[週刊ファイト04月30日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼海外情報局.867 欧州MMA-KSW-PFL北米TNAメキシコCMLL-AAA
一週間分の海外情報!2026年4月17日~2026年4月23日
・ザ・システム怪気炎!EC3復帰戦はノーコンテンスト!TNA iMPACT!
・KSW 117Pパウラク盤石防衛、Mハリドヴの挑戦に万雷の敬意 Fデ・フライズは怪物記録更新
・ジェイ・ジェイ・ウィルソンが37秒KO PFLベルファストで衝撃決着
・CMLLユニバーサル王座戦線激化:Bタイガー決勝進出!Lゲレーロス貫禄の勝利
・AAA戦線激動:アイヴァー圧勝で主導権 サイコ陣営に緊張走るストーリー加速回
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ザ・システム怪気炎!EC3復帰戦はノーコンテンスト!TNA iMPACT!

(C)TNA
4月16日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。
今放送では、ザ・システム(エディ&アリーシャ・エドワーズ&ブライアン・マイヤーズ&ベア・ブロンソン&セドリック・アレキサンダー)がリングでアピール。マイヤーズとブロンソンがTNAタッグ王座を奪った事を誇り、エドワーズも本来はマイク・サンタナからTNA世界王座を奪えたのに、ムースが邪魔をしたと批判した。これに対し、ザ・システムのリーダー格だったが、追放されたムースがXディビジョン王者であるレオン・スレーターと共に現れザ・システムを罵倒。エディーの妻アリーシャはザ・システムのやり方に反発してムースについていたが、裏でザ・システムと共謀していた事実をつきとめ、ザ・システムはビッチの集団だと罵った。双方、収まりがつかない中、運営局長ダリア・レイが現れ、それならと、なんとムース&スレーター対ザ・システムという2対4のハンディ戦を決めてしまったのだった。

メインで行われたハンディ戦は、当然、数の差を覆し、ムース、スレーターも善戦。だが、最後はアレキサンダーが切り返してスレーターからフォールを奪ってザ・システム勝利。ハンディキャップで仕方ないが、ザ・システム勝利となった。

元TNA世界王者で、元NWA世界ヘビー級王者でもあるEC3(イーサン・カーター三世)のTNA復帰戦が行われた。対戦相手はエリック・ヤングだが、試合前からヤングがEC3を襲撃。そのまま試合がスタートしたが、レフェリーが試合に巻き込まれ、巻き添えで場外に転落。レフェリー不在で試合続行不可能となり、ノーコンテンストとなってしまった。試合後も両者は激しくぶつかり合い、ヤングはEC3を鉄階段に叩きつけ、警備員らに取り押さえられた。
亡くなった設定のアリーを復活させるローズマリーの黄泉の国の旅コーナーでは、なんとかアリーを復活させた。アリーは現世に戻ってきてテッサ・ブランチャード、ミラ・ムーア、ビクトリア・クロフォードに襲い掛かりリングから追放させた。
番組冒頭ではAJフランシスとKCナバロがシングルマッチで対戦。元々、パートナーだったが仲間割れを起こし、KCナバロはTNAから追い出されたのだが、復帰してのシングルマッチとなった。試合は対格差で勝るAJフランシス有利と思われたが、試合中にAJフランシスと抗争中のニック・ネメスがリングサイドに姿を現し挑発。これに気をとられたAJフランシスをKCナバロが丸め込んでフォール勝ちして雪辱を果たした。
■ TNA iMPACT!
日時:2026年04月16日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ衆国ニューヨーク州シラキュース・アップステートメディカルユニバーシティアリーナ
<ハンディキャップマッチ>
○ザ・システム(エディ・エドワーズ&ブライアン・マイヤーズ&ベア・ブロンソン&セドリック・アレキサンダー)
体固め
●ムース レオン・スレーター
<シングルマッチ>
-EC3
ノーコンテンスと
-エリック・ヤング
<シングルマッチ>
○ジェイダ・ストーン
体固め
●タシャ・スティールズ
<シングルマッチ>
○KCナバロ
丸め込み
●AJフランシス
KSW 117Pパウラク盤石防衛、Mハリドヴの挑戦に万雷の敬意 Fデ・フライズは怪物記録更新

