サーシャ&ベイリー新設女子タッグ王者!ベッキー松葉杖でシャーロット、ロンダ滅多打ち!コフィ・キングストン大応援エリミネーション・チェンバー

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 現地時間17日、テキサス州ヒューストンのトヨタセンターから『エリミネーション・チェンバー』が開催され、本戦では女子の新設タッグ王者を決めるチェンバー戦から。

 考えられた構成になっており、サモアの怪女コンビが暴れるも、ナイア・ジャックスがポット(小部屋)のプラスティック強化ガラスに突っ込んで割ってしまい自滅とか、アイコニックスにも出番が与えられるなど、飽きさせずに面白かった。観客の想像力を上回ってこそのプロレス試合内容なのであって、ケツはまぁ女子革命をけん引してきたサーシャ&ベイリー組というのはオマケにようなものだ。お客さんは”You deserve it”の合唱になった。感情を揺さぶってこそのプロレスである。

 ロンダ・ラウジーがルビー・ライオットをタップアウトさせたあと、お約束で松葉杖のベッキー・リンチが観客席からリングイン。シャーロットを滅多打ちにするのみならず、しばらくは静観していた戦闘服コスチュームだったロンダ様をも後ろから、さらに頭から叩いてボコボコに。びっこを引いたセールのまま引き上げていった。これでいいのだ。

 トリの男子チャンバーは、ちゃんとSmackDownを見ていたWWEユニーバースなら、やはりコフィ・キングストン応援になる。期待に応えて、サモア・ジョーがAJスタイルズにピンされるも、ランディ・オートンがそのAJをも倒す。しかし、コフィがオートンをフォールするのである。残るはWWE王者ダニエル・ブライアンだ。典型的なベビー・フェイス対ヒールの構図になり、お客さんはアップセットの期待に感情移入していく。ケツこそブライアンの王座防衛なのだが、当初の予定だったムスタファ・アリがドクターの許可が降りず、代打となったコフィが大overとなっていく過程はリアルを応用した展開のプロレス魔術の神髄であろう。最後の絵も負けたコフィにNew Day団が駆け寄り、「お前は11年がんばったんだ!」と声をかけ、会場は”thank you Kofi”の合唱に包まれる。キャラではジャマイカ出身、実際はガーナだったアフリカ人はこれでトップ選手の一員となった。

■ WWE ELIMINATION CHAMBER 2019
日時:2月17日(現地時間)
会場:テキサス州ヒューストン トヨタ・センター(旧ザ・サミット)

◆戸澤、善戦もクルーザー級王座奪取ならず

 PPV「エリミネーション・チェンバー」のキックオフショーで戸澤陽がクルーザー級王者バディ・マーフィーとの王座戦に挑んだ。大一番へ闘志をむき出しにした戸澤はスープレックスからシャイニング・ウィザードで攻め込んでペースを掴むと、さらにコーナートップからフランケンシュタナーでマーフィーを投げ飛ばすもカウント2。勢いに乗った戸澤は打撃の攻防からトペ・スイシーダ2発を決めると、ロープに倒れ込んだマーフィーにダイビング・セントーンを炸裂。必勝パターンに持ち込んだ戸澤だったが、これもカウント2で返されると最後はマーフィーにマーフィーズ・ロウを決められて無念の3カウント。戸澤は善戦するも、頂点にあと一歩届かず王座奪取に失敗した。
 試合後、戸澤は「負けてしまいました。でも、クルーザーウェイトのベルトを取るっていう夢は絶対にあきらめないので、これからも応援宜しくお願いします」と2度目の王座奪取をファンに誓った。

◆サーシャ&ベイリー、初代WWE女子タッグ王座戴冠で歓喜の涙

 新設されたWWE女子タッグ王座の初代王者を決めるエリミネーション・チェンバー戦が本戦の開始だった。RAW、SmackDownそれぞれ3チームが出場する中、サーシャ・バンクス&ベイリー対マンディ・ローズ&ソーニャ・デビルで試合が始まると、その後も5分毎に小部屋ポッドが開放してライオット・スクワッド、アイコニックス、ナオミ&カーメラ、ナイア・ジャックス&タミーナが参戦すると試合は大混戦。体格とパワーに勝るナイア&タミーナがアイコニックスをダブルサモアンドロップ、ライオットスクワッドをスプラッシュで敗退させるも、ナイアが勢い余って小部屋に誤爆してしまうと、タミーナはベイリーのダイビング・エルボーから4人掛かりでピンフォールを奪われて敗退。
 最後はサーシャがソーニャをバンク・ステートメントで捕まえてタップアウト。見事、サーシャ&ベイリーが初代WWE女子タッグ王座を戴冠し、歓喜の涙を流しながらWWEの歴史にその名を刻んだ。

◆王座戦剥奪のベッキーが大暴れ!シャーロットとロンダを松葉杖で滅多打ち

 RAW女子王者ロンダ・ラウジーがルビー・ライオットとの王座防衛戦に挑んだ。PPV「レッスルマニア35」で王座挑戦が決定したシャーロット・フレアーが見守る中で試合が始まると、ロンダは払い腰からのパイパーズ・ピットをルビーに決めると、会場のレッスルマニアサインを指差して必殺のアームバーを炸裂。ルビーに何もさせずタップ勝ちを収めたロンダはその実力差を見せ付けて王座防衛を果たすと、レッスルマニアで対戦するシャーロットと対峙してリングで火花を散らした。

するとそこへ王座戦を剥奪された松葉杖のベッキー・リンチが登場すると、恨みを持つシャーロットを松葉杖で滅多打ち。さらにロンダも背後から襲撃すると、スタッフに止められるまで松葉杖で打ちのめした。
 PPV「レッスルマニア35」は日本時間4月8日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

◆コフィ・キングストン健闘も、ブライアンがWWE王座防衛

 WWE王者ダニエル・ブライアンがAJスタイルズ、ジェフ・ハーディ 、ランディ・オートン、サモア・ジョー、コフィ・キングストンの5人を相手にしたWWE王座エリミネーション・チェンバー戦に挑んだ。ブライアン対ジョーで始まった試合はその後も5分毎にキングストン、AJスタイルズ、ジェフと小部屋が開放されて乱戦となると、ブライアンのニー・プラスでジェフが敗退。さらに最後に開放されたオートンがRKO でAJスタイルズから3カウントを奪うと、今度はキングストンがトラブル・イン・パラダイスでオートンを沈めて敗退させた。
 試合は残ったブライアンとキングストンの勝負となると、ブライアンがイエスキックを連打すれば、キングストンがSOSを決めてフォールするもカウント2。続けてブライアンがニー・プラス、顔面ストンピングで痛めつければ、キングストンがトラブル・イン・パラダイスで反撃もカウント2。猛攻を耐え抜き善戦するキングストンだったが、最後はブライアンが渾身のニー・プラスでキングストンを沈めて3カウント。ブライアンが死闘を制して、WWE王座防衛を果たした。


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