シンシナティRAWビンス強権発動でSmackDown選手も合流!決死の番組テコ入れ

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 オハイオ州シンシナティからの生中継。冒頭に出てきたのはビンセント・ケネディ・マクマホンと、フルネームで誇張する会長御大の威張り歩きから。なにしろ、自身の私財を投げうったフットボールのXFL再興に、ESPNとFOXスポーツがついたことが発表されたばかり。これでようやく一安心なのだろうが、本誌が繰り返し指摘するようにRAWやSmackDownの視聴率の落ち込みが非常ベルということもあり、なんとしてでもテコ入れしないといけないからというお題目が先行する。実際、現地時間月曜夜、SmackDown班はハウスショー大会の巡業コース予定だったのに、急遽キャンセルしてRAW番組にスターを次々に並べる作戦に出た。Shorty AwardsなるWEBの認証組織から3つの大賞を受けたという、影響力大認定のSNSでも前日から登場が煽られてはいたが、青ブランドに移籍したばかりのローマン・レインズがお出ましかと思えば、コフィ・キングストンと、ケガから復帰したダニエル・ブライアンも詰め寄りと、つい先日のスーパースター・シェイクアップはなんだったのか、どっちの所属なのか意味をなさなくなってしまうのだが、そうかと思えば、最初のCM明けにはRAWに移籍したAJスタイルズも登場する。

 ビンスは「これはワイルドカード・ルールなんだ。SDから3名が来るかと思えば、RAWの3名がSDに行くこともある」と、例によってクルクル変わる方針を説明するという(とほほ)。
 RAWの脚本班から、ライアン・キャラハンのクビが漏れ伝わっている。視聴率低下の責任を取らされたのだろうが、本当の元凶はビンス・マクマホンであって、台本担当が悪い訳ではないというのが一致した専門家観測なのだが・・・。

■ WWE RAW
日時:5月6日(現地時間)
会場:オハイオ州シンシナティ USバンク・アリーナ

◆2週連続のフェノメナール・フォアアームにロリンズ激怒

 PPV「マネー・イン・ザ・バンク」でのユニバーサル王座戦が決定している王者セス・ロリンズとAJスタイルがタッグを組んでバロン・コービン&ボビー・ラシュリーと対戦した。リングに登場したロリンズとAJスタイルズが舌戦を展開すると、ビンス・マクマホン会長が強制的にタッグ戦を決定。これに戸惑うロリンズ&AJスタイルズはチームワークを発揮するコービン&ラシュリーに苦戦を強いられてしまう。ロリンズは状況を打開すべくトペ・スイシーダ2発を決めて勢いを取り戻すも、ここでコービンに放ったAJスタイルズのフェノメナール・フォアアームがロリンズに誤爆。するとAJスタイルズはそのまま悪びれずにリングを降りてしまい、1人残されたロリンズはコービンのエンド・オブ・デイズに沈んで3カウント。敗戦したロリンズは「2週連続食らったぞ!今度は俺がお前の顔面を破壊してやる」とAJスタイルズに激怒し、2人の因縁はさらに深まった。

 

◆止まらないベッキーとレイシーの襲撃合戦

 2冠女子王者ベッキー・リンチとレイシー・エバンスの襲撃合戦が止まらない。先週、ベッキーを襲撃して大乱闘となったレイシーは女子MITBラダー戦に出場するアレクサら4人を自身の試合のリングサイドに招待。するとレイシーは格下相手に自身の実力を見せつけるように圧倒し、必殺のウィメンズ・ライトを繰り出して完勝した。試合後、観戦していた4人に対して「誰かがMITBラダー戦で勝利するかもしれないけど、私がRAW女子王者になったらきっと後悔するわよ。ベッキーと同じであなた達は私に敵わないから」とレイシーが悪態をつくと、そこへ因縁のベッキー・リンチが登場。先週の続きとばかりに襲い掛かったベッキーは馬乗りになってレイシーに攻撃を加えたが、繰り出したディスアーマーはうまくかわされてレイシーに逃亡を許した。

 王者ベッキー対レイシーのRAW女子王座戦が行なわれるPPV「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間5月20日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。

◆“ワイルドカードルール”でレッスルマニア・リマッチが実現

 ビンス・マクマホン会長がスーパースターの2大ブランド間移動を可能にする“ワイルドカードルール”を突如発動してレッスルマニア・リマッチとなる2試合を実現させた。オープニングに登場したビンス会長は勝手にRAWに登場したレインズに対して「SmackDown所属のお前がなぜRAWにいるんだ」と忠告すると、さらにSD所属のダニエル・ブライアンとWWE王者コフィ・キングストンも番組に姿を現して舌戦を展開。するとビンス会長はこの状況を逆手にとって2大ブランド間のスーパースター移動を可能にする“ワイルドカードルール”を発動。レッスルマニアで行われたレインズ対ドリュー・マッキンタイア、キングストン対ブライアンのWWE王座戦を決定した。

 レインズ対マッキンタイアの一戦では試合終盤にスピアーを決めたレインズがピンフォールを狙うと、突如シェイン・マクマホンとPPVでの対戦が決定しているアライアスがレインズを襲撃して試合は反則裁定。3人に囲まれたレインズはマッキンタイアのクレイモアを食らって撃沈した。一方、王者コフィ・キングストンとダニエル・ブライアンのWWE王座戦では、アームバーからイエスロックと関節技で攻め立てるブライアンに対して、キングストンはコーナートップからのダイブやクロスボディを繰り出して互角の攻防を展開。
 しかし、最後は両者大技を読み合う展開でキングストンがトラブル・イン・パラダイスをクリーンヒット。キングストンがブライアンから3カウントを奪って王座防衛に成功した。レインズ対アライアス、キングストン対ケビン・オーエンズの試合が行われるPPV「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間5月20日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。

◆ビンスのXFL再興にESPNとFOXスポーツ他の放送パートナーが決定

(c)Alpha Entertainment
 2020年2月8日からキックオフ、4月26日に優勝決定戦のXFL放送権は、ESPNとFOXスポーツが分け合う恰好になったと報道された。また、一試合というか一大会の$400,000(43試合なので合計1720万ドル)と見積もられるプロダクションコストこそESPNとFOXスポーツが負担するが、大きなものはABCとFoxの地上波で中継され、そのABCとかがCM広告枠を売るからXFLには放送権料自体はない役割分担だという。さらにESPN、ESPN2、FS1などの傍系ケーブル局でも現地の土曜日、日曜日にどこかで放送されるほか、時代の変化に伴いESPNとFOXスポーツはストリーミング配信でもカバーする体制になる。


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