。こんなの面白いのかなぁ?

■ WWE RAW
日時:10月28日(現地時間)
会場:ミズーリ州セントルイス エンタープライズ・センター

◆アスカがペイジに裏切りの毒霧噴射!カイリはベッキーにタップ負け!

 WWE女子タッグ王者カイリ・セインがRAW女子王者ベッキー・リンチとノンタイトル戦で激突した。3週間前のベッキー&シャーロット・フレアーとのタッグ戦では、アスカの毒霧でベッキーがひるんだところを漁夫の利でカイリが丸め込んでフォールを奪った布石がある。快進撃を続けるカブキ・ウォリアーズは復帰した代理人ペイジの呼び込みで登場すると、アスカが「ワシらがチャンピオンじゃ」と声高々に叫び、カイリは「誰も私たちに勝てない」と試合前から自信を見せた。さらにアスカはもう必要ないと言わんばかりに突如ペイジの顔に毒霧を吹き掛けると、そこへ対戦相手のベッキーが登場。ベッキーはカブキ・ウォリアーズ2人を蹴散らすと、そのままカイリとのシングル戦がスタート。これが重要な番組の最初の試合だから、前週に女子選手がまったく出なかったサウジアラビア用の番組編成とは大違いである。恐らくギリギリ前週のは、アラビア語字幕をつけて当地で今頃放送されているのだろう。

 試合はベッキーがアスカに妨害されながらもベックスプロイダーを放って攻め込むと、カイリはベッキーの攻撃をかわしながらイカリやDDTを決めて反撃。試合終盤にはカイリが裏拳を決めるも決定打とはならず、最後はベッキーにディスアーマーを決められてタップ負け。カイリは大一番シングル出番を与えられるも、ベッキーに快進撃を止められた。もっともヒールだからこのカード成立になったんだが、予行演習通りに順番にスポットをこなしているだけで見合ってしまう箇所もとか、やる側・作る側から見ている大人のファンにはバレバレかも。内容はお客さんのヒートを掴んでないからイマイチかなぁ。「さっさとベビーフェイスに戻せ!」と思っているのは本誌だけではなく、世界中で指摘されていくと先行予想を残しておくが・・・。

◆乱入したオートンがリコシェにRKO!勢いづくチーム・フレアー!

 PPV「クラウン・ジュエル」で行われる5対5タッグ戦を前にチーム・ホーガンのリコシェとチーム・フレアーのドリュー・マッキンタイアが再び前哨戦で激突した。先週の前哨戦ではマッキンタイアがクレイモアでリコシェを撃破。負けられないリコシェはゴング前からトペ・スイシーダで先制するも、体格で勝るマッキンタイアがリング内外でリコシェを投げ飛ばして試合を圧倒し、ホーガンにも詰め寄って挑発した。しかし、リコシェはリバース・フランケンシュタイナーから延髄斬りをマッキンタイアに決めて打開すると、スプリングボード・クローズラインとムーンサルトを立て続けに決めて自身のペースを掴み、さらにクレイモアを狙うマッキンタイアにカウンターキックを決めて止めを狙ったが、突如チーム・フレアーのキャプテンにして地元セントルイスのランディ・オートンが現れてリコシェにRKO。反則裁定でリコシェが試合に勝利したものの、リコシェを沈めたチーム・フレアーが前哨戦で再び勢いづいた。

 PPV「クラウン・ジュエル」は日本時間10月31日深夜にWWEネットワークでライブ配信される。


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’19年11月14日号新日 サウジSD-RAW-AEW-NXT ノア KnockOutRiseラウェイ 坂口杏里