UFCファイトナイト・ロシア!AオーフレイムがAオレイニクをKO!ロクサン・モダフェリが白星!アウェー戦に臨んだ中村K太郎は判定負け


Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC

 UFCは日本時間2019年4月20日(土)から21日(日)にかけてロシア・サンクトペテルブルグのユビレイニ・スポーツ・コンプレックスにて”UFCファイトナイト・ロシア”を開催した。

 ヘビー級ランキング7位のアリスター・オーフレイム(オランダ)とモスクワを拠点とする地元ファイターのアレクセイ・オレイニク(ロシア)が対戦したメインイベントは、開始直後こそオレイニクがプレッシャーをかけていったものの、冷静に対処したオーフレイムが第1ラウンド終盤に鋭い膝蹴りを連打し、オレイニクをダウンさせるとパウンドの嵐でフィニッシュを決め、レフェリーストップによるTKO勝利を収めた。

 メインカードに登場したロクサン・モダフェリ(アメリカ)は現女子フライ級王者ワレンチナ・シェフチェンコの実姉であるアントニーナ・シェフチェンコ(キルギス)を迎え撃ち、スプリット判定ながら白星を獲得した。


 日本から参戦した中村K太郎はスルタン・アリエフとのアウェー戦に挑み、フルラウンドを戦い抜きましたが、ユナニマス判定で黒星を喫した。


■ UFCファイトナイト・ロシア
日時:2019年4月20日(現地時間)
会場:ロシア・サンクトペテルブルグのユビレイニ・スポーツ・コンプレックス

【メインイベント】
<ヘビー級マッチ 5分5ラウンド>
○アリスター・オーフレイム
 1ラウンド(4分45秒)TKO
●アレクセイ・オレイニク

アリスター・オーフレイム
「彼は本当に手強い相手だし、このスポーツのベテランだ。一緒にトレーニングしたこともあって、友人でもある。彼と戦わなきゃいけなくなったことは嫌だったけれど、ロシアでの3試合目は本当に最高だった。ファンが本当に素晴らしかったから、ここで戦えてうれしかった。もし自分で選べるのなら、戻ってくるよ。彼が頭から突っ込んできて、こっちをプッシュバックさせようとしてきたけど、距離を取って抑えられたし、膝を入れていけた。何度かアゴに当てたら向こうはそれを受けたけど、最後の一発がヒットしてダウンを奪えた。弱ったのを感じたから、グラウンド・アンド・パウンドで仕留めにいったのさ。もともとはアレクサンドル・ボルコフと戦うことになっていた。今日は実現しなかったけど、今後、その試合ができるなら俺はかまわない」

【セミメインイベント】
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○イスラム・マカチェフ
 判定3-0(30-27、30-27、29-28)
●アルマン・ツァルキヤン

イスラム・マカチェフ
「ものすごい応援してもらえたからロシアで戦えてうれしかった。特に試合中、観客のみんなが自分の名前を呼ぶ声が聞こえて、あれは忘れられない。今回の相手はまったく驚きがなかった。特に何もなし。でも、力を発揮しきれなかった。トップ15にいる人で、ランク落ちを怖がっているヤツがいたら、そいつと戦いたい。ランカーたちはその中で戦い合っているから、負けようがランク落ちすることがない。俺はそういうヤツラに対してビビるなと思うし、トップ15にいない相手とも戦えと主張している」

ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○セルゲイ・パブロビッチ
 1ラウンド(1分06秒)KO
●マルセロ・ゴルム

セルゲイ・パブロビッチ
「もちろん、今はとてもうれしい。地元でみんながいい試合をしているしね。サンクトペテルブルグでMMAの試合に臨むのは今回が3回目で3勝目。昨年、モスクワでの敗戦についてはこれで終わりになっていることを願う。(初黒星を喫した)オーフレイム戦の後、うまくやってこられたし、トレーニングセッションを変更した。俺はただのファイターで、戦って勝つことしかできない。俺の勝利やそれ以外のことで活躍したと主張するのが俺の仕事じゃない。それはジャーナリストに任せるよ。今はとにかくリラックスして、何も考えたくない」

<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○ロクサン・モダフェリ
 判定2-1(29-28、28-29、29-28)
●アントニーナ・シェフチェンコ

ロクサン・モダフェリ
「試合はコーチが言っていた通りになったので、コーチのゲームプランにしたがいました。アントニーナがかなりすごいと言われていたことは知っているけど、それはチャンピオンになった彼女の妹の存在が大きいと思う。対戦相手としてアントニーナを見た時、妹ほど心配はないと思いました。妹とはいずれ戦いたいですね。自分自身を誇りに思うし、今回のキャンプはサウスポーを想定してトレーニングをしたので特別なものになりました。いつもソーシャルメディアで対戦相手を指名しても、その人とやれないんです。なので、サイボーグと言ったのは冗談ですよ。実現しないと思ったから彼女を挙げたんです。マッチメーカーが組んでくれる相手となら誰とでも戦う。誰かの悪口を言えと言われればそうする。テキストを送ってくれれば、お気に入りのスーパーヒーローの格好にドレスアップして行きます」

