トリプルHがベッキーに「ケガは嘘か?」エリミネーション・チェンバー仕込みSmackDown

©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 寒そうなワシントン州エバレットからのSmackDown中継は、シャーロット・フレアーのお出ましから。昨夜に続きベッキー・リンチが客席から降りてきて出てきたものの、トリプルHから「ケガは嘘か?」、「ロンダ・ラウジーから逃げてるだけじゃないのか」という、パロディなのかなんなのか、大人のファンは笑えるコントの末に、お約束でベッキーが会社のCOOを平手打ち。
 あとは、エリミネーション・チェンバー大会への仕込みが続いたが、AJもヘルニアで最後の勝利こそ絵にしたが、まともな試合ができる状態ではないらしい。そんな中で、ムスタファ・アリがランディ・オートンと凄い試合をやっていたのが目についた。トリの乱闘にも出てきている。

 新設の女子タッグ王座をめぐっては、マンディ・ローズのプッシュが続いている。昔のトレーニング時代にいじめられていたナオミをフォールというのは、マニアは意味深だと納得なのだろうか?

■ WWE SmackDown
日時:2月5日(現地時間)
会場:ワシントン州エバレット エンジェル・オブ・ザ・ウインド・アリーナ

◆出場停止処分のベッキーがトリプルHに平手打ち

 オープニングではメディカルチェックを拒否して出場停止処分となったベッキー・リンチがCOOのトリプルHと舌戦を展開した。トリプルHが「お前はもう家に帰れ。処分を終わらしたいなら医者の許可をもらうことだ」と忠告すると、ベッキーは「ステファニーはどうした?医者には行ったのかな?」と昨日襲撃したトリプルHの妻のことに触れて挑発。するとトリプルHは表情を変えて「レッスルマニアの大舞台でベッキーがロンダを恐れていると証明してしまうのが怖いんだろ」と詰め寄ると、ベッキーはトリプルHの顔面に平手打ちを食らわした。
 PPV「レッスルマニア35」は日本時間4月8日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

◆中邑&ルセフがタッグ戦でギャローズ&アンダーソンを一蹴

 US王座陥落となった中邑真輔とライバルのルセフがタッグを組んでルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンと激突した。不穏な空気が漂う中邑&ルセフは試合途中で揉める場面があったものの、ルセフがギャローズ&アンダーソンにマジックキラーを狙われると、場外で倒れていた中邑が何とかルセフを救出。試合は白熱の攻防を展開するも、最後はルセフがマチカキックでアンダーソンを沈めて3カウント。中邑&ルセフが熱戦を制してギャローズ&アンダーソンを一蹴した。

◆エリミネーション・チェンバーWWE王座戦出場の6人が大乱闘

 WWE王者ダニエル・ブライアン(with/ローワン)がスマックダウンでジェフ・ハーディと対戦するも、試合がローワン介入の反則裁定となると、PPV「エリミネーション・チェンバー」の王座戦で対戦するサモア・ジョー、ランディ・オートン、ムスタファ・アリ、AJスタイルズが乱入して大混乱となった。

 ブライアンとジェフは白熱の攻防を展開するも、ブライアンがジェフのスワントーンボムを食らってピンチとなると、ローワンがジェフの足を引っ張って試合は反則裁定に。試合後にはお返しとばかりにブライアンがイエスロックを決めるも、サモア・ジョー、ランディ・オートン、ムスタファ・アリ、AJスタイルズが乱入して乱闘に発展。最後に登場したAJスタイルズはオートンとジョーを蹴散らすと、ジェフにはフェノメナルフォーアームを炸裂させて勢いに乗るも、王者ブライアンはその隙にリングを降りてAJスタイルズとの激突を回避した。
 エリミネーション・チェンバーWWE王座戦が行なわれるPPV「エリミネーション・チェンバー」は日本時間2月18日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

◆戸澤対バディ・マーフィーのクルーザー級王座戦が決定

 205 Liveで戸澤陽がクルーザー級王座挑戦権をかけてセドリック・アレクサンダー、リオ・ラッシュ、ウンベルト・カリーヨとエリミネーション形式フェイタル4ウェイ戦で激突した。先週、日本人対決を制して勢いに乗る戸澤は序盤からラッシュにトペ・スイシーダ、カリーヨにはミサイルドロップキックを決めて攻め込んだ。
 試合中盤にはアレクサンダーがランバー・チェックを決めてラッシュが脱落すると、さらに戸澤のダイビング・セントーンでカリーヨも脱落。戸澤とアレクサンダーの一騎打ちとなると、戸澤は騙し討ちパンチからスープレックス2連発でアレクサンダーを翻弄し、最後はダイビング・セントーンをアレクサンダーに炸裂して3カウント。3人を撃破して戸澤は見事王者バディ・マーフィーへの王座挑戦権を獲得した。

 試合後、戸澤は「よっしゃ!勝った!次は最後のチャンスだと思って絶対にクルーザー級のチャンピオンになるので、皆さん応援お願いします」と王座戦に向けて意気込みを語った。
 戸澤対バディ・マーフィーのクルーザー級王座戦が行なわれるPPV「エリミネーション・チェンバー」は日本時間2月18日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。


※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼窃盗スリーパー_AEWケニー・オメガ副社長_WWE観客減視聴率不振

[ファイトクラブ]窃盗スリーパー_AEWケニー・オメガ副社長_WWE観客減視聴率不振

※490円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’19年02月14日号オメガAEW 寒波WWE 仙女 P’s Party Rise HATASHIAI Quintet 馬場4