Photo by George Napolitano
プロレス界で最も知られたアナウンサー/インタビュアーであるジーン・オークランドさんの訃報が飛びこんできた。享年76歳。バーン・ガニアのAWAでのキャリアは1970年から。WWF（現WWE）が全国侵略を開始した1984年からはハルク・ホーガンらと一緒に引き抜かれた。当時を知る記者らにとっては、のちに黄金時代をけん引したのは紛れもなく超人ホーガンなれど、当初の段階ではMEAN（意地悪な）ジーン・オークランドがWWFに鞍替えしたことこそが、AWAの崩壊を様々なレベルから象徴していたと感じたものだ。
月曜生TV戦争の最中の1993年、WCWに移籍して、ここでもまたホーガンをインタビューする姿が絵になったものだが、団体は親会社TBSのプロレス部門精算決定により終焉を迎え、再びWWEへ。役割が小さくなろうが亡くなるまでWWEネットワークの特番などには出ていた。2006年にはWWE版の殿堂入りを果たしている。
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