(C)KSW
2026年4月18日(現地時間)、ポーランド・ワルシャワのCOS Torwarにて開催されたKSWのビッグイベント『KSW 117: Pawlak vs. Khalidov』は、2大タイトルマッチを軸に大きな熱気を生んだ大会となった。メインではミドル級王座戦、セミファイナルではヘビー級王座戦と、団体の看板カードが揃い踏み。地元ポーランドのファンが詰めかけ、終始大歓声に包まれた。
メインイベントでは、王者パヴェウ・パウラクがレジェンド マメッド・ハリドヴ を迎え撃つ形となった。45歳となったハリドヴは、KSWの歴史そのものとも言える存在であり、その挑戦だけでも大きな意味を持つ一戦である。
試合は序盤からハリドヴが積極的に前へ出て勝負を仕掛けたが、王者パウラクは冷静だった。距離管理とフットワークで打撃をいなし、試合をコントロール。ラウンドが進むにつれて流れは徐々に王者へ傾いていく。4ラウンド、ついにテイクダウンから主導権を握ると、ケージ際で押さえ込みながら強烈なエルボーを連打。挑戦者のダメージが明確になったところでレフェリーがストップし、パウラクがTKO勝利で防衛に成功した。
内容としては王者の完成度の高さが際立ったが、それと同時に、最後まで前に出続けたハリドヴの姿に、会場からは大きな敬意が送られた。KSWの象徴的存在が見せた挑戦は、結果以上の価値を持つものだったと言える。

セミファイナルでは、絶対王者 フィル・デ・フライズ がその強さを改めて証明した。挑戦者マルチン・ヴォイチクを相手に、序盤から圧力をかけてグラップリングに持ち込み、バックを奪取。そのままブルドッグチョークを極め、1ラウンド4分08秒で一本勝ちを収めた。
この勝利によりデ・フライズはKSWヘビー級王座の連続防衛記録をさらに更新。すでに“支配”と呼ぶにふさわしい領域に到達している王者の強さは、この日も揺るがなかった。短時間での決着ながら、その内容は圧倒的であり、観客に強烈なインパクトを残した。
大会全体としては、地元ポーランド勢が中心となりながらも、レジェンドの挑戦と絶対王者の記録更新という対照的なドラマが同時に描かれた構成。KSWという団体が持つ“熱”と“物語性”が凝縮された一夜となった。
そして何より印象的だったのは、勝者だけでなく、挑戦者にも惜しみない拍手が送られたことだ。強さを証明した者と、挑み続けた者――その両方を称える空気こそが、この大会の価値を物語っていた。
KSWは今後も、この熱量を武器に欧州MMAの中心として存在感を放ち続けるだろう。
■ KSW 116: Bartosiński vs. Fleminas
日時:2026年4月18日(現地時間)
会場:ポーランド共和国ワルシャワ・COS Torwar
<ミドル級王座タイトルマッチ>
○[王者]パヴェウ・パウラク(ポーランド)
4R 4分59秒 TKO(エルボー)
●[挑戦者]マメッド・ハリドヴ(ポーランド)
<ヘビー級王座タイトルマッチ>
○[王者]フィル・デ・フライズ(英国)
1R 4分08秒 サブミッション(ブルドッグチョーク)
●[挑戦者]マルチン・ヴォイチク(ポーランド)
<フェザー級>
○ダニエル・ルトコフスキ(ポーランド)
判定3-0(30-27×3)
●オレクシイ・ポリシュチュク(ウクライナ)
<ミドル級>
○アンディ・ヴルタチッチ(クロアチア)
1R 4分54秒 TKO(ハイキック・パンチ・エルボー)
●アルベルト・オジムコフスキ(ポーランド)
<バンタム級>
○マルチェロ・モレッリ(ブラジル)
判定3-0
●ヴェルレソン・マルチンス(ブラジル)
<ライト級>
○ウーゴ・ドゥー(フランス)
2R 4分59秒 TKO(グラウンド・アンド・パウンド)
●ウェリソン・パイヴァ(ブラジル)
<ミドル級>
○ルカ・ヴルタチッチ(クロアチア)
1R 0分45秒 KO(パンチ)
●ヤツェク・ガッチ(ポーランド)
<バンタム級>
○トビアシュ・レ(ポーランド)
判定3-0
●セバスチャン・デツォフスキ(ポーランド)
<フェザー級>
○ナシム・ベルアシ(フランス)
判定3-0
●ヤン・マシェク(チェコ)
ジェイ・ジェイ・ウィルソンが37秒KO PFLベルファストで衝撃決着

