トリプルHがアンダーテイカーをピン!メルボルン巨大スタジアムに70309人集客!

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 北米では早朝になってでも、現地時間優先にてオーストラリアはメルボルンのクリケット会場にWWE発表で70309人が集った。『スーパーショーダウン』は中継枠ギリギリのまたも長い大会になってしまったが、メガイベントであったことは間違いない。PPV大会では102勝しているという、異常な勝率を誇る不滅のアンダーテイカーだが、中継内でも会社のCOOであることが明言された”コーポレイト”トリプルHが、いよいよ本当に引退が近いアンダーテイカーを、これまでの全敗の借りを返して、ツームストーン・パイルドライバーをもキックアウトして、最後はペディグリーのフィニッシュだった。
 トリプルHが手を差し伸べてテイカーが立ち上がり、選挙に勝って市長さんになったケイン(いいのか?)、HBKショーン・マイケルズも加わって4名が手を挙げた大団円場面で、巨大スタジアムに花火が打ちあがり、これがエンディングかと思われたのだが、それじゃ面白くないとばかりに、結局はトリプルHをツームストーン・パイルドライバーでKOしての幕切れだった。これで因縁が深まったショーン・マイケルズとテイカーは、いよいよサウジアラビア大決戦へと繋がったことになる。

 「今後どうなるかはわからんが、今を生きる」とマイクしたジョン・シナの短髪姿が意味深だった。ベッキー・リンチとシャーロット・フレアーの抗争はまだまだ続くようだが、どんなにヒール攻撃をやろうが、反則でベルト移動ナシで引き上げるアイリッシュの王者に、観客は「ベッキー!ベッキー!」と声援を送っていたのが実況でも大きく聞こえた。

◆アスカ&ナオミ、凱旋のアイコニックスに逆転負け

 アスカ&ナオミ組がオーストラリア出身で凱旋試合となったアイコニックス(ビリー・ケイ&ペイトン・ロイス)と対戦した。アスカ&ナオミはドロップキック、ヒップアタックを同時に決めると、さらにナオミがムーンサルトを繰り出して試合を優勢に進めた。しかし、試合終盤にビリーがロープに飛んだナオミの足を引っ張って妨害し、続けてアスカをバリケードに叩き付けて数的有利になると、連携攻撃でペイトンがランニングニーをナオミに炸裂。ペイトンがナオミからピンフォールを奪って、アイコニックスが凱旋試合を勝利で飾った。

◆王座防衛のAJスタイルズ、PPV『クラウン・ジュエル』でブライアンとの王座戦決定

 AJスタイルズがサモア・ジョーとノーカウントアウト、ノーDQ(反則裁定なし)ルールにてWWE王座を賭けて再戦した。前回の王座戦での疑惑判定、さらにジョーの度重なる家族への挑発で遺恨を深めた両者の対決はゴング前から殴り合ってヒートアップ。巨体のジョーがトペ・スイシーダやショルダータックルで攻め込むと、AJスタイルズもフェノメナルフォアアームやフェノメノンDDTで反撃した。さらにジョーがテーブルを持ち出すと、逆にAJスタイルズがジョーを担いでテーブル葬。この攻撃でジョーが左足を負傷すると、AJスタイルズは罰を与えるように左足を集中攻撃。カーフ・クラッシャーや450°スプラッシュを左足に決めてジョーを追い詰めた。
 動きが鈍るジョーはコキーナ・クラッチで一発逆転を狙うも、AJスタイルズは体を反転させて回避すると、流れるようにカーフ・クラッシャーを決めてジョーからタップを奪って勝利した。王座防衛を果たしたAJスタイルズはPPV『クラウン・ジュエル』で同日にザ・ミズに勝利して王座挑戦権を獲得したダニエル・ブライアンと対戦することが決定した。
 PPV『クラウン・ジュエル』は日本時間11月3日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

◆ロンダ、2人まとめたダブルアームバーで激勝!

