80年代から90年代にかけて全日本プロレスのリングに参戦していた米国のプロレスラー、クリス・ヤングブラッドさん(本名クリス・ロメロ)が7日に死去したと海外の複数のメディアが伝えた。55歳。死因は不明とされる。
84年にプロレスデビュー、87年11月に兄のマークと共にインディアンギミックの善玉レスラーとして全日本プロレスに初参戦、息のあったインディアン殺法で人気を博した。その後プエルトリコのWWC世界タッグ王座を獲得、90年代にはWCWにも参戦した。
92年1月に再来日、全日本のマットでスタン・ハンセン、アブドーラ・ザ・ブッチャーらと対戦、90年代の後半にもFMWにシングルプレイヤーとして来日参戦を果たした。
引退後もインディー団体を主宰するなどプロレスの裏方業を続けていた。
父親は故リッキー・ロメロ。
なお全日本プロレスは、7月11日大阪大会第一試合開始前に、パトリオット選手(本誌表記ペイトリオット)、クリス・ヤングブラッド選手の追悼セレモニーを執り行うと発表した。
当日会場ロビーには追悼ブースが設けられ、両選手を偲ぶ写真やパトリオット選手が試合で使用したマスク、クリス・ヤングブラッド選手が使用したインディアンコスチュームの羽根飾りなどが展示される。
献花台の設置はない。
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