[週刊ファイト9月4日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼海外情報局.835 デスマッチ王ONEルンピニーPFL-TNA-CMLL
他媒体にないタブーなき聖域:知覚の扉を開け!2025年8月21日~2025年8月28日
・カクタス・ジャック:デスマッチの王30年
・オーダー4がリングを占拠!Mサンタナ王座獲りアピールTNA iMPACT!
・重量級三階級のトーナメント王者誕生PFL World Tournament 10
・ミスティコ組がロス・ゲレーロスに勝利!CMLL金曜日定期戦
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カクタス・ジャック:デスマッチの王30年

ミック・フォーリーがIWAジャパンの伝説的試合でテリー・ファンクから「王冠」を受け継いだ瞬間を振り返る。
テリー・ファンクがいなければ、ミック・フォーリーの伝説はこれほど大きくならなかっただろう。
8月20日はIWA川崎ドリームの30周年記念日であり、「キング・オブ・デスマッチ」が初めて誕生した日として永遠に記憶される。
その称号はフォーリーに渡った。カクタス・ジャックこと彼はWCW離脱から約1年後にこの舞台に立っていた。スティングやベイダーとのクラシックな抗争を繰り広げた3年間の活躍の後、フラストレーションが高まり、新たな道を模索していたフォーリーは1995年に「日出ずる国」へと飛び込んだ。独立契約者として自由を謳歌しつつ、師テリー・ファンクと共に新たなキャリアを切り開いたこの時期を、フォーリー自身は非常に愛していたという。大手アメリカ団体に所属していなかったが、自らのスケジュールを組み、収入も管理できたからだ。
当時51歳のファンクは、プロレス再発明の先駆者であり、常に業界の最先端を走っていた。土曜朝のアニメの合間に流れる予定調和の試合ではなく、人々が求めていたのは血と暴力だった。特に日本ではその需要が高かった。
こうしてIWAが主催した「キング・オブ・デスマッチ」トーナメントが1995年8月20日、川崎球場で開催された。メインの目玉はファンクとフォーリーであったが、他にもタイガー・ジェット・シン、レザーフェイス、フリーバーズ後期のテリー・ゴーディらが出場。NWA世界王座戦や若き田尻義博の参戦も大会を彩った。
試合は長くはなかった(決勝も14分弱で終了)が、内容は濃く、流血でキャンバスを染め上げながら新時代の青写真を描いた。フォーリーとファンクはその中心にいた。
ミック・フォーリー&テリー・ファンク ― ゲームを変えた瞬間
フォーリーとファンクは既に日本のデスマッチに慣れていたが、川崎ドリームは「世代交代」を象徴する試合となった。フォーリーはついに「プロレス界のルネサンスマン」であるファンクから勝利を得たのだ。
フォーリーは自身の自伝オーディオブック『Have A Nice Day』で、この試合について解説している。計画ではC4爆破のクライマックスに向かうはずだったが、レスリングの歴史的瞬間の多くがそうであるように、物事は予定通りには進まなかった。
1994年にファンクが大仁田厚と戦ったFMWの伝説的爆破戦のように、試合終盤にリングが爆発する仕掛けだったが、実際の爆発は期待外れで、フォーリー曰く「ローマンキャンドル程度」だったという。観客も失望し、ファンク自身も困惑した様子を見せた。ここでフォーリーは即興的に展開を変える。
フォーリーは血だらけのまま機転を利かせ、バービー線が絡みつくリング上でラダーを使ったエルボードロップを披露。試合の決着自体はやや地味だったが、全体としては歴史に刻まれる名勝負となった。空港で父に迎えられた際、フォーリーは必死に焼け爛れた皮膚を隠したという。
30年後 ― フォーリーが語るファンクとあの夜
30年経った今もフォーリーはあの瞬間を鮮明に覚えている。彼はこう語った。
「キング・オブ・デスマッチ・トーナメントが大切だったのは、勝ったからじゃない。テリー・ファンクの承認を得て勝ったからだ。もしWWEからのオファーがなければ、私は日本を主戦場にして、あの夜テリーから渡された“松明”の威光でキャリアを築いていたはずだ。」
ファンクはプロレス界で永遠に王者のような存在でありながら、マンカインドとしてWWEの「アティテュード時代」を後押しする前から、フォーリーの未来を見抜いていた。
「王に挑むなら、外すな」――テリーもミックも、それを見事に体現した。

オーダー4がリングを占拠!Mサンタナ王座獲りアピールTNA iMPACT!

