東部巡業RAW『エクストリーム・ルールズ』前も不安定露呈!ドス・カラス覆面はセドリック・アレクサンダーのオチ

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 新日本プロレスはタイガー服部レフェリーの引退を兼ねた東部遠征日程を発表していたが、WWEはここから東部巡業だ。現地時間日曜には、ポール・ヘイマン総監督にとって勝手知ったるフィラデルフィアでのPPV大会『エクストリーム・ルールズ』を迎えるが、正直、あまり盛り上がってないまま。マンハッタンから見える川向にあるニューワークのプルデンシャル・センターからなんだが、例によってシェイン・マクマホンが田舎をバカにしたって面白くもなんともない。もっとも、場内販売の売り子が客席に持っていくビールが1杯15ドルというのは都市部の値段なんだが・・・

 冒頭は、その『エクストリーム・ルールズ』のメインが男女混合だからと、アンドレア&ゼリーナ・ベガ組に、パワーカップルのベッキー・リンチ&セス・ロリンズからにして視聴者の興味を繋ぐんだが、CM後にゴング鳴らしてある程度の尺をもらっても、ケツがミエミエなこともありイマイチ消化試合カードにしかならないからだ。

 消化試合ということでは、まずベイリーがバイキング・メイクのサラ・ローガンを下すも、ニッキー・クロスがディナ・ブロックスをやっつける時間の方が短いということで、なんやかんやで『エクストリーム・ルールズ』は当初の発表のベイリーvs.アレクサ・ブリスから、ニッキーを加えた2対1のハンディキャップ戦になると。メイクのせいでなんか美人に見えるニッキーが加わるというのはイイんだが、どっちが速く相手をやっつけるかの時間勝負試合たって、順番からしてもお茶の間のライト層でもケツは丸見えなんじゃないのか? そして、うるさいニュージャージーの客は、試合途中で”CM PUNK””CM PUNK”と、もうプロレスに戻らないと公言している引退選手の名前を連呼始めるんだから、WWEヤバッという非常ベルが鳴り続いていることになろう。

 それにしても、J SPORTSの衛星生配信だと、未だにサーシャ・バンクスを含む紹介プロモが流されているのだが、当の本人サーシャは日本に来ていて、アチコチ日本の団体に売り込みをやっているご様子なんだが・・・。う~む。

 本誌はなんでも書くのがあまりに早すぎて、ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンの巨額再契約も報道済みなんだが、そりゃ年俸各50万ドル以上の5年契約保証となれば、正式サイン後のテレビ登場はお仕事役だろうがという・・・。一般のファンでもリコシェが連勝することは読めるんじゃないか。あまりにわかりすぎるのは試合の興味によろしくないと思うのだが・・・。
 正式サイン完了ということでは、AEWに行かずWWEにとどまったことで、同じく夫マイケル・ベネット(ケネリス)の方が酷い扱い、ほとんど再起不能のバカにされ方を前週にされていたケネリス夫妻だが、今週もマリアが「アイスクリームとピクルスを買ってこい」と、マイケルがほとんど道化役セグメントの登場なのが高額再契約の代償なのだろうか。

 このままじゃ、『エクストリーム・ルールズ』の視聴者数はまた最低記録更新になりそうだが、番組中の前煽りということでは、『EVOLVE 10周年記念大会』をWWEネットワークで配信するとの告知もされており、4大PPV大会前日の『NXTテイクオーバー』の方は熱心に見るというのと一緒で、戸澤陽も出ることだし、EVOLVEの方が面白そうだと思ったライト層ファンも少なくないんじゃなかろうか。

 その『エクストリーム・ルールズ』では、アンダーテイカーがカードに加わる予定だが、その前哨戦は5000ドルで素人を使うという台本も発想が貧困で、もはやアイデアが涸渇している。まぁ、番組中にNXTタッグ王者ストリート・プロフィッツを度々登場させて、お茶の間向け番組でも顔を売るというのと一緒で、セドリック・アレクサンダーという秘密兵器もWWE所属なんだという顔見世なんだろうが、もっと別のやり方があったのではなかろうか。