2026年4月16日、北アイルランド・ベルファスト — SSEアリーナ・ベルファストに詰めかけた観衆の前で開催されたPFLベルファスト大会は、序盤から終盤まで見どころ満載の一夜となった。

メインイベントでは、無敗のランキング8位ダラー・ケリーに大きな期待が寄せられていたが、ニュージーランドのランキング7位ジェイ・ジェイ・ウィルソンがそれを打ち砕いた。左のボディキックから左フックへとつなぐコンビネーションが炸裂し、試合開始からわずか37秒でケリーをマットに沈める衝撃的なKO勝利を収めた。
この一撃で会場は一瞬にして静まり返り、ライト級戦線全体に強烈なインパクトを残す結果となった。ウィルソンは本来対戦予定だったポール・ヒューズが負傷欠場したことで巡ってきたチャンスを見事にものにした形だ。

地元バリーミーナ出身のリース・マッキーは、PFLデビュー戦でアレックス・ロホレに判定勝利を収めた。序盤2ラウンドは互いにローキックを交えた探り合いとなり、ロホレがケージ際でのコントロールやヒザ蹴り、テイクダウンを織り交ぜて優勢に試合を進めた。マッキーも2ラウンド以降は距離感を修正し、一時的にポジションを入れ替える場面も見せたが、ロホレのクリンチワークが試合を支配する時間帯が続いた。
しかし勝負は最終ラウンドで動く。マッキーが右ストレートでダウンを奪うと、そのまま主導権を完全に掌握。ダースチョークを狙いながらバックを奪うなど圧倒し、ロホレの粘りを振り切って3者とも30-27のユナニマス判定勝ちを手にした。
大会オープニングマッチでは、ランキング2位ドヴレット・ヤグシムラドフがPFL初参戦となるUFC出身のランキング9位タイソン・ペドロに判定勝利。ヤグシムラドフは持ち味のレスリングで試合をコントロールしたが、3ラウンドにはペドロが強烈な一撃でぐらつかせる場面もあり、そのまま猛攻を仕掛けた。それでも最終的にはヤグシムラドフが2ラウンドを制したと判断され、2024年ライトヘビー級ワールドトーナメント優勝以来の白星を手にした。
CMLLユニバーサル王座戦線激化:Bタイガー激闘制し決勝進出!Lゲレーロス貫禄の勝利で会場熱狂

(C)CMLL
大会はメインの9人エリミネーションが大きな見どころとなり、ブラック・タイガーが激戦を制して決勝進出。伝統のアレナ・メヒコらしい熱気とともに、トーナメントの行方へ期待を繋ぐ一夜となった。

9人が入り乱れるサバイバル戦は、序盤から目まぐるしい展開。空中技、丸め込み、乱戦とCMLLらしいスピード感あふれる攻防が続き、次々と脱落者が出ていく。各選手が持ち味を発揮する中、ブラック・タイガーは無理に前に出ず、状況を見極めながら試合を進めるクレバーさを見せた。
試合が進むにつれて消耗戦の様相を呈し、終盤はエスフィンヘとの一騎打ちに突入。観客の大歓声の中、最後はブラック・タイガーが勝負どころを逃さずエリミネートに成功。約30分に及ぶ激闘を制し、堂々の決勝進出を果たした。
戦略と耐久力が試されるトーナメント戦ならではの一戦であり、この日のベストマッチと呼ぶにふさわしい内容となった。

