[週刊ファイト4月30日]期間 [ファイトクラブ]公開中
全日本の春の祭典と言えば、チャンピオン・カーニバル。今年はなんと46回目を迎えた。その第3戦となる大阪・ステラホール大会より熱狂のリーグ戦4試合を含む前8試合を漏れなくお届けする!
▼全日本CC宮原健斗安齊勇馬フルタイムドロー大阪札止め熱狂!
photo & text by 西尾智幸
・ステラホール端までびっしり満員札止め
・斉藤ジュンが骨折で不戦敗、今後欠場
・羆嵐200キロを持ち上げるも惜敗
・青柳優馬本田竜輝の勢いに押される
・綾部蓮鈴木秀樹に巨体を丸め込まれる
・立花誠吾jr前哨戦田村男児から2連勝
・潮﨑豪、大巨人タロースに成す術なし
・宮原健斗安齊勇馬激闘の末ドロー
・メイン終了後もマイクで再対決⁉
・熱い全日本、この先にも期待!
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全日本CC宮原健斗安齊勇馬フルタイムドロー大阪札止め熱狂!
■ 全日本プロレス チャンピオン・カーニバル2026
日時:2026年4月19日(日) 14時開始
場所:大阪・梅田スカイビル・ステラホール
観衆:765人(札止め)

全日本プロレスの春の風物詩といえば、数々の名勝負を生んできたチャンピオン・カーニバル。今年で46回目を迎える伝統大会だ。
今年は大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)が第1・第2とも改装工事中という事情もあり、記者の記憶が確かなら全日本としては“ステラホール初進出”となった。
会場後方までびっしりと埋まり、765人の満員札止め。フラットな会場だけに「最後尾のお客さん、ちゃんと見えてるのかな?」と、つい余計な心配をしてしまうほどだった(笑)。
府立第2よりも会場規模は少し小さいが、そのぶん熱がダイレクトに伝わり、いつも以上の盛り上がりを感じた。公式戦は5試合が行われ、満員の観衆を熱狂の渦に巻き込んだ。
今回も全試合完全網羅、そして第1試合から順に振り返っていきたい。

羆嵐200キロ担ぐも敗北 青柳優馬2敗目 鈴木秀樹巨人を丸め込み
<第1試合 20分1本勝負>
○斉藤レイ MUSASHI “ミスター斉藤”土井成樹
7分30秒 クロスボディアタック⇒体固め
●大森北斗 他花師 ザイオン

斉藤レイと組んだことでずっとDOOMポーズをするMUSASHI。余りのしつこさに同じチームの土井成樹が「もうええって」と突っ込むが最後までやめなかった。試合は、レイの圧殺クロスボディで大森を下した。
<第2試合 Bブロック公式戦 30分1本勝負>
○オデッセイ<2勝=4点>
9分18秒 ダイビング・ボディープレス片エビ固め
●羆嵐<2敗=0点>

羆嵐は、オデッセイの200キロの巨体をアルゼンチン・バックブリーカーからブロックバスターで投げるなど、驚異のパワーを見せつけたが、最後はその巨体に圧殺されて勝ち星なしのまま。
バックステージコメント
羆嵐「クソー…2連敗か。一撃一撃が違いすぎるな。でもアルゼンチンで担いだよね? 相手が200kgあろうが300kgあろうが俺は持ち上げて投げるよ。オデッセイ、俺は勝手に新たなライバルだと思ってる。これだから全日本プロレスは面白ぇな。2連敗したけどよ、ここから巻き返せばブロック上がれるだろ?今年は結果を求めてんだよ。残り全員、5人か?6人か?全員なぎ倒してやるからな!ハー!」
<第3試合 Bブロック公式戦 30分1本勝負>
○本田竜輝<1勝1敗=2点>
14分38秒 ファイナルベント⇒片エビ固め
●青柳優馬<1勝2敗=2点>

過去のシングルで5勝2敗と優馬に勝ち越している本田。
優馬を場外に落として鉄柱やエプロンに叩きつける本田。場外DDTで流れを変えた優馬はパイルドライバーから連撃で攻め込み、フロントネックロックへ。
本田はエスケープしてスピアを突き刺す。消耗戦の中、優馬は丸め込みの連発からスイングDDTで畳みかけるが、本田が追いついて雪崩式ブレーンバスターからエクスプロイダー。
優馬もラリアット、スピンキック、ロックスターバスターで意地を見せるも、本田がラリアット連発でねじ伏せ、最後はファイナルベントで勝ち点2を奪った。
そしてシングル対決は本田の6勝となり更に差をつけた。
バックステージコメント
本田「どんなもんじゃい!どんなもんじゃい!青柳優馬から勝った!素直に嬉しい!嬉しい!これで勝ち点2。次は4月23日、新宿FACEで鈴木秀樹だよ。1・2・3・4!」
優馬「チキショー…チキショー!あー負けた!チキショー…」
<第4試合 Bブロック公式戦 30分1本勝負>
○鈴木秀樹<1勝2敗=2点>
13分32秒 ヨーロピアンクラッチ
●綾部蓮<2勝1敗=4点>

シングル初対決は張り手の応酬からスタート。場外戦を制した綾部が重い攻撃を畳みかけるが、秀樹もドラゴン・スープレックスから連撃で反撃。綾部はフルネルソンバスターからデスルーレットを狙うも、秀樹がスリーパーで切り返しスタミナを奪う。最後はエルボーで腹部を打ち抜き、ヨーロピアンクラッチで3カウント。試合後ずっと舌を出しておちょくるような態度だった秀樹。
バックステージコメント
秀樹「優勝!優勝!優勝! 昨日言った通り2連敗、そしたら優勝確率100%!100%! 今日キッチリ、綾部蓮から勝っちゃったからよ。まだ、じゃないな。一生アイツは俺に勝てなくしよ」
<第5試合 20分1本勝負>
○立花誠吾 青柳亮生 ライジングHAYATO 吉岡世起
8分22秒 回転十字固め
●田村男児 井上凌 ザ・ボディガー 関本大介

6.18後楽園ホール大会の世界ジュニアヘビー級選手権を控える王者・立花誠吾と挑戦者・田村男児の前哨戦・第5ラウンド。連敗続きの立花だったがここにきて2勝し上昇気流に乗った。
バックステージコメント
立花「今日世界ジュニア前哨戦5回目、2勝3敗だ、これで! プロレスは大河ドラマとか言うやついるだろ。それだよそれ。大河ドラマ、分かる? 最終的に勝ち越してタイトルマッチ。最悪(前哨戦は)負け越したっていいんだよ」
<第6試合 20分1本勝負>
○菊田円
8分10秒 ローリング・ラリアット⇒体固め
●小藤将太

本来、菊田は斉藤ジュンとの公式戦が組まれていたが、前日の試合で右目の負傷により欠場。不戦勝で菊田が2点プラスした。
そこで急きょカード変更で試合を組まれた若手の小藤将太であったが、ローリング・ラリアットで健闘むなしくカウント3を聞いた。
※後日の発表で、斉藤ジュンは右目の眼窩底骨折と診断され当分は欠場となる。
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