<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
○クリストフ・ヨトゥコ
 判定3-0(30-25、30-26、30-26)
●アレン・アメドフスキー

クリストフ・ヨトゥコ
「キャリアの中で何度もものすごく厳しい時期があった。ケガも多いし、不調もあった。3連敗もした。本当にきつかった。今年のはじめ、ハードトレーニングをスタートしたんだ。キャンプではいろんなことを変えて、メンタルコーチとも取り組んでいる。数カ月、タイに行ってアメリカン・トップ・チームにも行った。今回は勝って自分の戦略をやり遂げるために来た。試合に全力を投じて勝てたからうれしい。時に、一歩前に進むために二歩下がる必要がある。とにかく自分のことに集中した。これが俺の人生だし、自分がやりたいと思っていること。UFCにいるためにすべてをかけている。ベストな人たちとトレーニングするためにアメリカに引っ越しもした。ずっとUFCにいたいと思っている」

【プレリム】
<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
○モフサル・エフロエフ
 判定3-0(29-27、29-26、29-27)
●チェ・スンウ

モフサル・エフロエフ
「ロシアで戦うことは大きな意味がある。ついてきてくれたみんな、サンクトペテルブルグで出会ったすべての人たち、彼ら全員がデビュー戦の成功を手助けしてくれたと思っている。試合に勝ててうれしいし、ファンや観客の期待に応えられてうれしい。地元のみんなをがっかりさせなかったこともよかった。一方で、トレーニングキャンプ中にコーチたちと取り組んできたことをすべて発揮できなかった。でも、勝てて満足している。次の相手が誰だろうと正直気にしていない。もっとうまく、もっと速くなるために階級を変えたばかりだから、UFCにはできるだけ早く次の試合を組んでもらいたい」

<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○スルタン・アリエ
 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
●中村K太郎

スルタン・アリエフ
「UFCとの契約は今回の試合が最後だったから、自分にとっては勝つことがかなり重要だった。でも、地元での試合だったからかなり楽だったけどね。今回が契約最後の試合ということもあって、MMAから引退したいと思っている。家族もいるし、仕事もある。すべてに時間を割くことはできない。それに、年齢を感じ始めてもいる。MMAはファンのためだけではなく、自分の力を試し、自分の限界をプッシュするためにやってきた。今回のチャンスをくれたUFCに感謝している」

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○アレクサンダー・ヤコブレフ
 2ラウンド(3分10秒)サブミッション(ギロチンチョーク)
●アレックス・ダ・シウバ

アレクサンダー・ヤコブレフ
「気分はいいが、今は何も言えない。本当に勝ててうれしいんだ。正直、今回の試合の出来に完全に満足しているわけじゃない。もっとやれるはずだった。この試合まではかなり長い休みだったし、今回の試合はかなり予想外に組まれた。だから、とりあえず今はすべてのことを見直す必要がある」

ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○シャミル・アブドゥラヒモフ
 2ラウンド(3分15秒)TKO
●マルチン・ティブラ

シャミル・アブドゥラヒモフ
「ここは俺がMMAキャリアをスタートした場所だから、戻ってこられてうれしい。もう少しグラップリングできてテイクダウンを狙ってくるかと思ったんだけど、今回の試合は自分の思い描いていた通りになった。相手をおびき寄せて2ラウンド目でノックアウトしたいと思っていたんだ。それを実現できた。次に誰と戦おうが知ったこっちゃない。ただ、トップ5の相手とやりたいとは思っている。この階級のランキング9位を打ち負かしたところだ。頼むよ、俺に試練を与えてくれ」

<ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○ミハル・オレクシェイチュク
 1ラウンド(0分44秒)KO
●ガジムラド・アンティグロフ

ミハル・オレクシェイチュク
「試合の早さを見せつけるためにここにいるわけじゃない。戦うためにいるだけだ。だから、UFCが用意してくれる相手なら誰でも受ける。どんな試合でも受けて勝って、ベストを尽くす。イオン・クテラバの準備ができ次第、戦いたい。きっとライトヘビー級ではかなり良い試合になるんじゃないかと。向こうの準備ができたら、俺は戦いたいと思っている」

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○マゴメド・ムスタファエフ
 1ラウンド(1分26秒)TKO
●ラファエル・フィジエフ

マゴメド・ムスタファエフ
「2年以上も戦っていなかったからトレーナーには3ラウンドの試合にしたいと言っていたんだ。早めのフィニッシュはうれしいけど、厳しい3ラウンドの試合に備えていたから。俺がこれまで臨んだすべての試合を見てもらえれば、同じテクニックがないと分かってもらえるはずだ。いつもレッグキックはあるけど、基本的にはボディにケリを入れる。今回は頭を狙うと決めていた。ケビン・リーとの再戦を希望する。腕を折ったのに第1ラウンドで戦い続けられた。2ラウンド目は骨折した腕のまま戦ったけど、むくんでしまってパンチが打てなかったんだ。もし彼が完全に別の階級に転向したのでなければ、リマッチしたい」


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