G1クライマックスの序盤戦の天王山、木、金、土の3連戦を組んだ後楽園ホールの最終日、7月20日のAブロック公式戦が行われた。期待されたのは、これまで新日本プロレスの歴史を鑑みても、ジュニアの王者がヘビーの王者に勝利するマッチメイクの掟が破られるか否かの一点だったのだが、今回も「ギリギリまで追い込んだが・・・」という保守的な結末に。これで全勝を続けるKENTAとオカダ・カズチカが愛知県体育館で対決するという、次の山場である名古屋2連戦を迎えることになる。
尺は21分56秒、ややゆっくりしたペース配分で、楽しみ方の観点が違うので日本語実況の誘導がうざいのだが、ややメインが安全運転の内容だったのかも。まぁ、前日のジョン・モスクリーvs.石井智宏戦のインパクトと余韻が大きすぎたこともあるのかもだが・・・。それにしても「テーブルを持ち出してカミさん(WWE実況のレネー・ヤング)に怒られる」と、試合後インタビューかましていたのが大笑いなんだが。
あと、シングルになって風貌も変えたランス・アーチャーが、やたら後楽園の常連客から声援集めている、受けているのが今回のG1の事前の読みから、良い意味で外れている点だろうか。最後は業界用語クイックの丸め込みで棚橋弘至が勝つんだが、落ちないケツである。がんばってくれている。
オスプレイBOSJ優勝時
<第9試合 30分1本勝負「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦>
○オカダ・カズチカ(4勝0敗=8点)
21分56秒 レインメーカー⇒エビ固め
●ウィル・オスプレイ(1勝3敗=2点)
<第8試合 30分1本勝負「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦>
○飯伏 幸太(2勝2敗=4点)
19分14秒 カミゴェ⇒片エビ固め
●SANADA(1勝3敗=2点)
<第7試合 30分1本勝負「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦>
○KENTA(4勝0敗=8点)
15分03秒 go 2 sleep⇒片エビ固め
●“キング・オブ・ダークネス”EVIL(2勝2敗=4点)
<第6試合 30分1本勝負「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦>
○棚橋 弘至(2勝2敗=4点)
11分58秒 高角度前方回転エビ固め
●ランス・アーチャー(2勝2敗=4点)
<第5試合 30分1本勝負「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦>
○ザック・セイバーJr.(1勝3敗=2点)
6分30秒 後楽園ホールを使っての場外戦⇒間に合ってのリングアウト
●バッドラック・ファレ(1勝3敗=2点)
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