最後の皇帝ヒョードルがCソネンKO!ベラトール世界ヘビー級グランプリ決勝はライアン・ベイダー戦に

(C)Bellator

 街中にもThe Last Emperorのグラフィックが描かれたりしていた準決勝の2日目。コネティカット州からスグにせよ、南下して巨大なナッソー・コロシアムを埋めた『Bellator 208』だったが、終わってみればやはり最後の皇帝が勝利、世界ヘビー級トーナメント決勝に駒を進めた。ずっと見てきたという前夜に勝利したライアン・ベイダーと対峙、ベイダーの方が身長高いというのはあらためて認識したが、楽しみな決勝カードが出揃った。
 

■ Bellator 208 :FEDOR vs. SONNEN
日時:10月13日(現地時間)
会場:ニューヨーク州ロングアイランド ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアム

<世界ヘビー級トーナメント準決勝 5分3R>
○エメリヤーエンコ・ヒョードル
 1R 4分46秒 パウンドTKO
●チェール・ソネン

 開始早々、豪快なヒョードルの左フックがソネンに命中! そのまま秒殺かとも思われたほどだったが、ソネンもよくがんばった。テイクダウンも一度は決めていたが、スウィープされてしまい再びスタンディング・バウトへ。最後はパワーに勝るヒョードルのパウンド連打にレフェリーが試合を止めた。

<ライト級/5分3R>
○ベンソン”スムース”ヘンダーソン(米国)
 判定3-0(30-26 30-26 30-27)
●サヤッド・アワッド(米国)

 完勝後のベンヘンが、「子供たちも見ているのに、あんなのはやってはいけない!」と、長々とUFC暴動事件の批判演説をかましていた。

<ヘビー級 5分3R>
○チーク・カンゴ(フランス)
 1R 1分08秒 KO
●ティモシー・ジョンソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
○アナトリー・トコフ(ロシア)
 判定3-0(30-27 30-27 30-27)
●アレキサンダー・シュレメンコ(ロシア)

<フェザー級 5分3R>
○ヘンリー・コラレス
 3R 2分08秒 TKO
●アンディ・メイン

 元パンクラス王者という紹介が英語実況でも繰り返されたアンディ・メインだが、韓国ROAD FCの100万ドル・トーナメントに一刻千金を狙って転出。しかし、そこでは躓いてしまい、ベラトールに活路を求めたのだが、なぜかケガでもしているのは本日は精彩を欠いてスタンディング・バウトに終始。最後はKOされてしまった。これでヘンリー・コラレスは4連勝となった。


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’18年10月25日号SD1000回 カネック SEAdLINNNG DLジョナサンDスレーター訃報 ラウェイ