セミファイナルではベテラン同士の因縁が色濃く反映された一戦。序盤からルード同士らしい荒々しい主導権争いが展開され、場外戦やラフファイトも交えながら試合はヒートアップ。インフェルナレスが連携で先手を奪う場面もあったが、ゲレーロス・ラグネロスは経験値の高さで流れを引き戻す。
中盤以降はウルティモ・ゲレーロを軸にした試合運びが光り、ストゥーカJr.、グラン・ゲレーロとの連携も冴え渡る。最終フォールでは冷静な試合運びで相手の隙を突き、2-1で勝利。重厚な攻防が続くセミファイナルにふさわしい内容で、観客のボルテージをメインへと繋げた。
■ CMLL Viernes Espectacular
日時:2026年4月17日(金)
会場:Arena México(メキシコシティ)
<第5試合 2026 CMLLユニバーサル王座トーナメント準決勝 9人エリミネーションマッチ>
○ブラック・タイガー
29分19秒 エリミネーション(最後はエスフィンヘを脱落)
●アクマ カラベラJr.I カピタン・スイシーダ エル・コバルデ エスフィンヘ フェリーノJr. ゲレーロ・マヤJr. イホ・デ・ストゥーカJr.
<第4試合 ベスト2/3フォール 6人タッグマッチ>
○ロス・ゲレーロス・ラグネロス(グラン・ゲレーロ ストゥーカJr. ウルティモ・ゲレーロ)
17分01秒 2-1
●ロス・インフェルナレス(アベルノ エウフォリア メフィスト)
<第3試合 ベスト2/3フォール 6人タッグマッチ>
○ガレオン・ファンタズマ(バルボサ ディフント フリア・ロハ)
16分16秒 2-1
●ロス・ビアヘロス・デル・エスパシオ(フトゥーロ マックス・スター バリエンテJr.)
<第2試合 シングルマッチ>
○ガラ・ネグラ
10分44秒 1-0
●ケイラ
<第1試合 6人タッグマッチ>
○マヒア・ブランカ レイ・ペガサス トルネード
13分15秒 2-1
●キンバ テノチカ ベガス・デプレダドール
AAA戦線激動:アイヴァー圧勝で主導権 サイコ陣営に緊張走るストーリー加速回

(C)AAA
4月18日、メキシコシティでLucha Libre AAA(AAA on FOX)が放送された。
第一試合は、スピードと空中技が交錯するオープニングにふさわしい一戦。3者が次々とダイブや連携を繰り出す中、終盤は一瞬の隙を突いたリンセ・ドラドが的確にフォールを奪取。短時間ながら観客を一気に引き込む華やかな幕開けとなった。

第二試合はミックスタッグらしいテンポの良さとエンタメ性が融合したタイトル戦。ローラ・ヴァイスの打撃とイグアナのユニークな動きが試合をリードし、挑戦者チームの反撃を凌ぎきる。最後は連携からピンフォールを奪い、防衛に成功。王者組の安定感が際立つ内容となった。

第三試合は序盤はサイコ・クラウンがスピードと飛び技で主導権を握るも、アイヴァーがパワーで流れを引き寄せる。中盤以降は力と力のぶつかり合いとなり、観客のボルテージも上昇。終盤、サイコの攻撃を切り返したアイヴァーがスピンバスターで叩きつけ、間髪入れずトップロープからのムーンサルトを投下し決着。パワーと説得力を兼ね備えたフィニッシュでメインを締めた。
試合後はサイコ・クラウン陣営に不穏な空気が漂い、今後の展開を予感させる形で番組は終了。バックステージでの襲撃や内部の緊張関係も含め、ストーリー面の進展が色濃く打ち出された回となった。
■ Lucha Libre AAA(AAA on FOX)
日時:2026年4月18日
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・Gimnasio Olímpico Juan de la Barrera
<第1試合 トリプルスレットマッチ>
○リンセ・ドラド
7分04秒 体固め
●エアロスター ホアキン・ワイルド
<第2試合 AAA世界ミックスタッグ王座戦>
[王者]○ローラ・ヴァイス ミステル・イグアナ
7分54秒 体固め
[挑戦者]●ラ・イエドラ ディナミコ
<第3試合 シングルマッチ>
○アイヴァー
スピンバスター⇒ムーンサルト⇒ 体固め
●サイコ・クラウン