深紅映像演出Hell In A Cellサクラメント客大不評の幕切れ!カブキ・ウォリアーズ戴冠

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 なんだかよくわからない幕切れにお客さんの不満が爆発。あらゆる罵声からAEWチャントまでが音声拾ってしまう問題のメインイベントになってしまった。なにしろ映像処理で深紅の暗い画面というのが、なんだかよく見えないというか・・・。
 まぁ、もともと秋の番組改変期で、水曜生TV戦争が開戦するは、地上波FOXの放送が始まるなど、グローバルにマット界を見渡しても最重要な凝縮週間になったあとを受けての現地、日曜夜のPPV大会である。陰口では、恐らく「もっとも少ない視聴者数になることは確定」とか、明らかに不人気というのか、関心を持たれてない檻が上から降りてくる年間恒例の大会だったのだが・・・。
 プロレスはお客さんと真剣勝負する底なし沼のスポーツ芸術である。しかし、今回はやる側・作る側は究極のガチンコ勝負に負けたということだ。やばいことになったと記すしかない。


 カードで最高試合賞だったのは、意外にも(失礼)ローワン&ハーパーが偽のお仲間組(ローマン・レインズ&ダニエル・ブライアン)に暴れるタッグ戦だった。これはもう皮肉というほかない。お客さんにも受けていたのだ。


 日本のファンにとっては、カブキ・ウォリアーズの戴冠だろうか。本誌は「恐らくRAW行きだろう」とすでに活字に残しているが、事前カード発表もなかったマッチメイクながら、出てきた段階で王座戦のケツは読めたのではなかろうか。まぁ、それはどうでもいいんだが、いつのまにカブキ・ウォリアーズはヒールになったのか。それが気になって大人のファンなら試合は楽しめなかったかも。ちなみにこれまでは3時間のRAWがAショー、2時間のSmackDownがBショーという扱いながら、内容は面白いというのがユニバースの認識になる。そしてSmackDown収録現地会場での3時間目は205 LIVEがWWEネットワークから生中継される構成だったが、地上波FOXへの移行によってこちらがAショー扱いになる。そういう変更の中でカブキ・ウォリアーズがどう扱われるのかは、今後のお楽しみということになろう。

■ WWE Hell In A Cell
日時:10月6日
会場:カリフォルニア州サクラメント ゴールデン1センター

◆ベッキーが死闘セル戦制して王座防衛!

 王者ベッキー・リンチが“ザ・ボス”サーシャ・バンクスとRAW女子王座をかけたヘル・イン・ア・セル戦で激突した。前回の王座戦が反則裁定となった2人は完全決着すべく過酷な金網戦で激しい攻防を展開。ゴング前からサーシャがエルボーで先制して金網にベッキーを叩き付ければ、ベッキーもドアロック用のチェーンで殴り掛かって反撃した。さらにベッキーはベックスプロイダーでサーシャを金網に叩き付け、パイプ椅子ごとミサイル・ドロップキックで吹き飛ばせば、サーシャも竹刀連打やバックスタバーからダブル・ニーでベッキーをテーブル葬にして応戦。金網の中で2人の攻防がエスカレートすると、最後はベッキーが雪崩式ベックスプロイダーからディスアーマーでサーシャを仕留めてタップ勝ち。サーシャはリマッチでも王座に届かず、ベッキーが死闘を制して王座防衛に成功した。

◆毒霧噴射!カブキ・ウォリアーズが悲願のWWE女子タッグ王座を戴冠!

 ついにアスカ&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズが悲願のWWE女子タッグ王座を戴冠した。カブキ・ウォリアーズが王者アレクサ・ブリス&ニッキー・クロスとWWE女子タッグ王座をかけて激突すると、カイリは握手を交わすふりをしてアレクサとニッキーに先制攻撃を放てば、アスカも一時はアレクサ&ニッキーの連携攻撃に捕まるも、ヒップアタックやアンクルロックで反撃。続けてカイリはアレクサにスライディングDを放ってフォールを狙うも、ニッキーがレフェリーの注意を引いてカウントなしとなると、カイリは「なめんなよ!コラ」と叫ぶとインセイン・エルボーを繰り出したが、ニッキーにヒザで迎撃されてしまう。

 試合終盤ではニッキーがアスカに強烈なカウンターのクローズラインを放ち、アレクサがエプロンからのトペ・コンヒーロでカイリを吹き飛ばすも、アスカが突如、毒霧を吹き付けてニッキーの動きを止めると、ハイキックを放って3カウント。カブキ・ウォリアーズが逆転勝利で悲願の王座戴冠を果たし、新WWE女子タッグ王者となった。


 試合後、アスカは「我々チャンピオンになったがな。誰でもかかってこいや!」と意気揚々と自身の偉業を誇ると、カイリは「どれだけ待ったか。誰も容赦しませんよ!あー楽しい」と念願の王座奪取に喜びを爆発させた。

◆ロリンズ、不死身のワイアットにスレッジハンマー攻撃で反則裁定

 王者セス・ロリンズが“ザ・フィーンド”ブレイ・ワイアットとユニバーサル王座をかけたヘル・イン・ア・セル戦で激突した。金網で囲まれたリングでロリンズは竹刀を持ち出して攻撃するもワイアットは微動だにせず、チョークスラムで反撃。さらにロリンズはトペ・スイシーダ2発やテーブル葬のフロッグスプラッシュを放つも、ワイアットに捕まってシスター・アビゲイルを食らってしまう。ダメージを受けた様子を見せないワイアットにロリンズはカーブ・ストンプ3連打からペディグリーを放つもなんとカウント1。さらにロリンズはカーブ・ストンプ連打(合計で全10発)でワイアットを倒すとパイプ椅子やラダーで顔面攻撃を食らわすも、起き上がってくる不死身のワイアット。No sellの試合展開はキャラだからいいのか、とか専門媒体の記者はピーチクパーチクやりだすに違いない。

 動揺するロリンズはレフェリーに制止される中、持ち出したスレッジハンマーでワイアットを一撃するとゴングが鳴って反則裁定となってしまう。試合後、救急隊員がワイアットを担架で運ぼうとするも、突如起き上がったワイアットはロリンズに襲い掛かり、場外でシスター・アビゲイルからのマンディブルクローでロリンズをKOした。


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