2時間版NXT年間回顧は必見!「NXTイヤーエンド・アワード2018」にはカイリ・セイン投票を!

 日本時間本日に配信されたNXTは、やはり冒頭にジーン・オークランドの訃報がテロップで流されるところから。
 2時間の年間回顧を軸にした特別番組、練りに練った構成であり、やはりジョニー・ガルガノとトマソ・チャンパの抗争こそ、いわゆる年間抗争賞ということになる。そして忘れもしない現地時間7月25日の配信回だ。トマソ・チャンパとアリスター・ブラックの死闘こそが、年間最高試合賞だと評する専門家がいかに多いことか。いや、もちろんRAWやSmackDownや、PPV大会を含めての話どころか、「井の中の蛙大海を知らず」のことわざ通り、日本のプロレスこそ最高なんだという宗教信者たちに対して、最後のくさびを打ち込んだ決定打であったことは、本誌は何度も何度も繰り返して活字にしている通りになる。もちろん、グローバルに世界のプロレスを対象にしての年間最高試合賞であることは強調して足りない。また、この頃からNXTの番組の質に対して、看板番組のRAWはどうなのかという議論が出始めるが、本国の媒体よりも先に、本誌はそこを電子書籍ジャーナルではっきりと最初に活字にしていることは記録が残る通りになる。

 また、アリスター・ブラックが負傷で欠場になったら、そのリアルをスキッドにしてTwisted Sisterのニッキー・クロスが襲撃犯人を知っているというシナリオで引っ張った。RAWのサーシャ・バンクスとベイリーの仲たがいアングルは、強制的に心理カウンセラーに行かされるコントまでやったのに、当然長続きしない。行き当たりばったりだから、コロコロとビンス・マクマホンの鶴の一声で展開が変わってしまうことも、RAW迷走の一例になってしまった。

 タッグ戦線では、やはりアダム・コール率いるアンディスピューティド・エラのカリスマ性が光る。日本人選手の活躍に関しては以下を参照のこと。2018年は昨年からの#me too運動他、人種の壁問題などが社会現象化した一年であり、最後はゲイに悩むフレディー・マーキュリーを描いたQUEEN映画『ボヘミアン・ラプソディ』がメガ・ヒットという大団円を迎える一年になった。この潮流に乗り、日本人のカイリ・セインが、おじさんたちがプッシュする(笑)ことよりも、北米のキッズたちから感情移入されて応援されているNXT巡業先での光景などは、時代の変化を象徴していて感動的ですらあった。

 2時間番組は、単なる年間回顧の再編集物に終わらない。最後にはマット・リドルとカシアス・オーノの、今回は秒殺ではない未公開試合で締めくくっている。試合には売り出し中のマットが勝つが、終わってからオーノが痛めつけるというトリだった。2時間番組は必見である。

WWEネットワーク
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◆戸澤がグラック下してクルーザー級王座挑戦権を獲得

 205 Liveで戸澤陽がPPV「ロイヤルランブル」で行われるフェイタル4ウェイ形式クルーザー級王座戦への挑戦権を賭けてドリュー・グラックと激突した。戸澤が騙し打ちジャブからセントーンを決めて先制すると、グラックも得意の関節技で反撃。これを抜け出した戸澤はさらにバックドロップからダイビング・セントーンを繰り出すも、逆にグラックのグロックに捕まってピンチに陥ってしまう。これも場外に転がって辛うじて回避した戸澤はコーナートップでの攻防をヘッドバットで制すると、最後はダイビング・セントーンをクリーンヒットさせて3カウント。戸澤はグラックとの接戦に競り勝ってクルーザー級王座挑戦権を獲得した。
 このフェイタル4ウェイ形式の王座戦には王者バディ・マーフィーにカリスト、戸澤の2人が挑戦することが決定しており、最後の1人は次週の205 Liveで行われるヒデオ・イタミ対セドリック・アレクサンダーの勝者が参戦することになる。PPV「ロイヤルランブル」は日本時間1月28日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

◆カイリ、イオが「NXTイヤーエンド・アワード2018」にノミネート

 2018年に最も活躍したNXTスーパースターに贈られる「NXTイヤーエンド・アワード2018」のツィッターファン投票がスタートした。日本人スーパースターとしてはカイリ・セインがオーバーオールコンペティター・オブ・ザ・イヤー、女子コンペティター・オブ・ザ・イヤー、NXTマッチ・オブ・ザ・イヤー、NXTライバリー・オブ・ザ・イヤーの4部門、紫雷イオは将来のスター候補となるフューチャースター・オブ・NXTにノミネートされた。受賞者は日本時間1月27日にWWEネットワークで配信されるNXTテイクオーバー:フェニックス・プレショーで発表される。


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’19年01月03-10合併号Deep 昭和プロレス仙台 立川格闘技祭り 鷹の爪大賞年間回顧