■ WWE RAW
日時:7月8日(現地時間)
会場:ニュージャージー州ニューワーク プルデンシャル・センター

◆コービン&レイシーの襲撃で王者カップルに暗雲

 セス・ロリンズ&ベッキー・リンチの王者カップルがアンドラデ&ゼリーナ・ベガとエリミネーション・ミックス戦で激突した。白熱の攻防を展開した両チームだったが、ベッキーがディスアーマーでゼリーナを排除すると、そこへ姿を現したレイシー・エバンスと乱闘に発展。ロリンズが制止して試合に戻るも、レフェリーの死角でロリンズがゼリーナのフランケンシュタイナーを食らって4人入り乱れた攻防に発展すると、最後はロリンズがアンドラデにカーブストンプを放って3カウント。王者の貫禄を示したロリンズ&ベッキーが試合に勝利して花道を戻ると、突如、バロン・コービン&レイシーが背後から襲撃。レイシーがウーマンズ・ライツでベッキーを沈めると、コービンが馬乗りになってロリンズに暴行した。

 ロリンズ&ベッキー対コービン&レイシーの勝者総取りミックスタッグ・エクストリームルールズ戦が行なわれるPPV「エクストリーム・ルールズ」は日本時間7月15日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。

◆王座戦を前にAJスタイルズがリコシェをKO

 US王者リコシェが再結成した“ザ・クラブ”のルーク・ギャローズとシングル戦で対戦した。PPV「エクストリーム・ルールズ」でリコシェとの王座戦が決定したAJスタイルズとカール・アンダーソンがセコンドに付く中、体格に劣るリコシェはギャローズのチョークスラムに捕まるとビックブーツやヘッドバットを食らって劣勢となったが、ギャローズの隙を突いた丸め込みで勝利。
 するとイラついたAJスタイルズがカール・アンダーソンとの試合を要求すると、承諾したリコシェは介入を狙うギャローズとAJスタイルズをトペ・コンヒーロやムーンサルトで蹴散らし、最後は630°スプラッシュをアンダーソンに決めてまたしても勝利。この結果に怒ったAJスタイルズがリコシェに襲い掛かると、ギャローズ&アンダーソンもマジックキラーを炸裂。さらにスタイルズ・クラッシュを狙ったAJスタイルズだったが、「お前はそのまま倒れておけ」とリングを後にするも、リコシェが起き上がってくると、渾身のフェノメナール・フォアアームを放ってリコシェに止めを刺した。

 リコシェ対AJスタイルズのUS王座戦もPPV「エクストリーム・ルールズ」で行なわれる。

◆レインズがPPVを前にシェイン&マッキンタイアに敗戦

 ローマン・レインズがシェイン・マクマホン&ドリュー・マッキンタイアとタッグ戦で激突した。シェインの策略でレインズのパートナーに決まったのは素人にして、プルデンシャル保険で働く勤続社員のゲイリー・ガーバット。用務員のガーバットは「5000ドルでなんでもするか?」とシェインに雇われてドス・カラス風のマスク姿で登場した。試合序盤でレインズがコーナーポストに誤爆してガーバットに交代すると、意外にもトペ・コンヒーロやスワンダイブ式クロスボディを繰り出してシェイン&マッキンタイアを翻弄。しかし、マッキンタイアのクレイモアを食らうと、ガーバットはシェインにフォールを奪われて敗戦してしまう。

 試合後、レインズがスーパーマンパンチでマッキンタイアを蹴散らし、ガーバットがマスクを取って、正体がセドリック・アレクサンダーだったことを明かすと、シェイン&マッキンタイアは勝ち名乗りを受けながらリングを後にした。
 レインズ&アンダーテイカー対シェイン&マッキンタイアの一戦もPPV「エクストリーム・ルールズ」で行なわれる。

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