ダンス入場最高イズラエル・アデサニヤがロバート・ウィテカーKOでミドル級王座統一!メルボルンUFC243

Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC

 ミドル級王者ロバート・ウィテカーと暫定王者イズラエル・アデサニヤが対戦する統一王座決定戦が実現したメインイベントは、試合開始と同時にアグレッシブに攻めたウィテカーがケリを入れつつ要所でパンチを繰り出すも、アデサニヤがジャブを効果的に放って応戦していく。
 第1ラウンド終了間際、アデサニヤが前進してきたウィテカーを右フックでダウンさせたものの、直後にホーンが鳴ったらしいが、WOWOWの実況では聞こえず一瞬混乱。なんとかその場をしのいだウィテカーであったが、ダメージはあったことになる。積極性を貫いた第2ラウンドでアデサニヤのカウンターを食らって再びダウンを喫し、パウンドを浴びたところでレフェリーが試合終了を告げた。結果、2018年2月のUFCデビューから20カ月弱、以前のロンダ・ラウジー登場では観客動員の記録となった別名ドックランズ・スタジアムでは、天井桟敷の最後列で見ていたというアデサニヤが無敗のままミドル級チャンピオンの称号を手に入れる。ナイジェリアからニュージーランドに移民した家庭の出身、これでアデサニヤは破竹の18連勝となった。

 次回、UFCはアメリカに戻り、フロリダ州タンパのアマリー・アリーナにて”UFCファイトナイト・タンパ”の開催となる。メインイベントには元女子ストロー級王者ヨアンナ・イェンドジェイチェクと”ママチャンプ”を目指すミシェル・ウォーターソンの一戦が組まれ、カブ・スワンソン対クロン・グレイシーのフェザー級マッチなど、見逃せないカードが盛りだくさんに予定されている。

■ UFC 243
日時:10月6日
会場:オーストラリア・メルボルン マーベル・スタジアム

<メインイベント ミドル級タイトルマッチ 5分5ラウンド>
●ロバート・ウィテカー
 2ラウンド(3分33秒)KO
○イズラエル・アデサニヤ

イズラエル・アデサニヤ

「俺は象みたいに記憶力がいいのさ。すべて覚えている。あそこで鼻血を吹いて、今日はここで鼻血を吹かせた。彼は予想していたことをすべてやってきた。こっちはプランAからプランZまですべて練っていたのさ。現実じゃないみたいだ。俺にはノックアウトパワーがないと言われたけどな。一発いいのを食らったけど、お返ししてやった。まともに受けたけど、倍返しだ。2発くれてやったぜ。受けても反撃する。彼は正しいよ、俺は受けるのが嫌いだ。打撃を食らうなんてアホだろ。俺はタフでスマートなんだ。結局のところ、俺のチームと俺がスマートだったってこと。次が誰かは分かるだろ。今度の相手はリッキー・マーティンの大ファンさ。ボハシーニャ(パウロ・コスタ)。ここは俺のオクタゴンだ。あいつをたたきのめしてやる。ヤツの顔を手直ししてやりたいのさ」

金曜11日発売の週刊ファイト10月17日号はロバート・ウィテカーの巻です。

<セミメインイベント ライト級マッチ 5分3ラウンド
●アル・アイアキンタ
 判定3-0(27-30、26-30、27-30)
○ダニエル・フッカー

ダニエル・フッカー

「圧倒的なパフォーマンスだった。ヤツはタフだよ。すげぇと思う。いろんなヤツをぶっ飛ばしてきたパンチも受けてしまう。俺が困るようなことは試合を通して何もなかった。パフォーマンスにはとても満足している。試合前、向こうが俺たちはとにかくタフな2人だと言っていたけど、彼の方がすごいファイターだってことを証明しようとしていた。だから、突っかかっていったのさ。俺の方がタフだということではなく、俺の方が上回っているってことだ。ダスティン・ポワリエ、俺がお前の顔にぶち込んでやるよ。2020年にニュージーランドで会おうぜ。俺が終わらせてやる。俺はハンターだ。試合を求めることをためらったりしない。最高の相手とやるにふさわしいと思っている。タイトルをかけて戦っているチームメイトがいるし、俺はハングリーだ。タイトルをかけて戦いたい。そのタイトルの最短距離がダスティンだ」

<ヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
●タイ・トゥイバサ
 2ラウンド(3分14秒)サブミッション(アームトライアングルチョーク)
○セルゲイ・スピバック

セルゲイ・スピバック

「ものすごく楽しい試合だった。タイ・トゥイバサや彼の家族、チームに神の恵みを。相手の地元で戦うときはかなりのプレッシャーがかかるものだ。でも、こういうタイプの試合は他のどこでやるよりも価値がある。次に誰と戦おうが気にしない。とにかく休みたい。今すぐには決断できない。ちゃんと対戦相手を選べる気がしないからな。カムバックして印象的な勝利を上げてやるとやる気に満ちていたんだ。今それが現実になった。これ以上いいことはないよ」

<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
●ルーク・ジュモー
 判定2-1(29-28、28-29、28-29)
○ディエゴ・リマ

ディエゴ・リマ

「俺はテクニカルなタイプだけど、相手はボクシングがうまくて本当にいい距離感を取っていた。だから俺はキックでいったんだ。ケリが当たっていたから、やり続けないといけなかった。ジャブで下がらせてケリを入れる。腕の距離は向こうがかなりいい感じに取っていたからね。そうなるだろうとは思っていたけど、それでもびっくりした。判定の結果がアナウンスされるまで、今までで一番自信があったのに、29-28でルークが呼ばれたときには”オイオイ!”と思った。これからはもっとフィニッシュしていかないとな。最悪だ。俺は自分が明らかに勝ったと思っていたんだ。次に誰とやるかはあとで考える。まだ分からない。家族や子どもたちとの時間を楽しみたい。神の手に委ねるよ。まだ何のプランもない」

<ヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
●ジャスティン・タファ
 1ラウンド(2分10秒)KO
○ヨルガン・デ・カストロ

ヨルガン・デ・カストロ

「対戦相手の早い回復を願っている。今回は俺が主役さ。このためにがんばってきたんだ。UFCに感謝したい。3ラウンドの激闘を予想していたんだけど、ハードに攻めてきた向こうのアゴががら空きだったんだ。とにかくタイミングを計らないといけないのは分かっていた。俺にはパワーがあるからな。当たればダウンしかない。オクタゴンを歩いている時、泣きたくてたまらなかったし、神に感謝したかった。夢がかなう人は多くない。俺は今、自分の夢がかなっている。12月にもう1度戦いたい。すぐにまた試合がしたいんだ。いつでもいいし、誰が相手でもいい。試合がしたい」

【プレリム】
<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○ジェイク・マシューズ
 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
●ロスタム・アクマン

ジェイク・マシューズ

「ゲームプランは相手をテイクダウンすることだった。アナウンサーが彼は優れたストライカーだと言っているのが聞こえたから、打撃でいこうと決めたんだ。それがオージーってもんだろ。ファンのみんなには理解が難しいかもしれないけど、相手がトップ10のファイターだったら、ホームランを狙うしかないのさ。今回は俺にとってものすごく危険な試合だったんだ。相手はある意味、新顔だったし、俺はもう12試合もここで闘っている。成熟さと経験を示さないといけなかった。完全にコントロールできたと思う。俺の試合はほとんどぼやけてしまっているけど、今回は何もかもはっきりしている。それにとても満足している。勝利したのが何よりだ。今回の試合にカーロス・コンディットを希望したんだけど、でも彼は次にミッキー・ガルとやることになっている。だから、カーロスがミッキーを打ちのめしたら、今度は俺がそのレジェンドファイトに挑みたい」

<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○キャラン・ポッター
 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
●マキ・ピトーロ

