ABCの深夜枠『ナイトinナイト』では2夜連続でプロレスの話題! KENSO&ゲイシャガールと『観光プロレス居酒屋リングサイド』

 ABC(朝日放送)テレビの関西ローカル番組に『ナイトinナイト』という時間枠がある(関西以外でも遅れネットあり)。『ナイトinナイト』というのは番組名ではなく、月~金曜日に23時台~24時台の深夜枠で放送されている番組の総称のことだ。したがって、曜日ごとに番組名も出演者も全く違う。

 そんな中で、2月の第3週は、偶然だろうが2夜連続でプロレスの話題となった。こんなことは滅多にないだろう。


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KENSOに振り回され続けた、ゲイシャガールの720°大回転人生

 まずは火曜日、2月12日放送の『雨上がりの「Aさんの話」〜事情通に聞きました!〜』から。この番組は、お笑いコンビの雨上がり決死隊がメイン・パーソナリティとなって、事情通に裏話を訊くというコンセプト。今週のテーマは、パートナーについてのことだった。

 ここで登場したのは、パートナーに振り回されて人生が720°も大回転したという鈴木ひろ子さん。そう、WWEで大活躍したゲイシャガールのことで、即ちKENSOこと鈴木健三の奥さんだ。
 鈴木ひろ子さんは、KENSOにどう振り回されたのか、その波乱の人生が紹介された。

 KENSOと鈴木ひろ子さんは大学の同窓。KENSOは名門の明治大学ラグビー部で活躍、日本A代表にも選ばれる逸材だった(番組では日本代表と紹介されていたが、実際には1段階下の日本A代表)。
 鈴木ひろ子さんは卒業後に福島中央テレビのアナウンサーとなり、KENSOは東海テレビに就職。2人は付き合っていた。ところが、KENSOは「デスクワークは性に合わない」と言って突如プロレスラーに転身。新日本プロレスに入門した。

 安定した職を捨てたKENSOだったが、新日本でたちまち頭角を現し、2人は結婚。ところが、またもや突如「アメリカに行きたい」と言って渡米する。やむなくKENSOに付いていく鈴木ひろ子さん。
 しかも、この渡米はアポなし。英語に堪能な鈴木ひろ子さんがWWEと交渉するが、なんとKENSOのマネージャーにされてしまった。それが白塗りのゲイシャガールだ。さらに、プロレスはド素人なのに「ブレーンバスターを受けてくれ」と言われる。受け身は大丈夫なのだろうか。
 ところが、KENSOを反則で助けるマネージャーとして、そしてレスラーとして、ディーヴァとなったゲイシャガールは大人気を博した。

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 しかし、またもやKENSOが「海外は飽きた」と言って日本にUターン(実際にはケガが元でWWEを解雇)。日本でも団体を渡り歩いてレスラーを続けていたが、今度は「政治家にならないか、と誘われた」と突然言う。
 ビックリする鈴木ひろ子さん。しかし、KENSOの次の言葉に、さらにビックリした。「立候補するのは、ひろ子だよ」。
 鈴木ひろ子さんはアナウンサー時代から議員になるのが夢だったことを、KENSOは覚えていた。鈴木ひろ子さんは千葉県船橋市の市議会議員選挙に立候補、KENSOも応援演説をして、見事に当選した。プロレスで、大勢の観客を相手にアピールしていた経験が活きたのだ。

 鈴木ひろ子さんを振り回した、という実感はあるか? と訊かれたKENSOは、こう答えた。
「ジェットコースター人生なんで、人生を変えちゃってる部分はあるのかなと思うんですけど、クセになる……かな?」
 その言葉に、鈴木ひろ子さんは爆笑した。

 このVTRには事実誤認が多かったからかどうかわからないが、放送後に1週間無料視聴できるTVerでは残念ながら、このKENSOと鈴木ひろ子さんのエピソードは丸々カットされている。
 コーナーの最後に、プロレス・ファンのケンドーコバヤシは「ゲイシャガールの人気は凄かった。日本にだけ浸透しなくて、アメリカだけではなくヨーロッパ、中東からアフリカまで、世界のスーパースターでしたから」と説明した。

『観光プロレス居酒屋リングサイド』を、今田耕司の冠番組で紹介!

『Aさんの話』の翌13日の水曜日は『今ちゃんの「実は……」』が放送された。こちらは今田耕司がMCで、お笑い芸人が各コーナーを担当する。
 冒頭のコーナーは、漫才コンビのサバンナ(八木真澄&高橋茂雄)が下町の銭湯を訪れて、湯を楽しむ一般客に近所の名店を尋ねるというもの。サバンナが入った銭湯は、大阪市此花区の千鳥橋にある千鳥温泉。その客に教わった店は『観光プロレス居酒屋リングサイド』だった。

 この店名を覚えておられる読者はいるだろうか。去年の4月、力道山夫人の田中敬子さんによるトークライブが行われるということで、本誌が取材したプロレス居酒屋だ。


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▼[ファイトクラブ]力道山夫人が『観光プロレス居酒屋リングサイド大阪』にやって来た!

[ファイトクラブ]力道山夫人が『観光プロレス居酒屋リングサイド大阪』にやって来た!

 サバンナの2人が店内に入ると、満員の客は「1,2,3、ダァー!」で乾杯をしていた。番組では『居酒屋リングサイド』のメニューを紹介する(値段は全て税別)。

  コブラツイスト(雲仙豚軟骨)……700円
  ジャガー揚田(ジャガイモを揚げたサラダ)……600円
  長州力丼(チャーシュー丼)……600円
  闘魂から揚げ丼……600円

 店主の森本圭美さんは元女性ボクサーで、WBCアジア・チャンピオンにもなったことがあるという。「プロレスをテーマに、みなさんに元気になってもらう」とコンセプトを語る森本さん。

▼『観光プロレス居酒屋リングサイド』の店内はプロレス・グッズだらけ

 ここで、銭湯で訊いたお勧めの料理『最強タッグ鍋』が出て来た。1人前が税別1,500円で、豚アバラ軟骨や牛モツが入っている。
 コンロに点火する時には、客が全員で「1,2,3、ファイヤー!」と声を揃え、サバンナ高橋もスタン・ハンセンばりのロングホーン「ウィー!」を叫ぶ。

 店のスタッフは「時は来た! お料理vs.お笑い芸人の時間無制限1本勝負を行います!」とコールすると、高橋は無駄なプロレスの動きをしながら鍋を食べ始めた。「味わからんわ!」と無駄な動きをやめ、普通に座って食べ始めると「うゎー、美味い!」と絶賛した。ここからは「何? このトロトロの肉! お味噌のスープが濃厚でメチャメチャ美味しい。ホルモンの脂がスープに溶け出して、どんどん味が増していく」とマジメに食レポ。
 次に高橋は相方の八木にタッチする。サバンナ八木は例によってオモロないギャグを3連発して大スベリ。盛り上がっていた店内がシーンとなって『観光プロレス居酒屋リングサイド』のレポートは終了した(この空気、どないすんねん(笑))。

▼プロレス観光居酒屋『リングサイド大阪』が放つ会心の力道山夫人・田中敬子さんトークイベント、歴史の重みを思う存分体感す

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’19年02月14日号オメガAEW 寒波WWE 仙女 P’s Party Rise HATASHIAI Quintet 馬場4