(C)TNA
8月21日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。
今放送では、番組冒頭で提携団体WWE-NXT所属で現TNA世界王者であるトリック・ウィリアムスが現れ、怪物ムース相手に王座防衛を果たした快挙を誇って自慢を始めたのだった。当然、そこにTNA王座を狙うマイク・サンタナが現れ、ウィリアムスに王座挑戦を迫る。サンタナはスラミバーサリーでの王座戦はトリプルスレッドマッチで、自分がフォールを奪われていない(サンタナがジョー・ヘンドリーを仕留めたところ、ウィリアムスが割って入って漁夫の利でフォール勝ちした)ので、王座挑戦の権利があるとアピール。
番組ディレクターのサンティノ・マレラも当然、それを支持するも、ウィリアムスは王座防衛後50日間は防衛戦を行わなくていいと契約書にあるとうそぶき、難敵サンタナの挑戦を拒否したのだった。ウィリアムスはすぐに挑戦を受けてもいいが、サンタナが家族の前で負ける姿を見せるのは可哀そうだからと挑発すると、サンタナが怒って襲い掛かる。ウィリアムスはすぐに逃げ出したのだった。

ウィリアムスは、仲間であるAJフランシスと共に会場から逃げ出そうとするが、そこに番組ディレクターのマレラが引き止め、50日間防衛戦を行わないは改めて弁護士と相談するが、それとは別に普通に試合には出てもらうと告げる。そして2025年8月28日放送回でウィリアムスはAJフランシスと組んで、サンタナ&パートナー(未定)と試合してもらう事を告げたのだった。
ちなみに放送契約が危機にあるTNA、いよいよWWEの傘下団体扱いで、現在NXTを放送しているCWネットワークに移籍して、水曜夜のDynamiteにぶつける噂も出回っている。それが証拠に、今回の番組にはWWEのアナウンサーが出てきて「いよいよなのか」という・・・。
また、「50日間は防衛戦を行わなくていい」と言う事は2025年10月に開催される年間最大大会BFGで王座戦がどうなるかという事になる。いろいろ考えさせられる番組構成なのだった。

メインではザ・システムがWWEヒール軍の侵攻に立ち上がりフェイスターンした事により、逆にムスタファ・アリ率いるオーダー4と因縁が生まれ、6人タッグマッチで激突する事になった。ザ・システムのムース、ブライアン・マイヤーズは、同じくWWEヒール軍撃退に立ち上がったマット・カルドナと組み、オーダー4(ムスタファ・アリ&ジェイソン・ホッチ&ジョン・スカイラー)と対戦した。
試合は6人が入り乱れる展開の中、最後はザ・グレート・ハンズ(ホッチとスカイラー)がブライアン・マイヤーズにザ・フェイバーで叩きつけてフォール勝ちとなった。試合後もアリ率いるオーダー4の暴走は止まらず。アリは仲間のシークレットサービスを呼び込み、ムースを羽交い絞めにして椅子で攻撃しようとするも、ここでJDCが救出に入った。
JDCはオーダー4を蹴散らすものの、アリの仲間であるエージェント・ゼロが現れ、JDCにヘッドバットからチョークスラム、そして椅子攻撃でノックアウト。リングはオーダー4に占拠されてしまった。
■ TNA iMPACT!
日時:2025年8月21日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国TVテーピング
<6人タッグマッチ>
○オーダー4(ムスタファ・アリ&ジェイソン・ホッチ&ジョン・スカイラー)
体固め
●ザ・システム(ムース&ブライアン・マイヤーズ) マット・カルドナ
<シングルマッチ>
○フランキー・カザリアン
体固め
●ジェイク・サムシング
<次期ノックアウト王座挑戦者決定戦>
勝者:ジョディ・スレット
参戦選手:
シア・ブルックサイド キラー・ケリー ダニ・ルナ ローズマリー インディ・ハートウェル
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8月22日(金)タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された『ONEルンピニー/フライデーファイツ121』。メインはバンテージ・ムエタイTHAI FIGHT中重量級で外国人選手相手にほぼ無敗の活躍をしたテングヌン(タイ)が無敗の新鋭マクシム・バフティン(ロシア)の回転肘でKO敗け。
日本から参戦の吉成士門と奥脇竜哉のエイワスポーツジム2選手はKO勝で、日本を代表するムエタイジムの実力を発揮した。