キャラン・ポッター

「相手にプレッシャーをかけ続けるのは当然、ゲームプランの一部だった。あのパフォーマンスを説明しろと言われたら、ダン・ケリー風ってところかな。基本的に、俺がマウントを取ったらそれでおしまいなんだ。あいつはうまくディフェンスしたと思う。前回、UFCがこのスタジアムに来たとき、ダン・ケリーがほとんど同じスタイルで勝っている。俺にはあれがすごく大きかったし、特に自分が通ってきた道を考えるとね。キャリアの中でヤバイときがかなりあった。年を取っているけど、今もトップレベルで戦えるスキルがあるってことを証明している。少し休みたいとは思っているけど、この2試合がメルボルンだったから、世界を旅したいかな。次の試合はベガスで経験できたらいいかなと思うよ」

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ブラッド・リデル
 判定3-0(30-26、29-27、30-26)
●ジェイミー・ムラーキー

ブラッド・リデル

「これ以上ないってくらい最高のデビューだし、今までで一番のカードだ。相手がすごくタフだった。自分のベストパフォーマンスとはいかなかったけど、素早く切り替えられるようにと思っている。当然、ベストパフォーマンスじゃないけど、勝ちは勝ち。必死にがんばってきたし、いろいろとポジティブなこともあった。満足するほどではないけど、勝てたことはうれしい。12月に戦いたい。チームメイトのアレックス・ボルカノフスキーとカイ・カラ・フランスと同じイベントはどうかな。そうなれば最高だね。最善のオプションがどれかを考えてみないと」

<女子フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
○ミーガン・アンダーソン
 1ラウンド(3分57秒)サブミッション(トライアングルチョーク)
●ザラ・フェイリン

ミーガン・アンダーソン

「最高の気分よ。この数試合は自分のポテンシャルを発揮できていなかった。自分の力を見せつけたかったの。私はバランスの取れたファイターだし、地元のオーストラリアに戻ってこられて本当にうれしい。自分の力をとにかく示したかった。今日はそれをしっかり見せられたと思う。自分が世界でベストな1人だということを証明する必要があった。次が待ち遠しいわ。前回の勝利ではすべてをコントロールできなかったけど、正直、自分では2017年以降、決定的な勝利を遂げられたと思ったことはない。今回はクリーンなフィニッシュだったから最高。特に私がうまくないと言われているポジションからだったしね。必死にがんばってきたし、力を発揮できてうれしい。私はただのストライカーじゃないわ。今回がこの16カ月で4試合目。わりと定期的に戦っていると思う。来年の初めに、UFCが戦ってほしいと言う相手とやりたい。次の対戦相手を早く知りたいわ」

【アーリープレリム】
<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
●ナディア・カセム
 2ラウンド(4分59秒)TKO
○キム・ジヨン

キム・ジヨン

「この試合のためにたくさん準備してきました。圧倒的なフィニッシュを決められてうれしいです。久しぶりですが、自分のパフォーマンスにはとても満足しています。打撃に焦点をあててトレーニングに励みました。自分のニックネームに恥じないようにしたかったですし、自分の拳を見せつけたかったんです。12月の釜山でアレクサ・グラッソと戦いたいですね。彼女と戦って、この階級の上に行きたいと思っています」

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○カリッド・タハ
 3ラウンド(3分00秒)サブミッション(アームトライアングルチョーク)
●ブルーノ・シウバ

カリッド・タハ

「相手がグラウンドにかなり強くて、コントロールもうまかったけど、それほど危険ではなかった。何度かいけたし、フィニッシュできると思っていた。第3ラウンドでグラウンド・アンド・パウンドが決まり始めた。向こうはもう終わりだなと実感もあったしね。相手が動いて、サイドチョークを狙えた。俺はこれをずっとトレーニングしてきたから、それを食らわせてやったんだ。誰かを指名したいわけじゃないけど、自分のランキングを上げてくれる相手とやりたい。だから、マネジメントとUFCにそうお願いするつもり。とにかくありがとうと言いたい」


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