 ロンダ・ラウジー&ベラ・ツインズがライオット・スクワッドと対戦した。ニッキー・ベラとルビー・ライオットで試合が始まると、ニッキーはライオット・スクワットの巧みなチームワークに捕まって交代できずに苦戦を強いられた。しかし、隙を突いた飛び蹴りで打開したニッキーがロンダと交代すると、ロンダはサラ・ローガンに一本背負いを2発、続けて自身の身体を叩いて気合を入れるとスタンディング・リバース・肩車からアームバーを狙った。しかし、これをリブ・ローガンがカットに入ると、ロンダはリブも捕まえて2人まとめてアームバーを炸裂。これが見事に決まるとロンダはダブル・タップアウトを奪ってライオット・スクワッドに勝利した。

◆アンブローズの活躍でシールドが全面対決に勝利
 正義のザ・シールドがブラウン・ストローマン&ドルフ・ジグラー&ドリュー・マッキンタイアの最恐軍と6人タッグ戦で激突した。先週のRAW前哨戦では1勝2敗と負け越し、さらに戦闘不能に追い込まれたシールドにとっては負けられない全面対決となった。両チームの乱闘で試合が始まると、試合中盤にはローマン・レインズのスーパーマンパンチが間違ってディーン・アンブローズに誤爆。さらにレインズとセス・ロリンズがストローマンら3人に囲まれると、シールド離脱が噂されるアンブローズの動きに注目が集まったが、アンブローズは裏切らずにブラウン・ストローマンにドロップキックを炸裂。アンブローズがチームの劣勢を打開すると、最後はダーティ・ディーズでジグラーを沈めてカウント3。

 全面対決に勝利したシールドは3人で拳を突き合わせてチームの固い結束を証明した。

◆アンダーテイカー“最後の対決” 敗戦も、トリプルH&マイケルズを破壊
 “最後の対決”と公言されたジ・アンダーテイカー(withケイン)とトリプルH(withショーン・マイケルズ)がノーDQ戦(反則裁定なし)で対戦した。アンダーテイカーはオールド・スクールやスネークアイズを決めて攻め込み、さらに必殺のツームストーン・パイルドライバーを決めるもカウント2。トリプルHも場外でアンダーテイカーを痛め付けてペディクリーを繰り出したが、カウント2で返されて両者互角の攻防を展開した。さらに試合がヒートアップすると、アンダーテイカーがパイプ椅子、トリプルHがハンマーを持ち出して激突。しかし、マイケルズが不意打ちのスィート・チン・ミュージック、続けてトリプルHがスレッジハンマーを繰り出すとアンダーテイカーは大ダメージ。最後はマイケルズのスィート・チン・ミュージックからトリプルHがペディグリーをアンダーテイカーに炸裂させて3カウント。トリプルHがアンダーテイカーからピンフォールを奪って激勝した。


 試合後、トリプルHは倒れたアンダーテイカーに手を差し伸べると、抱き合ってお互いの激闘を労うも、突如アンダーテイカーがトリプルHを捕まえてツームストーン・パイルドライバー。さらにマイケルズを場外の解説席にチョークスラムを炸裂。敗れはしたものの、アンダーテイカー&ケインの破壊兄弟がトリプルH&マイケルズを潰してリングを後にした。

■ WWE スーパー・ショーダウン
日時:2018年10月6日
会場:オーストラリア メルボルン クリケット・グラウンド 観衆70309人(=主催者発表)

<ノーDQマッチ>
○トリプルH
 ピンフォール
●ジ・アンダーテイカー

<WWE王座挑戦者決定戦>
○ダニエル・ブライアン
 ピンフォール
●ザ・ミズ

<6人タッグマッチ>
○ロマン・レインズ、セス・ロリンズ、ディーン・アンブローズ
 ピンフォール
●ブラウン・ストローマン、ドルフ・ジグラー、ドリュー・マッキンタイア

<クルーザー級王座タイトルマッチ>
○バディ・マーフィー(挑戦者)
 ピンフォール
●セドリック・アレキサンダー(王者)

<タッグマッチ>
○ロンダ・ラウジー、ベラツインズ
 アームバー
●ライオット・スクワッド

<WWE王座タイトルマッチ>
○AJスタイルズ(王者)
 ピンフォール
●サモア・ジョー(挑戦者)

<タッグマッチ>
○ビリー・ケイ、ペイトン・ロイス
 ピンフォール
●アスカ、ナオミ

<タッグマッチ>
○ジョン・シナ、ボビー・ラシュリー
 ピンフォール
●ケビン・オーエンズ、アライアス

<SD女子王座タイトルマッチ>
○シャーロット・フレアー(挑戦者)
 反則
●ベッキー・リンチ(王者)
※反則なので王座移動せず

<SDタッグ王座タイトルマッチ>
○ニュー・デイ(王者)
 ピンフォール
●シェイマス、セザーロ(挑戦者)